今宵の友は1996年制作の「身代金」
一人息子を誘拐された父親と犯人の駆け引きを描いたサスペンス。1956年の「誘拐」を現代風にアレンジしたリメイク版だが、スリリングなストーリーと意表を突く展開で見応えのある作品に仕上げてある。
全米屈指の航空会社に成長したエンデバーの社長トム・ミューレン(メル・ギブソン)は、現在の裕福な生活を守る為、収賄さえも厭わず行なっていたが、表立つ事の無いよう巧みに立ち回ってもいた。そんなある日、息子ショーンが何者かに誘拐され、身代金を要求する電子メールが送られてくる。金で解決できる事ならとトムは要求通りに身代金を払おうとするが、息子の身を案じる妻のケイト(レネ・ルッソ)はFBI に事件を委ねることを望み、FBI が到着するが・・・という展開。
M・ギブソンもさることながら、ゲイリー・シニーズの演技が光る作品で、なかなか面白い。ただ、誘拐の目的というか意図(一応、身代金は要求するんだけど・・・)がはっきりしないまま結末を迎えるのが、ちょいすっきりしない。全体的には、それなりに観て楽しめるようになっている。
一人息子を誘拐された父親と犯人の駆け引きを描いたサスペンス。1956年の「誘拐」を現代風にアレンジしたリメイク版だが、スリリングなストーリーと意表を突く展開で見応えのある作品に仕上げてある。
全米屈指の航空会社に成長したエンデバーの社長トム・ミューレン(メル・ギブソン)は、現在の裕福な生活を守る為、収賄さえも厭わず行なっていたが、表立つ事の無いよう巧みに立ち回ってもいた。そんなある日、息子ショーンが何者かに誘拐され、身代金を要求する電子メールが送られてくる。金で解決できる事ならとトムは要求通りに身代金を払おうとするが、息子の身を案じる妻のケイト(レネ・ルッソ)はFBI に事件を委ねることを望み、FBI が到着するが・・・という展開。
M・ギブソンもさることながら、ゲイリー・シニーズの演技が光る作品で、なかなか面白い。ただ、誘拐の目的というか意図(一応、身代金は要求するんだけど・・・)がはっきりしないまま結末を迎えるのが、ちょいすっきりしない。全体的には、それなりに観て楽しめるようになっている。