智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

風の旅人

2008-11-27 07:34:20 | 風の旅人
息子は「一人旅」が大好き
誰にも何にも束縛されることなく、好奇心の赴くまま自分の思うように好きなようにしたい、ある意味自己チュ-な「風の旅人」

小学校1年生(6歳)の時、大阪の叔母さん(主人の姉)のところへ新幹線で1人旅して以来、主人の実家である徳島まではもちろんのこと、近場でもいろいろな場所へ「旅」をしています。
去年の夏も、受験生だと言うのに1人で徳島へ帰省したり「江ノ島水族館」へ行ったり…

旅に出る前には、まず自分で「行程」を組み立てます
ネットで検索しながら、目的地とそこに辿り着きいろいろ体験して家に戻ってくるまでの交通手段や乗り換え方法などを自分で決めます。
そして、かかる交通費や食事代などの必要資金を算出して、ハハに請求してくるのです


そんな息子が、22日…
「お母さん、明日、長瀞に行きたいんだけど…」
「(また来たか…)何言ってんの期末が近いっちゅうのに
「ちゃんと勉強するから…」
「…そんなこと言って、いつもチョロっと申し訳程度にしかしないじゃん
「やるよー」
「ダメーーー
「…………」
「……じゃぁ、24日は期末テストの勉強をするのが条件だからねっ

…甘いなぁー

長瀞(ながとろ)と言えば、奥秩父の渓谷
相当昔、家族で一度だけ訪れたことがあります。
今ごろは紅葉が見頃。
観光名所の「岩畳」周辺を始め、ライトアップされた「月の石もみじ公園」など、見どころがたくさん

http://www.nagatoro.gr.jp/

6:22 東川口発 武蔵野線 6:29 南浦和着 乗り換え
6:32 南浦和発 京浜東北線 6:41 さいたま新都心着 乗り換え
6:50 さいたま新都心発 高崎線 7:33 熊谷着 乗り換え
7:38 熊谷発 秩父鉄道 8:33 親鼻着
その後、荒川ライン下りに乗船して長瀞まで行き、岩畳周辺を散策。
再びライン下りで終点まで行き、無料送迎バスにて長瀞駅まで戻る。
長瀞からは秩父鉄道に乗り、熊谷まで行き、帰途に着く。
東川口着は、19:00頃の予定…

息子の立てた「行程」はざっとこんなカンジです。
算出した交通費、〆て4690円
「じゃあ、お昼代とあわせて5000きっかり。あとは自分で考えて何とかしなさい」

さて、23日の朝、ちゃんと6時前に起きて出かけていった息子。
その後の息子の「足取り」です。

芥川龍之介作「トロッコ」風に、どうぞ


少年は予定通り「親鼻」に到着した。
早朝で、辺りに人影は全くない…
「荒川ライン下り」の乗船所は一体どこだろう?
みしみしと凍てつくような冷気の中、しばらく途方に暮れ、立ちすくむ少年。
何分待っただろうか、向こうから秩父鉄道に乗るであろう1人の男が歩いてきた。
「あのーすいません。荒川ライン下りの乗場はどこか知りませんか?」
「ああ、それならこの先の自動販売機のところを右に曲がって下りていったところだ」

少年は教えられた通りに歩いて行った。
やがて「ウォータパーク長瀞 ライン下り乗船場」の看板が見えてきた。
近づいていくと、なにやら「ガー、ガー…」という大きな音がする。
大型トラックに積まれた観光船が、クレーンで吊り上げられ川へ下ろされているところだった。
絶妙なバランスで固定され、トラックにうず高く積み上げられた3~4艘の手作り舟。
それを何とはなく下から見上げていると、背後から男の声がした。
「おい、そこのおまえ、おまえもやるか?」
船頭の1人だった。
「えっ、あっ、はぁ、…」
少年は本意とも不本意とも取れそうな曖昧な返事をしたが、船頭は少年のそんな躊躇など一向に気にする風もなかった。
そして、そうすることがまるで日課であるかのように、次から次へと指示を出した。
舟にシートをかけたり救命胴衣をとりつけたりするのが少年の仕事だった。

「そろそろ昼飯にするか…」
船頭の言葉でもう「昼」だとわかった。
「昼」だとわかった瞬間、空腹が少年を襲った。
「おまえ、昼飯は持ってるのか?」
「あっ、いえ、実は、金足りなくって…」
「そうか、なら、昼飯おごってやるゾ」
「えっ?いいんですか?」
周辺には、おそらくそこしか「店」らしきものは見当たらない。
その「店」でムスビを2個とパスタを買ってもらい、もくもくとほおばった。
「おまえ、どこから来たんだ?」
今更のような船頭の質問に一つひとつ丁寧に答えながら、今の自分が置かれた境遇が、少年には何だか楽しくて仕方がなかった。

西日の光が差してきた。
「おまえ、今日はよく手伝ってくれたな。もういいから、帰れ。舟に乗せてやるから」
船頭の1人が言った。
少年は舟へ跳び乗った。
舟は最初おもむろに、それから見る見る勢いをつけて、一息に川を下り出した。
その途端に周りの風景は、たちまち両側へ分かれるように、ずんずん目の前へ展開して来る。
顔にかかる水しぶき、舟べりをたたく怒涛。
船頭は少年のためにわざわざスリルのあるコースを下ったのだった。
少年はほとんど有頂天だった。

終点の船着場に到着すると、そこから長瀞駅行きの無料送迎バスが出ていた。
船頭は少年と一緒に送迎バスに乗り込み、長瀞駅まで見送りに来た。
「じゃあな、今日はありがとよ!気をつけて帰れよ」
熊谷までの切符を買い、無造作に渡すと、船頭は足早に戻って行った。

秩父鉄道の車窓に流れる紅葉を見ながら、自然に顔がほころぶのを、少年は必死でこらえていた。



「じゃあ、渡した5000円のうち、使ったのは2000円だけなんでしょ3000円返しなさい
「もう銀行に預けてきた」
「ナニ~~~


「勤労感謝の日」に「勤労」してきた息子。
まっ、いっかーーー

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ミニマラソン大会

2008-11-26 07:35:27 | 開智っ娘
先週金曜日、娘の学校で「ミニマラソン大会」がありました。

プライマリーには普通の「体育」の時間とは別に、1~4年生が参加する「Team体育」の時間というのがあります。
この「Team体育」の時間では、ドッヂボールのようなチームプレーなど、「異学年」を生かした形の「体育」を行います。
今回の「ミニマラソン大会」は今年が初めての試みだったようです。

ウチの娘は、この「Team体育」の時間がダーイスキ
毎週毎週楽しみにしています。
上級生のお兄さん・お姉さんたちと「勝負する」のが楽しいみたい…

「ミニマラソン」
これは、1周100メートルのグラウンドを走るものです。
1・2年生… 8周
3・4年生…10周
ポイントは3つ
ペース配分を考えて走ること
ライバルを決めてついていくこと
最後まであきらめないこと
レースは3つのティームの混合で男女別で行われます。
つまり、娘の場合だと、3ティームから1・2年女子が5名ずつ集まり、合計30人でレースが行われるわけですね。
そして、6位までが入賞。
賞状が出ます。

さて、ミニマラソン当日…
張り切って出かけていった娘…
結果「1・2年800m女子の部」
練習の時も、どうしても勝てなかった2年生女子。
本番でもダントツに早かったみたい
でも、2年生が15人もいる中で、2番なんてスゴイじゃない
ハハより相当「持久力」あるわー

ハハの場合、どっちかと言うと「長距離」よりは「短距離」
ン十年前の「鳥取市小学生陸上競技大会」400mリレーにおける大会新記録の持ち主
高校の時は50m=「7秒5」
陸上部に続き校内順位

ところが、確か1500mの持久走では30番台だったような記憶が
中学生の時も「持久走」が大キライで、何でこんな寒い中(大体冬にやるので…)わざわざ苦しい思いをしなきゃならんのかっって思ってました


そんな私が、一念発起してチャレンジしようかと思ったのが…
2007年2月の「第1回東京マラソン」10キロの部
応募してからは、半年で10キロダイエットに成功
(マジですよ、マジ
妊娠前の体重に戻し、体脂肪率を16.8%まで落として鍛えていたのに…

抽選落ち
がーーーん

10キロの部は定員が5000名で、確か倍率が2~3倍でした…
それからというもの、ヤケになって
…リバウンド
それ以来、2008年も2009年も「東京マラソン」には応募していません。
年々、倍率もアップしているとか聞くし…


先日、11月23日。
娘の同級生の開智パパが「さいたまシティマラソン」に出場。
なんとマラソン初チャレンジで、ハーフ=21キロ完走したのです
スゴーい
毎週のように福祉村で走っていたもんねー

で、そのママと娘の同級生は、来年の「さいたまシティマラソン3キロの部」に挑戦してみようかと思っているらしく…
「一緒に走らないぃー
とお誘いが…

リバウンドして重い体…
運動不足…
(恐ろしくて最近体重計に乗っていない
娘はその同級生と一緒なら「はしるー」とその気になっているし

3キロくらいならやってみようかなー、なんて思っている、今日この頃でした。

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合格体験記 その3

2008-11-25 06:03:18 | 2009年度(平成21年度)小学校受験
川口市 C.O.さん(ママ)

我が家の場合は、当初、地域の公立小学校進学を予定し、いずれは「中学受験」することを漠然と考えていました。
と言っても、「中学受験」についての具体的なことはよく知りませんでした。
そこで、まずはその現状を知るために、私立中学の入試説明会に参加したり、地域の中学受験塾などの資料を集めたりして情報収集を開始しました。
ところが…現状を知れば知るほど、驚くことばかり…
早いお子さんでは低学年から塾へ通い、高学年になるとさらに夕食のお弁当持参で勉強。
塾が終わるのは、20時か、場合によっては21時。
それから帰宅し、学校の宿題をする生活…
…それって、果たして子どもにとってどうなの?と疑問に思い始めたのでした。

そこで、私学の小学校に目を向けて見ることにしました。
ところが、すでに時は年中の11月。
私立小学校はどこも入試を終え、学校説明会はほとんど行われておりませんでした。
ひとまず学校のHPや幼児教室主催の説明会などに足を運び、通学可能な範囲の学校の教育内容や「小学校受験」について情報収集し始めたのです。
それまで話す機会がなかった我が家の教育方針やしつけなどについて、改めて主人とも考え始めました。
そんな折、2月に行われた開智学園総合部の学校説明会に参加し、「こういう学校こそ、我が子を通わせたい!」と痛切に思うようになったのです。

非常に遅いスタートではありましたが、年長の4月からある塾に通い始めました。
初回こそ「お勉強楽しい!」と通ってみたものの、早い時期から準備をされていたお子さんとの習熟度の違いに、次第に本人も涙することが多くなり、そんな娘の姿に心を傷める日々が続きました。
塾側からも「お母さんが相当かんばらないといけませんよ!」とアドバイスされ、正直、親子共々とても辛い思いをしながらも何とか通い続けていました。

「小学校受験」のお教室というと、受験のテクニックを習得することが重要視され、それはそれとして必要なことではあるかもしれません。
でも、これからの長い人生の中で始まる「学ぶ」という最初の第一歩に、探求する「ワクワク感」、学ぶということの「楽しさ」を我が子にはぜひ知って欲しい…
そう思っているのに、なぜこんなに辛い思いを我が子にさせてしまっているのだろう…
自分を責め、焦り、一層のこと受験はあきらめた方がいいかも…
そう思い悩む日々が続いていました。

そんな中、「AYA ACADEMY」のブログを発見したのです!
思わず食い入るように、夜が白白と明けるころまで鳥肌立たせながら一気に読み耽りました。
読んでいくうちに次第に勇気付けられ、ブログを公開して頂いたことに言葉にできないほどの「感謝」の気持ちが沸いてきました。
そして、勇気を出して問い合わせのメールをさせて頂いたのは、確かGWの頃でした。

それ以来、先生には娘の本質を見抜いて、まるで我が子のように時に厳しく時に温かく、深い愛情をもって指導して頂きました。
お陰さまで、「学ぶことの楽しさ」に触れさせながら、受験する日を迎えられました。
合格発表の瞬間…
親以上に号泣してくれた先生の声…今でも忘れません!
短い期間にもかかわらず、一歩一歩力や自信をつけ、気分を盛り上げて、我が子のように真剣に取り組んでくれた先生のご指導に、深く感謝しています。
本当にありがとうございました!

スタートした時期がもっと早ければ、徐々に無理なく受験までこぎつけたかもしれません。
本当に大変な時期もありました。
が、本人は本当によくがんばったと思います。
また、受験は「結果」を出すことが目的ではありますが、この時期に受験を通じて子どもと深く関わり合え、たくさんのことを気づかせてもらい、親子で成長できたことは、何ごとにも代え難い貴重な経験だったと思います。

「合格」は、終わりではありません。
これから新しい学校生活のスタート。
これからも今回の受験で学んだ経験や努力を活かして行きたいと思います。

娘は今でも入試当日や面接の時のことを「楽しかったよ~♪」と話してくれます。
開智小学校へ入学することを心待ちにしながら…
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合格体験記 その2

2008-11-24 08:20:20 | 2009年度(平成21年度)小学校受験
東京都北区 H.K.さん(パパ)

娘がAYAアカデミーにお世話になるようになったのは今年の5月でした。
それ以前よりAYAのブログをママ友から紹介され、度々夫婦で拝見させて頂いておりました。
それは年中の夏に、それまでの志望校を急遽変え、開智学園一本に志望校を絞った私たち家族にとって、いつの間にか一番の拠りどころとなっていました。

それまで通っていた幼児教室は名門小学校への合格率が高く、素晴らしい実績があり、かつお受験偏重ではない幼児教室としての本来あるべき本質を兼ね備えた素晴らしいお教室でした。
ですからあとは我が家での教育だけで大丈夫という自信もありました。
しかし開智学園の受験はその域をはるかに超える大きなものでしたので、合格を確固たるものにするためのお教室が必要と夫婦それぞれ考えておりました。
そこで開智合格を100%に限りなく近づけるためにAYAへも通うことを決めました。
これははっきり言って「直感」なのですが、AYAのブログから、開智に対する思いや愛、そして我が家の方針と一致・共感できるものを感じたからです。
これ以上のお教室はない、というのが夫婦一致した見解でした。

AYAに通い始めてからというもの、娘はさらに伸び伸びと様々なことに取り組むようになり、勉強も遊びもそれぞれ「探求」という大きなカテゴリーの1つとして楽しくチャレンジできるようになりました。
また妻も不安が一掃されたようで、娘との関わり方に余裕ができ、母親としての成長をも感じられるようになりました。

先生には本当に懇切丁寧、かつ気配りの行き届いたご指導を一家揃っていただき、本当に心の底から「ハッピーお受験」が出来たと妻と共に喜び、本当に感謝しております。
これからもたくさんのお子さまたちの教育に力を注ぎ、夢と希望を与えられるお教室となりますようお祈りいたしております。
本当にありがとうございました!
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合格体験記 その1

2008-11-23 14:35:38 | 2009年度(平成21年度)小学校受験
開智学園 合格体験記

東京都北区 J.K.さん(ママ)

実は、我が家は「お受験」を考え始めた時、開智が第一志望ではありませんでした。
主人と2人、いろいろな学校に説明会に行きましたが、どこも何だかしっくりくるものがなかったのです。
そんなとき、ふと思ったこと…
「小学校のころは自然の中で思い切り遊んでいろんな体験をして欲しい…
そう思っているのに、探しているのはなぜか都会の学校ばかりじゃない?
視点を変えて、埼玉県内の小学校も考えてみたらどうかなぁ?」
…そして出会ったのが「開智」だったのです。
主人も私も「キター~~~!!」って感じでピーンときました。
今まで持っていたいわゆる「私立」のイメージを覆されたカンジでした。
それでいて、我が家が娘に与えたいものが「開智」にはあったのです!!
一緒に説明会に行き、学校見学をした娘も…
「ここがいい!開智に行きたい!!」

そして、年長の春…
開智独特の立体などの問題にどうやって取り組もうかと思っていた時に、友人から「AYAアカデミー」の存在を聞き、早速体験授業を受けてみました。
元気な先生、そして本当に楽しそうに授業を受けている子どもたち。
その子どもたちの「笑顔」と、先生と直接お話した印象で「こちらにお願いしよう!」と決断しました。
この決断が我が家にとってはまさに英断!
それからは、それまで通っていた都内の塾の授業を組み直すことにしました。
「都内某私立小特別クラス」は思い切ってやめ、「行動観察」「運動」中心に受講。
娘は、当時友達同士でも積極的に会話したりするのが苦手。
それに、運動は好きだけどどんくさい…(笑)

一方の「AYAアカデミー」
こちらは何と言っても夏期講習!
夏休みの1ヶ月間、土日以外は毎日AYAにお世話になりました。
ここでは開智独特の内容を網羅し、集中的に見て頂きました。
午前中勉強し、終わるとお弁当と水着を持って公園へGO!
これも気分転換にとても良かったです。
娘はどんどん伸びやかになり(笑)、発言力がグーンと上がっていきました。
AYAアカデミーで先生と楽しく勉強しながら、「こうやったらいいんだ」「思ったことを話していいんだ」と娘の中で点と点がつながっていったようなカンジで、急激に変化していきました。

夏休みが終わるといよいよ本番が近づいてきます。
子供よりも親の私の方が切迫…かなりの緊張感&焦り。
一方で…
試験慣れのために受けた開智模試と、全国統一模試。
どちらも楽しそうに受けてきた娘。
できなかった問題に対しても、「じゃあ、この問題が開智に出るかもしれないから覚えておこうっと!」と前向き。
そんな娘に助けられたことが多々ありました。

願書(先生には丁寧に添削して頂きました)を出すと、いよいよです!
親の私たちも「保護者面接」に向け準備をすることに…
娘が寝てから「あーでもない、こーでもない」と夫婦で話し合い、意見をまとめていきました。
この作業がとても有意義で、改めて我が家と娘を見直すきっかけにもなったりして…

開智には「自己発信」という項目があります。
娘の「自己発信」は、小さいころから遊んでいて覚えてしまった「ことわざ」です。
首から大きな箱をぶらさげ、その中に50音が書かれたピンポン玉。
そのピンポン玉を1つ取り出し、そこに書かれている文字から始まることわざを発表する…というもの。
この「自己発信」については、主人が担当しましたが、私が見ても面白くて(笑)なかなか良かったです!

さて、いよいよ面接当日。
朝から、家族全員、少々緊張気味…
「保護者面接」は教頭先生で、とても温かい雰囲気で会話が弾み…というか少々弾み過ぎた感もありましたが(笑)何とか終了。
娘も校長先生との面接が終わり、ちょっと恥ずかしそうに戻ってきました。
選んだ図鑑を開いたら「ちょうど田んぼのページでね…」
直前に行った稲刈りの話をしたそうです。
終わってしまえばハイテンション!
道を間違えて、車で全く逆方向の春日部に向かってしまいました…

そして本試験。
ちょうど幼稚園の運動会と重なってしまいましたが、そこは配慮して下さり、朝1番=8:00開始のグループにして頂くことができました。
でも、当日は、朝から雨模様。
東岩槻に着いたころは小雨まじりの天気でした。
そんな中でも、ハイテンションの娘は、縄跳びをしながら学校に向かったのでした…
学校に着くと2階の受付へ。
番号のビブスを受け取り、呼ばれるのを待ちます。
娘は「行ってきまーす!」と元気に出かけていきました。

待ってる間も激しくなる雨。
ところが、延期になったとばかり思っていた運動会は、何と決行されているそうで…(泣)
待つこと2時間弱。
帰ってきました。
1人飛び跳ねてる子が…
スキップしている娘でした(笑)
あの娘の楽しそうな表情を見た時は、ホッとしたと同時に、何だか今までのこと全てが報われたような気がしました。

引率の先生に「どうだった?」と最後に聞かれたとき、間髪入れずに…「ペーパーBが難しかった!」と大声で言い放った娘(笑)
そして、嬉しそうに私たちのところに戻ってきました。
「楽しかったぁ、お友達できたよ♪」

それから発表までは、全然ドキドキすることもなくあっという間に時間が過ぎていきました。
「やりきった」感があったので、ドンと構えていられたのかなー。

そうして迎えた合格発表当日。
ネットで合格を確認。
熱を出して休んでいた娘と抱き合って喜びました。
その頃、AYAの先生は号泣中!
電話口の第1声が「お~~~!」っという泣き声でした(笑)

無事に憧れの学校に合格した娘。
今はいろいろと夢が膨らんでいるらしく、「開智に行ったら…するんだ」とよく話しています。

家族で1つの目標に向かって進んだ2年間…とても素敵な経験ができました。
何といっても娘の成長がとても嬉しかったです。
基本的にはマイペースでゆったりした部分は変わりませんが、恥ずかしがり屋で自分から前に出て行くことが苦手だった娘が、今やうるさいほど喋り、主張し、かなり積極的になりました。
そんな今の娘の様子を見て、この成長が何よりの喜びだと感じています。

これからも楽しく、いろいろなことに興味を持って前に進んでいって欲しいと思っています。
本当にありがとうございました!
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21年度「合格体験記」

2008-11-22 11:35:21 | 2009年度(平成21年度)小学校受験
このブログ…母と娘の「お受験」合格体験記in東川口
結構、好評を博しています
開智受験予定のお子さまのパパ、ママのみならず、子どもの将来やその教育を漠然とではあるけれど真剣に考えていたりする方々、はたまた既に開智在校生のパパ、ママたちまで…
うれしいです
いつもありがとうございます

さて、そんなブログですが…
今年、つまり平成21年度開智学園総合部入試で「合格」したお子さまのパパとママたちにも「合格体験記」を書いてもらいました

「合格」と言っても、そこにたどり着くまでにはいろいろな苦労やドラマもありました
私も読みながら当時にタイムスリップし、ウルウルすること、しはしば…
パパ、ママたちのそんな「生」の声をぜひ読んで頂きたいと思い、ご本人たちにお願いして書いて頂きました
ブログ掲載に当たっては、もちろんご本人たちの了解を得ています
うそ・偽りは一切ありません

今、まさに「お受験」真っ最中の方々…
これから「お受験」に突入しようとしている方々…
既に「お受験」を終えた方々…
…様々な立場の方に読んで頂き、参考にして頂ければ幸甚です


「アヤアカデミー」は、今年の4月に開校した新しい教室
「体験記」を書いて頂いたパパやママたちは、教室の草創期を一緒に作り上げてくれた「同志」のような存在
そんな方々の存在なくして、現在の「アヤアカデミー」はなかったと思い、心から感謝しています。
本当にありがとうパパ、ママ
これからは同じ「開智」に通う「在校生」のパパ・ママ同士
これからもよろしくお願いしまーす

ブログは明日から。
乞うご期待
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21年度 開智入試 終了

2008-11-18 22:37:14 | 2009年度(平成21年度)小学校受験
埼玉県内入試で残っているのは、西武学園文理小第2回、埼玉大学附属小、浦和ルーテル学院小第2回・第3回、のみ。
21年度開智総合部の入試は、昨日で全て完了いたしました
私の教室の受験生はみんな開智第1志望
これでやっと、一息つけます~~~

2回目入試の合格者17名の中に見事入った受験生
昨日の夜、教室までわざわざステキな「笑顔」を見せに来てくれました
本当に、良かったぁ
これで開智の仲間入りだね


21年度開智総合部入試
…これについては、また追って総括してみたいと思います。
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ご・う・か・く~~~第2弾~~~

2008-11-17 14:31:21 | 2009年度(平成21年度)小学校受験

またまた!

ご・う・か・く

開智学園総合部

21年度第2回目入試

アヤアカデミーから1名受験

1名合格で-す

1回目もチョーうれしかったけど、今回も後が無いだけにチョーチョーうれしい~~~

 

あれは、10月下旬…

開智1回目入試の合格発表から1週間後のことでした…

アヤアカデミーに、ある1人のちっちゃな受験生が訪ねてきました。

1回目入試で残念な結果に終わってしまった受験生でした。

ご両親の「何とか開智に!」という強い想い…

それは痛いほど理解できました。

 

でも、私をそれ以上に突き動かしたのは…

「笑顔」を失った1人の子どもの姿

それを目の当たりにした私の心には、形容し難いほどの、なぜか「怒り」にも似た強い衝撃、いえ「衝動」が走ったのでした

「この子を、絶対に絶対に笑顔にしてみせる

ところが、初めての授業は、「ピンポンダッシュ」

一体この先どうなることやら…

 

…そんなこんなで迎えた2回目入試の11月14日。

そして、本日、合格発表

ついについに、合格を果たしたのです

 

私の目標は、ただ1つ

「自信を取り戻させ、勉強って楽しいんだって思ってもらうこと

…それだけでした。

それは確実に達成できたと思っています

「結果」は絶対に後からついてくる

…そう信じていました。

 

でも、本当に良かったぁ

早くギュッとしてあげたいー

そして、あのかわいい「笑顔」を見たいよー
 

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理事長講話

2008-11-11 08:31:17 | 2010年度(平成22年度)小学校受験
先週土曜日、「理事長講話」に行って参りました
保護者会主催の「講演会」が毎年この時期に行われるのですが、今年はそれが「理事長講話」となったのです。

理事長ご自身が教員時代にハンドボール部の顧問をなさっていたそうで、その時の経験から学んだことをお話されました。
・技術は「ゆっくり」「確実に」身に付けるほうが良い(体力作りは後でも良い)
・子どもは環境によって変わるもの
・子ども1人ひとりの個性を伸ばすことでチーム全体も伸びる
・子どもによって「伸びる」時期は異なる
・あせらない!あきらめない!ことが大事
・好きなことを伸ばそう!
講演の要旨は以上のようなことでした。

さて、そのお話に先立って、これから先「開智」の何が変わるのか…など、いろいろ興味深いお話がありました
…が、その中で私が最も驚いたこと
それは…
「総合部と中高一貫との中3での初合流後、1学期期末テストにおける全教科平均点比較の結果……総合部の方が高かった」
「教科別においても、英・数・国全てにおいて総合部が上だった」
「中でも数学は総合部の方がかなり高く、英語は2番目に上で、国語は少し上くらいだった」
へぇへぇへぇへぇへぇ~・…
「金」の脳ミソ~~~(古っ

開智中学と言えば、3大模試偏差値で…
四谷大塚合不合80%ライン=男子58 女子60
日能研R4=男子55 女子56
首都圏統一模試80%ライン=男子63 女子63
相当偏差値高いです
中学から入学してくる子たちは、ハッキリ言ってガンガンに受験勉強して合格した子どもたち
特に開智の入試算数は「難問かつ良問」も多いので、勉強も相当の「質」と「量」をこなして来ている
その子たちより「かなり」上~~~
マジで~~~
「かなり」上なのは、てっきり英語の方かと思っていました
だって、総合部の子どもたちは小5から「中学英語」をやっているんですから…
これについて理事長はこうおっしゃっていました。
「小学生からやっている総合部の子どもたちはリスニングやディクテーションについてはスゴイでもテストはペーパー中心ですから…」
まあ、確かにね~~~

とにかく私のイメージでは…
「中入生」(中学から入学した生徒)の方が「内進生」(内部から上がってきた生徒)より上位を占めることが多い
…それが「小学校中学校」進学における普通の構図だとばかり思っていました。
他の埼玉県内私立、たとえば、さとえ小→栄東中も然りではないかと…
良い意味で、軽くカルチャーショックです

理由について理事長見解は…
「総合部の、特に算数の授業などは教え方を相当工夫している。講義中心ではなく、考えさせる授業をしている。その成果では…」

その考え方から生まれたのが来年創設される中高一貫の「先端創造クラス」だそうです。
なるほどね…
優秀な生徒を集めるための「策」だけじゃなかったのね…
それなら、スゴイ
(でも、教える先生は相当の力量がいるし、大変そう~~~

「考えさせる授業」とはちょっと違うかもしれませんが…
娘が今やっている1年生の算数…
足し算(繰り上がりあり)を教えるなら、一桁も二桁も三桁も一緒。
どうして間をあけて何年もかけて教える必要があるのか…
(現行の学習指導要領では、1位数=1年、2位数=2年、3位数=3年)
これが開智の考え方。
全く同感です
以上は1つの例ですが、たとえばそんなところが算数が伸びる要因なのかな、と思います。
受験国語を永年指導していた私としては、国語についてはもうちょっとがんばって欲しいな~と、正直思います。

さて、他にも「学内宿泊施設建設予定」など、興味深いお話はたくさんありました。
折に触れてご紹介したいと思います。

それよりも、例の「入試方法変更の方向性」
期待していた通り、その件についても在校生保護者にはいち早くお話をして下さいました
が、「方向性」というだけあって、現時点ではあくまで「予定」。
したがって、12月5日に行われる「学校説明会」までは、一般公開は一応控えさせて頂きます。
ご興味のある方は、ぜひご自分の目と耳でお確かめください。
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新年度スタート

2008-11-04 08:07:56 | 2010年度(平成22年度)小学校受験
先週はいろいろありまして、とにかく「濃い」1週間でした。
内部面談はもちろんのこと、毎日「体験授業」があり、めまぐるしく1日が過ぎていきました。
でも、また新たなる子どもたちとの「出会い」そしてパパやママたちとの「出会い」…
「一期一会」
今年もどんなステキなドラマがうまれるか、考えるだけでワクワクします
がんばるぞー
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平成22年度入試が変わる!

2008-11-03 20:51:42 | 2010年度(平成22年度)小学校受験
来たる11月14日(埼玉県民の日)は、開智学園総合部の「2回目入試」。
21年度入試は、まだまだ「現在進行形=~ing」です

…ところが
ナント、来年つまり「平成22年度入試」の説明会が、この12月に行われます。

平成22年4月入学のための第1回学校説明会  
期日:平成20年12月5日(金)12月15日(月)
時間:9:30~12:00
内容:(両日とも同様の内容)
総合部の教育理念と方針・入試方法変更の方向性
総合部の教育課程の特色

入試方法変更の方向性
…そうです
開智の入試が変わるのです

私の個人的感想は…「そうか…ヤッパリか…」
具体的にどのように変わり、12月の説明会でどこまで発表されるかはまだわかりません。
が、この時期としては異例の説明会を開くということは、ただのマイナーチェンジでないことだけは確かでしょう。

今年、募集定員を増やした開智。
果たして来年はどう変わるのか、要チェック
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秋の「エクスカ」

2008-11-02 15:48:39 | 開智っ娘
昨日は娘の「エクスカーション」(通称エクスカ)の日でした
開智の「エクスカ」は年間2回あり、春はスポーツ系、秋は芸術・文化系となっています。
春と同様、ティームによって行き先が違います。
他のティームはどこに行ったのかな

娘のティームの行き先は「所沢航空記念公園」。
本物のセスナ機がドーンと展示してある、ひろーい公園です
航空機の歴史が学べる本格的な「航空発祥記念館」には、本物の航空機が多数展示してあり、実際に触ったり乗ったりできるのがとても魅力的

http://tam-web.jsf.or.jp/contx/index.php

「所沢航空記念公園」と言えば…私にとっては懐かしい、思い出の地。
なぜなら、息子が初めて「歩く」ことができたのが、この広い公園のど真ん中だったのです。
それ以来、息子が小さいときはよく遊びに行ったものです。
「はじめの一歩」から10数年…
今じゃ、声変わりして、私とほぼ同じ背丈
男の子って、本当に何考えているんだか、サッパリわかりません
でも、あの時の新鮮な驚きと感動は、いつまでも持ち続けていたいと思う、今日この頃です。

娘は、飛行機工作でハート型の飛行機を作り、そのひろーい芝生広場で飛ばして遊んだみたいです。
「とっても楽しかったよー
こちらは、チョーわかりやすい性格で良かったぁ

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お手紙

2008-11-01 21:30:53 | 開智っ娘
女の子って、「手紙魔」が多いですよね
ウチの娘も「ご他聞に漏れず」、事ある毎にお手紙をくれます

昨日は、そんなお手紙に、プレゼントが添えられていました。
千代紙で作ったキャンディ類、線で折ると切り抜きに顔が出てくるしかけの紙、そして紙粘土で作ったケーキです


おかあさんへ
おたんじょうびおめでとう
ちょうどハロウィンだね
いつもがんばっているおかあさんは、えらいとおもいます。
おかあさんだいすき
これからもがんばってはたらいてね
きょうしつのせんせいよろしくね
えいごはたのしいからもっとたのしませてね

」ばっかりのお手紙…
でも、うれしいよ
ありがとう

また1つ、歳とっちゃいました
ものスゴーイ、広範囲の「アラフォー」
(四捨五入、無視

健康に感謝
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