智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

1学期期末テスト…の前に、異学年球技大会

2013-06-18 22:18:18 | 開智っ娘

総合部は、1学期期末テスト2週間前となりました
娘の目標はと言うと…
常に、算・国・理・社・英の5教科合計400点(80点平均)
セカンダリーのテストは、プライマリーほど平均点が高くないので、この400点をクリアできれば大体上位2割以内には入れます
ちなみに前回の6年生1学期中間テストの平均点は以下の結果。
400点キープは結構大変です

算数 66.3点 幾何と代数の合計。習熟度別クラスによってテストも平均点も異なるため、この点数は参考点。
国語 74.4点  
英語 68.6点 FP(Forms&Phrases)とEC(English Communication)の合計。
社会 61.5点 6年1学期は歴史。
理科 58.8点 理科Ⅰ(1分野)と理科Ⅱ(2分野)の合計。
5科 329.5点

ここで、セカンダリーの補習について少しご紹介します。
セカンダリーの補習は、1学期中間・期末、2学期中間・期末、学年末の年5回の定期テストが終わった後、教科別、習熟度別に行われます。
担当の先生がその子どもに補習が必要と判断したら、たとえトップクラスでも補習の呼び出しがあります。
その期間は、授業は午前中で終了し、午後の図工や家庭科などの集中授業の合間をうまくぬって行われます。
集中授業がない日は早帰りしてもどうせヒマしているだけなので、苦手な部分を丁寧に指導してもらえるのは保護者としてはとても有り難いことです

娘も反抗期のビミョーな時期に突入し、個人情報をさらされることに抵抗するようになったので、成績は公表できませんが…
1学期は幾何の補習にひっかかりました。
娘の算数クラスの先生は、
「100点を取った者以外は、完璧に理解できていないわけだから、全員補習」
という方針だそうです。
結局100点はいなかったらしく、全員が補習対象者となりました。
算数の先生のおっしゃる通り、納得
どんどんやって頂きたい、とハハは思いました。
「あり得ないし…
と、娘はブーイングでしたが
しかし、結局補習は2回目で合格し、残り2回は免除になったそうです。
そういう補習の仕方もアリですね
1学期の期末は補習にかからないように頑張りましょう

しかーし
今年は「異学年球技大会」が、例年より1か月ほど早く、明日開催されるのです。
よって、娘の意識は現在100%期末テストにはありません

「異学年球技大会」
これも開智総合部ならではの行事です。
2学期最大のスポーツイベントである運動会に続く、1学期最大のティームイベントと言えます。
既に今年は終了していますが、プライマリーの異学年球技大会はドッヂボール。
1・2年の部と3・4年の部に分かれてティームごとに優勝を争います
これがセカンダリーになると、5年生から8年生の4学年が一緒になります。
普通の学校ではほとんどありえないシチュエーションですね。
種目も増えて、ドッヂボールとバスケットボール。
ドッヂボール男子の部&女子の部で優勝、バスケット男子の部&女子の部で優勝を決め、その4つの総合で優勝ティームが決まります。
もちろん、この異学年球技大会の企画や、審判などの当日の運営も、実行委員を中心に全て子どもたち主導で行われます。

娘が出場する種目は、もちろん、女子バスケット
球技大会のしおりには、既に「優勝しました」と書き込んでいるほど、気合いが入っています。
ティームの優勝のために、応援グッズも100円ショップで準備済み
運動系だけは誰にも負けたくない、体育会系の娘です

さて、今年の栄冠はどのティームに輝くのでしょう
楽しみです
でも、終わったら、気持ちを切り替えてテスト勉強にも気合いを入れてね
(こういうこと言うから、嫌われるんだよな…

余談ですが…
15日に行われた学校説明会で、セカンダリーの先生がこうおっしゃっていました。
「私は、セカンダリーのSはスペシャルのSだと思っています。
セカンダリーは開智異学年齢学級である4/4/4制のちょうど真ん中。
5年生から8年生までのちょっと難しい多感な子どもたち。
大変なこともありますが、だからこそ、楽しいし、やりがいもあります。
私は本当にセカンダリーの教員で良かったと思っています。」

とてもアツく、素晴らしいお話で、保護者の私も感動しました

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グローバル化…いつやるの???…今でしょ!

2013-06-12 23:51:51 | 受験・教育全般

5月28日、政府の「教育再生実行会議」は「これからの大学教育等の在り方について」という第三次提言を安倍総理に提出しました。
読み解いてみると、日本の大学のグローバル化の遅れを「危機的状況」とするその提言には、興味深い内容が数多く盛り込まれています。
中でも私個人が興味を抱いた提言は次のようなものです。

●グローバル化に対応した教育環境作りを進める
・日本の大学と海外の大学が学科・学部・大学院を共同で設置する
・外国人教員の増員や、教員の流動性を向上するため年俸制を導入する
・日本の大学が現地企業との連携により海外キャンパスを作る
・英語による単位修得ができるスーパーグローバル大学(仮称)の支援
・今後10年間で世界大学ランキングトップ100に10校以上をランクインさせる(現状、東大27位、京大54位)

●日本人留学生を12万人(現状6万人弱)に倍増し、外国人留学生を30万人(現状14万人弱)に増やす
・大学入試や卒業認定にTOEFLなどの外部検定試験を導入する
・海外の大学との単位互換、秋入学やクオーター制を導入する

●初等・中等教育段階からグローバル化に対応した教育を充実する
・小学校英語の早期化、時間数増、教科化、専任教員配置
(現状、中国、韓国は小学3年生から週2~3コマ)
・英語教員の海外研修・派遣
・英語教育に力を入れているスーパーグローバルハイスクール(仮称)の指定
・世界の有力大学で入学資格を認められる国際バカロレア認定校を200校(現状16校)へ増やす

「グローバル化」が叫ばれ始めてから久しい日本。
しかし、何年も現状を打破できないでいる日本。
そうこうしているうちに、アジアの後進国はどんどん先を越して行ってしまいました。
追い打ちをかけるように、15歳以上65歳未満の生産人口は、今後もどんどん減少し続けていきます。
これから先、日本はどう世界で生き残っていけばいいのでしょう…
日本の未来の子どもたちが、どうしたら幸せになれるのでしょう…

「大学は、知の蓄積を基としつつ、未踏の地への挑戦により新たな知を創造し、社会を変革していく中核となっていくことが期待されています。
我が国の大学を絶えざる挑戦と創造の場へと再生することは、日本が再び世界の中で競争力を高め、輝きを取り戻す日本再生のための大きな柱の一つです。」
こうして、提言では今後5年間を「大学改革実行集中期間」と位置づけています。
新しい試みをしようとしても、結局は大学入試が変わらなければ何も変わらない。
大元の大学教育を改革しなければ、日本の将来は無いと言っても過言ではないと、私も思います。
「教育再生実行会議」は今後、現行の「6・3・3制」や「センター試験」の見直しも行うということです。


さて、まさにそんな中、茨城県つくばみらい市に開智望(のぞみ)小・中・高12年間一貫校(仮称)が平成27年度開校予定となりました。
周辺には、つくば国際大学東風(はるかぜ)小学校が既に開校していますが、来年は江戸川学園取手小学校も開校する予定です。
そんないわば茨城の「私立一貫校激戦地」に乗り込んでいく開智です。

開智は、開校当初より、小学1年生から週5コマの英語授業を実践しています。
また、「4・4・4制」や「異学年齢学級」という全国的に見ても珍しい学びのカタチをいち早く導入しています。
最先端の「学び」に挑戦し、現状に満足することなく常に変革を試みている開智ですが、新設の望小・中・高はその「学び」がさらに進化し磨きがかかっています。
「4-4-3・1制の完全小中高一貫校」
「24名の少人数異年齢学級(中3からの4年間は30名学級)」
「グローバル化に対応した英語教育と理数教育の強化」
「グループ別習熟度授業」
「講義型の授業だけでなく、対話型、グループワーク型授業を多く取り入れた創造・発信型の授業」
…など 
学園HPでアンケートを実施しているので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
開校前なので今後さらに変革していく可能性はありますが、大きな柱は変わらないと思います。

これは私見ですが、今後の国の教育改革の流れを受け、今回の新校設立は海外の有力大学進学をも視野に入れた指導体制導入に絶好のチャンスではないか、と思います。
私立御三家の一つ武蔵は、英語圏の大学への進学を目指す中高生向けに、英語だけで科学を教える5年間の課外授業を2014年夏から始めるそうです。
他の中高一貫校に参加を呼びかけ、年間定員24人で発足させるとのこと。
開智も、国際バカロレア資格プログラムの導入など、グローバル教育体制作りを検討する時期に、既に来ているのではないかと思います。

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磯のFW

2013-06-05 12:55:59 | 開智っ娘

今朝、娘たち開智6年生は「磯のフィールドワーク」へ出発しました
ここのところカラ梅雨といったようなお天気で、3泊4日の行程も晴れそうで良かったです
アクアライン、うみほたるを経て千葉県館山市へ。

主な活動
一日目
大学教授の講義、海ほたるの観察
二日目
地引網体験、湾岸生物教育教育センター&赤山壕&渚の駅(昨年できたばかり)見学
三日目
沖ノ島で磯の探究活動
四日目
探究プレゼン

開智ではセカンダリーになると、理科は理科1(物理、化学)と理科2(生物、地学)に分かれます。
5年生の理科の授業は、だいたい公立の5~6年生くらいの内容。
6年生になると中学内容も少し入ってきます。
今回のFWは理科2分野の勉強というわけですね。

ちなみに算数も、6年生からは代数と幾何にハッキリ分かれます。
そして6年生の2学期から中学数学に進みます。
つまり、開智の理数系科目は1学年先取りとなっているのです。

国語、英語の文系科目は好きで得意なのに、理数系にはあまり関心を示さない娘。
塾がやっている流行りの「理科実験教室」とかにも、全然興味なし…
ハハとしては、もう少し理科的・数学的思考力を磨いて欲しいと思っています。

先日もこんなエピソード…
ペットの文鳥の鳥かごを掃除した時のこと
かごの下にあるトレイにたまったフンや餌の食べこぼしを、ご丁寧に排水栓を外してそのまま流し、排水管を詰まらせてしまったのです
洗面所は水浸し…
「何のためにこの栓があると思う取り外して流してしまったらどうなるか、なぜ考えないの
ぶちギレのハハでした
深く思考せず、すぐ行動に移してしまう性格も災いしている

そんな日常の些細なことでも、普段から「なぜ?」「どうして?」「どんなしくみ?」と疑問を持ち、考えながら行動して欲しいものです。
生物は好きなので、今回のFWを通じて「疑問→仮説→検証」の思考プロセスを体得してくれることを期待しています。

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