今宵の友は1989年制作の「バロン」
18世紀に実在した伝説的人物バロン・ミュンヒハウゼン(ほらふき男爵といった方が認知度高い)の奇想天外な活躍を描いたファンタジー・アドベンチャー。実在とは言え、全て本人が語った話ではなく、後世の脚色が多く加味されドイツ民話として伝承され、映像化も何度もされている。
トルコ軍との戦争を繰り返すドイツの小さな町で、舞台劇としてバロンが上演されていた。貧困と飢えに苦しむ人々の束の間の笑いで場内が包まれていた時、一人の男が乱入してくる。誰あろう、この男こそ本物のバロン・ミュンヒハウゼン(ジョン・ネヴィル)であった。そしてトルコとの戦争の発端は自分あると言い、その訳を話し始めるが、誰にも相手にされない。しかし、唯一、少女サリー(サラ・ポリー)だけが話を信じて・・・という設定。
荒唐無稽な話と展開だけど、とっても面白い。SFXとかは、いかにもだけど逆にそれが味になっていて違和感無しに観られる。ボッティチェルリの絵画「ヴィーナスの誕生」を描いたシーンは、映像も音楽も素晴らしい。何と言ってもヴィーナスを演じる若き日のユマ・サーマンが美しすぎる。
18世紀に実在した伝説的人物バロン・ミュンヒハウゼン(ほらふき男爵といった方が認知度高い)の奇想天外な活躍を描いたファンタジー・アドベンチャー。実在とは言え、全て本人が語った話ではなく、後世の脚色が多く加味されドイツ民話として伝承され、映像化も何度もされている。
トルコ軍との戦争を繰り返すドイツの小さな町で、舞台劇としてバロンが上演されていた。貧困と飢えに苦しむ人々の束の間の笑いで場内が包まれていた時、一人の男が乱入してくる。誰あろう、この男こそ本物のバロン・ミュンヒハウゼン(ジョン・ネヴィル)であった。そしてトルコとの戦争の発端は自分あると言い、その訳を話し始めるが、誰にも相手にされない。しかし、唯一、少女サリー(サラ・ポリー)だけが話を信じて・・・という設定。
荒唐無稽な話と展開だけど、とっても面白い。SFXとかは、いかにもだけど逆にそれが味になっていて違和感無しに観られる。ボッティチェルリの絵画「ヴィーナスの誕生」を描いたシーンは、映像も音楽も素晴らしい。何と言ってもヴィーナスを演じる若き日のユマ・サーマンが美しすぎる。