点数。。

　先のGPFで羽生選手の演技と得点についての私の感想を少しだけ書かせてもらいます。

　ジャンプとスピンと身体の柔軟性は素晴らしいと思う。去年より表現もよくなってきているとも思う。

　しかし、世界最高得点などと煽られると、う～んと思わずにいられない。

　過去のオリンピックの金メダリスト、ヤグディンのFS「仮面の男」はいまでも語り継がれる名演技なのですが、

　そして彼がいま競技に出てきてもいまの羽生やチャンほどの点数は出ないだろうけど、

　羽生君の「 ロミオ 」がそこまでの名プロになるかというと、もしこの勢いで勝てたとしても、

　凄いねというだけで「 仮面 」のような感動を与えるプロにはならないと思う。

　まぁ、よく点数が出るように考えられてるねとは思う。

　しかしスケート表現の成熟度や滑りにおいてまだまだの選手に何故あれほどの高得点を与えるのかが不可解なのだ。
　
　そしてそれがいまの採点方法で、それが現在のフィギュアなのだと言われれば

　男子フィギュアはつまんない競技になっちゃたなぁと思わずにいられない。