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平成25年度入試 合格体験記 最終回

2013-01-21 11:17:00 | 2013年度(平成25年度)小学校受験

「テストできなかった。途中でトイレに行きたくなって…」
第一回目入試を終えて戻ってきた子どもの第一声。
引率の先生からも最後の試験中にトイレで吐き、保健室で体温を測ったという報告を受け愕然としてしまいました。

我が家が小学校受験を決意したのは、開智の学校説明会で校長先生の話を聞いたことがきっかけでした。
是非この学校に子どもを通わせてみたい、そう思ったのです。
そして、年中の2月から某大手幼児教室へ通い始めました。
通い始めた頃は他のお子さんたちに比べ自分の子どもができないのは歴然でした。
始めたのが遅かったのだからそれも当然、そのうち追いつくだろうと安易に考えておりました。
ところが、成績はなかなか上がらず、入試前の最後の模擬試験でも合格ラインギリギリの成績で、全力を出しきってもやっとかという状態でした。

そして迎えた第一回目入試での途中棄権。
本人も相当緊張していた結果でのこととは言え、私たちに親にとってこの報告は大変ショックでした。
不安な気持ちのまま迎えた発表の日。
やはり子どもの番号はありませんでした。

合格発表後…
「もともと合格してもギリギリだったんだから、マラソンのゴールが延びたと思って、一回目は中間地点だと考えようよ。二回目入試まで残された時間でできる限りのことをしよう!」
皆で気持ちを切り替えました。
とにかく二回目入試の情報が欲しい!
子どもが通っていた幼児教室では二回目入試の情報は少ないようでした。

そんな時、心に響いたのがアヤアカデミーのブログでした。
そこには一回目入試不合格の後、二回目で合格したという「合格体験記」がありました。
アヤアカデミーの存在は当初学習塾を決める際にネットで探しているときから知っていましたが、共働きのため時間が合わず通うのをあきらめていました。
しかし残された時間はごくわずか。
とにかくできるだけのことはしてみよう。
アヤアカデミーの生徒でもなく、残された指導期間もわずか1か月半しかありません。
受け入れてもらえないのではないかという不安を持ちつつ、藁をもつかむ思いで先生にメールしました。
すると…
「お子さんを連れて面談に来てください。できる限りのことはご協力しましょう。」
というお返事でした。

それからは、共働きの私たち親の代わりに祖父母に送迎を協力してもらったり、仕事を早退したりしながら通うことができました。
教室では、ペーパーAとペーパーBと制作に特化した内容の授業とその予想問題を行い、宿題は制作の課題とペーパーでした。
家庭では、毎日制作を一つ、そして先生が作成した予想問題を大量にコピーし、それをひたすら反復しながら正答率と解答のスピードを上げるという方法をとりました。
子どももアヤの授業にすぐ慣れて、最初は全くできなかった問題も反復しているうちにできるようになっていきました。
そして、一回目のときは半分捨てていたはずのペーパーBが1か月後には、びっくりするぐらい伸びて得意科目となっていました。
本人も今までわからなかった問題がすいすい解けるようになったので得意げでした。
試験前の最後の授業のとき。
先生からぺーパーBについてはアヤの生徒は全員問題ないとの言葉を頂いて、アヤアカデミーを選択したことは間違いではなかったと思いました。
そして、神棚で毎日拝んで下さっていたという絵馬の消しゴムとおまじないの薬の処方箋(実はラムネ)2日分を、先生は手渡して下さいました。

そして迎えた二回目入試。
本人の得意そうな顔を見て、一回目とは明らかに違う手ごたえを感じました。
結果、無事合格することができました。
合格倍率をみてアヤを選択していなかったら合格は厳しかったかもしれない、アヤを選択して本当に良かったと改めて思いました。

先生、試験まで1か月半という厳しい状況のなか、子どもを引き受けて頂き本当にありがとうございました。
心より感謝しております。

Y.K.


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