あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

選手&監督にとってナイーブさとは?

2005-02-18 14:23:53 | サッカー
 古い話になって恐縮なんですが、アテネオリンピックの代表チーム監督で現ジュビロ磐田監督の山本さんについて(オリンピック前には、アテネオリンピック代表チームを史上最強、そして山本監督をA代表の監督にという持ち上げられ方だったのを思い出すけれど、)たしか、オリンピック前の壮行試合後のインタビューだったと思うけれど、サポーターたちから送られるエールに感激したのか、涙ぐんで感激のあまり言葉につまってしまった様子がテレビに映し出されていて”ん?大丈夫だろうかこの人は?”と思ってしまったのを覚えている。代表監督にしては、あまりにも”ナイーブすぎる!”という印象だった。トルシエは(彼の全てを肯定しているわけではなかったが、)そんな姿は見せなかったと思う。そういうナイーブさというのはタフさが要求される代表監督にとってはマイナスでしかない気がした。果たして、結果はどうだったか・・・。
 そして、スポーツ選手にとってもそういうナイーブさというのは克服するべきものに思われる。現在の代表で、私がナイーブな感じがして気になるのは高原選手だ。2002年の時はすごく気の毒に思ったけれど、そして今回にかける彼のモチベーションの高さもすごくわかるけれど、最近、彼が代表で結果を出せてないのは、彼のナイーブさがひとつの原因なんじゃないかなという気がしている。勿論、そういうことを気にしないずぶとさがあれば大丈夫な気がするけれど、彼のドイツW杯にかける個人的な思いが強過ぎることからくる焦りが、代表でいまひとつ結果を出せてない原因のような気がするし、それは、彼のナイーブさに原因があるような気がしている。
 ”タフ”な選手は誰かと言われると、やっぱり真っ先に思い浮かべるのは、中田英寿選手だ。彼の場合”タフ過ぎるよ、君は”と言いたいくらい。余計なお世話ながら、自分に合わないチームでいつまでもがんばらないで、さっさと移籍すればいいのにと無責任な感想を抱いてしまうことがしばしばだ。
 それはさておき、高原選手がこれから先、活躍できるかどうかは、彼のナイーブさの克服にあるような気がしている。
 

評論にもっと品と成熟を

2005-02-18 01:44:14 | サッカー
 日本のサッカー評論というのかな、あんまり信用してないですね。サッカー専門誌とかスポーツ誌とかでも「?」な記事とか結構あるし、まだまだ成熟してないと思う。そんな中で、やっぱり、リトバルスキーとか、ピクシーとかベンゲルとかのコメントを読むと「はい、はい」と納得するんですよね。私がいやなのは、ライターでも解説者でもサポーターでも選手を小バカにしたようなコメントをして優越感に浸っているようなコメントを見たり聞いたりした時。少なくとも上記の三人の解説を読んでそんないやな気分になったことはないし、批判の仕方にも品があるし、見当はずれな思い込みコメントとは多分に一線を画していると思う。無理かもしれないけれど、見習ってもらいたい。