あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

猫も杓子も・・

2008-07-05 16:27:39 | フィギュアスケート
 少々、皮肉っぽく感じられた方にはご容赦を願いたいと最初にお断りをしておきますが、このタイトルの意味は、最近の日本のフィギュアの有名な選手たちの間の我も我もという、モロゾフコーチ人気のことなのですが、もちろん、高橋大輔ファンとしては、心穏やかに見守るというほど心が広くない私としては、モロゾフの指導を受けたからと言って、全員がトップになれるわけではない、ということは言っておきたいわけです。

 で、先日のドリーム・オン・アイスも見逃してしまいまして、ネットの動画で何人かの選手の演技をあわててチェックしたのですが、問題の、織田選手、モロゾフっぽい選曲で、以前のプログラムに感じられた、ユーモラスというのか、取りようによってはあざとく思えるような感情表現が見られなかったのはよかったし、スピンに関しては高橋よりバラエティがあると思う。ただ、ジャンプ、ステップに関しては、現在のレベルでトップに行くのは難しいと思う。

 で、高橋ですけど、「バチェラレット」の宮本賢二さん振り付けの新SPということですが、エキシビションナンバーの「バチェラレット」は凄く好きなのですが、今回のSPが競技で実際に勝てるプロかというと、少し弱いような気がします。タンゴということですが、クラシックのほうが審判の受けはいいような気がしますし、ステップシークエンスが、やはり弱い。確実に加点を期待できるあの技術が生かしきれてないのが勿体ない。モロゾフと違って、宮本さんとは友達感覚で話し合ってできるのかもしれませんが、本人のやりたいことが、客観的な高評価につながるとは言えないので、タンゴは彼の個性に合っているとは思うけど、モロゾフのプログラムと比べると、何かが足りない感じ。

 あとは、タラソワコーチになった浅田真央は、演技に、うまく言えないけど、以前には感じられなかったある種のムードが加わっていて、このまま行くと、よい方に化ける予感がします。

 私は、今でも、モロゾフのバンクーバーまで決められていたという高橋のプログラムを観たい!と思っているので、応援はこれからもしていくと思いますが、なんだかな~という気持ちは払拭できてないです。