年少の冬に開智望小学校を知り、「ここなら受験させてみたい…」と自宅でのんびり準備を始めました。
しかし、「ペーパーB」という「自力で考え抜く力」を試される特殊な問題を見て、家庭で親が指導するのは至難の業だと感じ、年中秋からの通塾を検討している時でした。
ですから、アヤアカデミーをお友だちから教えていただいたときは、ある種の運命のようなものを感じました。
すぐにブログを拝見してみると、1回90分という短時間で、かつ受講料もリーズナブルなのに、その指導内容は非常に濃く、開智独特の問題の対策や、自己発信の指導などもしていただけるとのこと。
何よりも、論理的でサバサバとした先生の性格と、「勉強は楽しく!」というモットーが、我が家の教育方針とも重なり通塾を決めました。
100点取るとシール1枚、シール10枚でおもしろ消しゴムのガチャ!というご褒美も娘には魅力的だったようです。
(シールを貰えない「到達度チェックテスト」の時だけ、通塾を渋りました…笑)
ペーパーの後には必ず制作をしてみんなの前で発表。
そしてフィードバック中は折り紙。
基本の知識は勿論、論理的思考力や空間認識力を高める遊びの数々、グループワーク、プレゼンテーションの練習。
子供を飽きさせず、さらには様々な具体物に触れられるようにも練られたカリキュラムは、確実に娘の力になっていきました。
アヤアカに通うまでは、積み木やブロックにほとんど興味がなく、四方観察や図形問題の正答率はボロボロでした。
そこで、先生おススメのブロックやパズルを購入し、時間を計ったり一緒に考えたりしながらやっていくうちに、段々と図形感覚が磨かれ、難しい問題でも解けるように!
自宅で取り組む際も、本番を見据えて1問ごとに時間制限を設け、スピードアップを図りました。
さらに望クラスでは、クラスのみんなと協働して行う「探究グループワーク」の時間があります。
最初は苦手だった娘も、場数を踏むごとに次第に話し合いの場で発言できるようになっていきました。
そして、夏休みが終わる頃には、沢山の苦手があった入塾前と比べると、見違えるほど頼もしくなりました。
おそらく、先生もやきもきさせられたのではないでしょうか?
試験直前には何度も「気迫が足りない!」と檄を飛ばしてくださいました。
「間違いに気付いたけど直す時間無かった…」
「答えが無かったから途中で止まっちゃった…」
うっかり連発な発言で親はヒヤヒヤしましたが、無事に合格をいただけて本当に良かったです。
私立小学校に進学するか否か、から始まり、娘のモチベーションをどのように維持し受験本番を迎えるのか…
小学校受験は、夫婦で沢山話し合い、対策を練り、家族みんなで一緒のプロジェクトに挑むことができた貴重な時間でした。
塾に通わずに家庭で…と考えていた時期もありました。
でも、アヤアカに通わなければ手を付けなかった分野、知らないままだったことも沢山あります。
苦手だから…興味を持たないから…と、そのままにして、娘の興味や能力を伸ばしてあげる機会を逸していたかもしれません。
アヤアカで出会った素敵なお友だち、温かい保護者の皆さまも、私たちの宝物の一つです。
先生には、毎週、熱く的確なご指導をしていただき、合格に導いてくださったことを心から感謝しております。
本当に有り難うございました。