前歯もう一本もグラグラ〜
もう少しシドニーにいたいと自分で決めた娘ですが、そろそろ里心ついてきたらしい。
近くの公園の桜と乙女椿。
もう春だな〜と思っていたのに、みぞれも降った春分の日の今日、シドニーの山でも1日雨だったらしい。
放課後、公園で遊ぶこともできず、お家でじっとしているのに飽きたせいもあるのか、「ママ、今、お迎えに来て!と東京に帰りたい!」と
ぐずりました。
子供ミュージカル「かいけつゾロリ」を見て来ました。
とくに今日は、帰国していたはずの娘と、双子の甥っ子を連れて子供ミュージカルに連れて行く予定だったのです。
子供達に大受けしてました!
ビデオ電話をした時に、もう劇場にいた私たちを見た娘「いいな〜、私もミュージカル見たいな〜」とさらに里心が刺激された様子。
色々作りました〜!
来週の頭に帰国予定ですが、夫はどうやらもう1週間ほど延期したいらしい。「保育園のお友達は、同じところに住んでるんだから
いつでも遊べるでしょ」と話しているのですが、「私は保育園のクラスの中で、先生とみんなと一緒に過ごしたいの。だって保育園は
もう終わっちゃうんだよ!」と娘は断固反対らしい・・・。
珍しく形のある(?)絵を描きました。
マイレージのチケットがなくなってしまい夫が諦めるか、その前に娘が折れるか、さてどうなりますやら??
ところで、先日、ふと思い立ってブルーノートでアンナ・マリア・ヨペック&クローケのライブを見て来ました。
たまたまライブスケジュールを見ていたら、「ポーランドを代表するシンガーソングライターが同国屈指のユニットと
贈るワン&オンリーの音世界」とあり、興味を持ったのです。
ポーランドを離れて久しい夫でさえ「その名前、聞いたことある。かなり前から有名だよ」と言ってました。
マリア・アンナ・ヨペックさんと。
いやあ、まさにこのコピー通りの素晴らしいライブでした!
変幻自在なアンナ・マリアさんの歌声に、アコーディオン、ベース、ドラム、エレキバイオリンという構成のユニットのクローケが
混ざり、アラブ世界のうねるような旋律があったかと思うと、ネイティブ・アメリカンの儀式のような音が広がり、かと思うと
ブルガリアン・ヴォイスのような独特の地声が重なるハーモニーに変化し・・・なんとも独特の国籍不明な、あるいはあっという間に世界を闊歩した
ような音世界にどっぷり浸かり、「もうこの世界、好きすぎる!」とうっとり。
CD "Minione"、サインもしてもらっちゃいました!
ライブに感動して購入したCDは、ゴンザロ・ルバルカバとのデュオで、ライブとは全く違う世界観で、しっとりとしたアンナ・マリナさんのボーカルが
静かな大人の夜に染み渡る、これはこれで素敵です。
パット・メセニーとの共演アルバムもある彼女、ショパン音楽アカデミーでクラシック・ピアノを学び、マンハッタン音楽学院のジャズ・クラスも受講したという経歴の持ち主で、かなり範囲の広いミュージシャンのようです。
もう東京でのライブは終わってしまいましたが、いつかまたこのクローケとの組み合わせのライブに行きたい!!