あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

あいかわらずのマスコミ、評論家、文化人、芸能人コメンテーター(久米宏の顔に現われたこわばり)

2005-09-15 14:31:28 | 政治・経済
 マスコミは今回の選挙結果を反省して、少しは小泉、与党批判が出て来るかと思えばどうもそうではないようで・・。相変わらず「勝てば官軍」、「弱肉強食」、視聴率至上主義、スターシステム等で動いているようで、選挙で国民からのお墨付きが得られたとばかりの、あまりにもあからさまでおめでたい現状肯定的態度が目に付く。「判官びいき」という言葉はこの国ではもう死語なのかと思う。民主党が判官かどうかは別にして。
 例えば、昨日のTBSの「朝ズバッ!」に片山さつき、佐藤ゆかり両氏が出演していたが、司会のみのもんたの政治家へのインタビューとは思えないはしゃぎっぷりなどは見ているこちらが恥ずかしくなって、腹立たしくて途中でチャンネルを替えた。
 (大体、TBSは何でこの時間帯にみのもんたを持って来たのだろう。前の、ラサール石井がやってた頃がずっとよかった。朝からみのさんというのは、朝からお肉みたいな感じでちょっといただけない。)
 同番組、今日は、民主党の党首選の話題だったので、民主党の若手議員が何人か出ていたが、もっと他に誰かいなかったんだろうか?という人選だった。松下政経塾出身の前原誠司氏が若手の推薦で出馬の意向とのことだが、松下政経塾と言えばあの「総理、ほめて」発言の高市早苗が思い浮かんで、それだけでだめなんじゃないのと思ってしまうが・・。
 
 アメリカではブッシュの人気が順調に落ちているみたいで、彼我のマスコミのクオリティの差を思い知らされる。お愛想笑いも親父ギャグもいらないから、せめてもっと真摯であれと思う。(みの氏の真摯は怖い気もするが。)この何日間かの日本のマスコミで一番本音が出てたかなと思ったのは、9月11日のTBSの選挙の特番で開票が進むにつれてこわばっていった久米宏の顔である。あの早口で何か気の利いたことを聞いてやろうというコメントではなく、彼の困惑が現われていた顔に、この選挙期間中でもっとも正直なマスコミ人の表情を見た気がした。久米宏が好きかどうかは別にして。


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