智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

合格速報 最終回

2011-12-20 10:29:57 | 2012年度(平成24年度)小学校受験

開智学園総合部 
第2回入試 2名 合格!!
編入試験 2名(新2年、新5年) 合格!!

WE DID IT !!!!!

子どもたち、がんばったね、おめでとう
パパ、ママ、本当にお疲れ様でした

今年もAYA academy受験生、全員合格~ 

 

Rくんへ 

「意味のない試練など、存在しない」
先生は、今日ほど、このことを身に染みて感じたことはありません。

開智1回目入試の前日。
夜、キミのママからメールが…
「先生!Rが39度の熱があります!どうしよう…」
すぐに電話をすると、ママは半泣き状態。
「とりあえず一晩様子を見てみましょう。最悪、今回受験できなくても、今年は2回目があるから、気を落とさないで!」
そう励ましながら、実は一番先生が動揺していたかも…

翌入試当日、早朝。
熱は依然として38度超だったけれど、食欲もあり、電話口では元気そうなキミ。
「頑張ってみる?もし、しんどくなったら、我慢しないでテストの先生に言うんだよ!」
神様、あなたは、なんて残酷なの!
先生は、ただただ、祈るしかなかった。

そして、合格発表。
アヤアカで、たった一人だけなかった受験番号…

「2回目で必ずリベンジしようね!」
キミとママと3人で誓いあったあの日から、約2か月半。
長かったね。
でも、取り残されたという想いを振り払って、前向きに、攻めの姿勢で、一緒に頑張ってきたよね!
えらかったよ!

人生初、かつ最大の試練を乗り越えたキミは、精神的に一回りも二回りも成長したよ。
自分が置かれている現実をきちんと理解し、受験を我が事として捉え、目標に向かって努力していた。
でも、悲壮感はみじんもなく、最後は楽しんで入試を迎えられたよね。
入試が終わってすぐに電話してきてくれたキミの、あのはずんだ声で、先生は合格を確信しました。

本当に、本当に、良かった。
おめでとう!
みんなが待ってるよ。

意味のない試練など、存在しない…んだね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

24年度入試 合格体験記 5

2011-12-14 14:09:05 | 2012年度(平成24年度)小学校受験

開智学園総合部 併願合格、埼玉大学教育学部付属小学校 一次・二次合格(抽選外れ)。 

これが、2年余り共に頑張った私と息子の「証」です。 

 

振り替えれば年少の11月。

息子は小さい頃から好奇心旺盛で、新しいことを学ぶことが大好きな子どもでした。

ところが、いくつかの教室に通わせたり習い事をさせたりしても、途中で飽きてしまったり拒絶されてしまったり…と、どれも思うように通い続けることができませんでした。

そんな時に出会ったのがアヤアカデミーでした。

 

現在のアヤは受験希望のお子さまばかりとなりましたが、当時の私は、附属どころか小学校受験をするかどうかさえ迷っている状態でした。

しかし、「ここでの勉強は、将来子どもたちが社会で生きていくために必要な力の基礎を作るものです。たとえ受験しなくても決して無駄にはなりません。それに、合格というのは結果としてついてくるものです。」という先生のお言葉で、安心してお任せすることに決めました。

 

始まってみると、叱るときは厳しく、できたときはしっかり褒めて下さるメリハリの利いた先生の授業が息子には合っていたようで、毎週お教室の日を楽しみにするようになりました。

「先生の子どもになりたい!」というくらい、先生のことが大好きでした。

年長の夏休みは週に3日授業があり、始まる前は少々不安でしたが、毎日のプリントを楽しみにしており、嫌だと言ったことは一度もありませんでした。

 

それほど楽しみにしていたもう一つの理由は、同じクラスのお友だちと週に一度会えることでした。

良い意味で「競い合う」ことができて、とても息子の刺激になったようです。

 

「小学校に入ってからも、お友だちと楽しく切磋琢磨しながら勉強を続けてもらいたい。」

「自らの意思で自主的に学べる子どもに育って欲しい。」

そう思うようになってから、次第に私の小学校受験に対する気持ちが固まっていきました。

しかし、息子にどの学校が一番合うのか、最後まで結論は出ませんでした。

 

そんな気持ちのまま開智の入試を迎えましたが、合格を手にすると息子は「開智に行く!」と言うようになりました。

しかし、まだ第一志望にしていた附属の入試が残っています。

そこから約2ケ月は附属特訓の日々となりましたが、息子は私と一緒によく頑張ってくれたと思います。

 

そして、一次検査も二次検査も合格!

それなのに最後の抽選にあっけなく外れた私は、悔しいというより息子に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

でも、いつまでも悔やんでいることは息子にとっても良くないと気づきました。

我が子にとってご縁があったのは開智であり、パパは元々開智ファンでしたので、もう迷いはありません。

こうして、私の息子との小学校受験の日々は幕を閉じました。

 

小学校受験を終えて、母も子も共に成長することができたと思っています。

実は、来月、私も出産を控えております。

慌ただしく毎日が過ぎて行きますが、たくましくなった母子でこれからも色々なことを乗り越えて行きたいと思っています。

 

息子は先生と出会えたことによって、学ぶことが以前にも増して好きになり、楽しい気持ちで受験を終えることができました。

先生を初め、アドバイスを下さった皆様に、心から感謝しています。

これからも末永くよろしくお願い致します。

開智学園総合部 
埼玉大学教育学部附属小学校
合格
S.A.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマホ

2011-12-09 22:52:55 | ハハ

ケイタイからスマホに替えて約4ケ月。
やっとここへ来て、少しずつ活用できるようになりました
もちろん、「使いこなす」レベルにはまだまだですけど…
使えるようになると、やはりスマホはとても便利ですね

私のような個人塾経営者は、どこまでが「公」でどこまでが「私」なのか、なかなか区別し難いところがあります。
このBlogも、教室のこと、受験のこと、娘のこと、息子のこと、ハハ自身のこと…と、公私混同バラエティーに富んでいました。
しかし、これからはなるべく公私を分離していこうと思っています。

個人的な感想・意見程度なら、Twitter(最近復活!)
プライベートなイベントや日常のことなどは、Facebook(現在mixiは全く使っていません)
学校・受験・教育・子育てなどに関する記事(長文)は従来通り、Blog

今後は投稿回数が減ると思いますので、ご了承下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SPIRIT OF COMMUNITY

2011-12-01 23:51:58 | 風の旅人

報道各位

「第15回Prudential Spirit of Communityボランティア・スピリット賞」
ブロック賞とコミュニティ賞が決定

ボランティアをする青少年を称える第15回Prudential Spirit of Communityボランティア・スピリット賞
(主催:プルデンシャル生命、ジブラルタ生命、プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命、エジソン生命、スター生命、日本教育新聞社)(後援:文部科学省、共同通信社、日本赤十字社)の個人およびグループの受賞者195組(ブロック賞45組、コミュニティ賞150組)が決定し、11月に全国7か所で開催される「ブロック表彰式&フォーラム」で表彰されます。

ボランティア・スピリット賞は、12歳から18歳までの青少年が積極的にボランティアに参加できる社会環境を構成することを目指して1997年に創設されました。
毎年、青少年のボランティアへ活動への積極的な取り組みを奨励しており、今年で15回目を迎えました。

今回は全国から延べ39,543名の学生の活動を綴った2,030通の応募が寄せられ、厳正な審査の結果、このたび、ブロック賞45組、コミュニティ賞150組を選出しました。

受賞者の皆さんは、全国7か所で開催される「ブロック表彰式&フォーラム」に招待され、表彰状とメダル、ボランティア活動支援金(ブロック賞5万円、コミュニティ賞2万円)が贈られます。
また、当日は他のボランティア仲間との交流や情報交換のための様々なプログラムが用意されています。

なお、ブロック賞受賞者は、12月25日(日)に東京・有楽町朝日ホールで開催される全国表彰式に招待されます。
全国表彰式では、改めて、ブロック受賞者の中から、文部科学大臣賞2組、米国ボランティア親善大使2組(2012年5月に米国ワシントンD.C.で開催されるSpirit of Community全米表彰式に派遣)、並びにSpirit of Community奨励賞8組が選出され、その栄誉を称えられます。

 

以上は、ボランティア・スピリット賞事務局が報道各社へ送った案内状です
ボランティア・スピリット賞の概要がお分かり頂けると思います。

これくらいの情報ならハハでもホームページを見て知っていました
ボランティアをしている中高生を表彰して慰労してあげるんだな、と。

しかし、実際に表彰式&フォーラムに参加してみて、その本当の趣旨がわかりました。

ブロック表彰式プログラム
1.コミュニティ賞表彰
2.ブロック賞表彰
3.記念撮影
4.情報交換会

このSpirit of Community(略してS.O.C)の「趣旨」は3つあります。

称えること

ボランティア活動をしている中高生に「おめでとう」ではなく「ありがとう」を贈ります。
速さや技を競うスポーツや芸術とは違って、活動に優劣をつけるためのものではありません。
ボランティアの「精神」自体に感謝の気持ちを伝えるのです
実際、スタッフの皆さんにかけられた言葉は「おめでとう」ではなく、「ありがとう」でした。
表彰式でも「おめでとう」ではなく、「いつも頑張ってくれて、ありがとう」でした。
子どもたちにとっては、照れ臭いけれどとてもうれしい言葉だなと思いました

日本人は「ありがとう」という言葉を口に出すのが苦手ですよね
また、褒められてしかるべきことをしているのに、それを表に出してアピールするのも下手で、奥ゆかしく隠しておくのが美徳、という雰囲気がありますよね
あんなにみんなからオープンに「ありがとう」と言われると、子どもたちも嫌な気持ちはしないでしょうし、今後の励みにもなるのではないかと思いました。
引率者のハハにまでみなさんから「ありがとう」と言われて正直初めは面喰いましたが、とてもうれしかったです


スクリーンで一組ずつ活動内容を紹介し、一人一人を表彰しながら「ありがとう」を伝えます。
司会者から1~2個のインタビューがあり、引率者にもマイクが向けられました

旅人の活動内容
「中学3年の時には生徒会長を務め、都内で月1回行われる中学生徒会懇談会の際に、学校代表として1年間清掃活動を行いました。
東日本大震災では、自分で情報収集と交通手段の手配を済ませ、震災3週間後に宮城県石巻で単身4泊5日のボランティア活動を行いました。」
当日のインタビュー
「石巻のボランティアでは野宿だったと聞きましたが、何が大変でしたか?」
「畳の搬出や泥出しなどに携わったんですが、ボランティアをするためには怪我をしたりしないように、まず「自分の身を守る」ということに気をつけました。」
「震災ボランティアを通じて何を学びましたか?」
「ボランティアをする時に大切なことは、情報だけではなくて実際に現地に足を踏み入れて、現地の方々の話を直接聞くことが大切だと思いました。」
(全然あがらず、しっかりした受け答え。旅人結構やるじゃん
ハハから一言
「本日はこのような素晴らしい賞を頂き、本当にありがとうございます。
先ほどから、ボランティアを頑張っている中高生の方々の活動を聞いていて、とても感動しております。
実は、今日は朝早く新幹線に乗り、善光寺にお参りしてまいりました。
久々に息子と二人だけのTripを楽しむ機会を与えて下さったみなさまに、深く感謝いたします。
今日は、息子を産んで本当に良かったと思っております。(会場爆笑
ありがとうございました。
あっ、全国表彰式の時には髪の毛を切ってください。(またまた爆笑)」
(今思うと、ハハのコメント長っ


今回の、信越・関東第一ブロック受賞者のみなさんです。

ちなみに、この賞を運営するスタッフの方々もみんなボランティアです。
普段は生命保険会社の社員さんたち。
2,030通もの応募用紙全てに目を通して下さっているそうです。

「今日は、お会いするのを楽しみにしていました!
私の家は宮城県の女川というところにありました。
津波で家も全部流されてしまいましたので、今はこちらに住んでいます。
あの時期にたった一人で石巻に行ってボランティアをしたと知り、今日は実際にお会いしてありがとうを伝えたいと思っていました。
お母さまも勇気が要りましたね。
本当にありがとうございました!」
一人のスタッフの方が休憩中にかけて下さった言葉。
心に染みました

休日にも関わらず、この日のために準備し朝早くからリハーサルを行うなどして大変だったスタッフの方々にこそ、「ありがとう」を伝えたいです。
素晴らしい時間を与えて下さって、本当にありがとうございました

情報交換

表彰だけだと「ふーん、すごいね…」で終わってしまいがちですね。
しかしこのアワードでは、その後の情報交換会でさらに受賞者同士の交流を深めていきます。
つまり、賞を通してボランティアについて情報交換できる「場」を提供することが、この賞の目的の一つでもあるのです。
フォーラムでは、グループに分かれてお互いに質問しあったりディスカッションをして発表したりします。
「ボランティアとは、そもそも何だ」
「ボランティアで学んだこと」
「ボランティアをする時の注意点」…etc
当日はそんなことをディスカッションしていました。

私たち引率者(ほとんどが学校の先生や部活の顧問の先生、ハハのような保護者は少なかったです)も、アワードの感想や意見交換をする場が設けられていました。
ディスカッションも途中から見学することができました。
12歳から18歳の子どもたちの、まさに異年齢集団によるディスカッション。
今日初めて会った者同士なのに、みんな和気あいあいとして明るく、まるで開智のホームルームのようでした

発表する旅人。
他の子どもたちも、みんな、とてもしっかりしていました。
「あっ、お母さんコメント、ナイスでしたよ母の愛を感じました
なんて、高3の女の子に言われてしまいました

受賞者の子どもたちの共通点は「自分の意見をしっかり持ち、それを相手に伝えることのできる力」を持っているところ。
まさに「生きる力」です。
こんな若者たちがもっともっと増えたら、日本の未来は明るい、と本気で思いました

情報の発信

欧米諸国に比べて日本はまだまだボランティアを「特別なこと」として捉える風潮があると思います。
そういう意味では、今回の東日本大震災で、普通の中高生たちがボランティアに目覚めた、というか、ごく自然のこととしてボランティア活動をとらえるようになったのではないかと思います。
今年は青少年にとっての「ボランティア元年」と言っても過言ではないかもしれません。
今回の受賞者も、物資や義援金を集めたりして被災地へ送るなど、震災にからんだ活動が多く見受けられました。

全国の青少年によるボランティア活動や情報を社会に広く発信することにより、ボランティアをしたことのない子どもたちだけでなく、既に行っている子どもたち自身も、より気軽にボランティア活動に取り組めるようになるでしょう。
ひいては、社会全体がボランティア活動を特別なことではなく当たり前のこととして捉える環境ができるはずです。

だから、ハハも、少しでも多くの方たちにこのSOCの活動を知ってもらいたいと思い、こうしてブログに書いています
ハハ自身も、旅人が受賞するまで、SOCのことや賞の存在自体、全く知りませんでしたから…

ある中学生が言っていた言葉がとても印象に残っています。
「あいさつは、最も身近なボランティアだと思います。
なぜなら、相手が気持ちよくなるだけでなく、そのことで自分も気持ちよくなるからです。」

相手も自分もハッピーになれるボランティア
そんなボランティアが日本中にあふれたらどんなに素晴らしい日本になるでしょう

 

さて、表彰式が終わり、帰路につきました。
新幹線まで少し時間があったので、午前中食べられなかった「信州そば」を食べに駅前の「油や」というお店へ行きました。
表彰状、銀メダル、活動支援金5万円を改めて見ながら、息子と2人…
「来て良かったね。ブロック表彰式でこんなに感動するということは、全国表彰式だと、どんなにスゴイだろうね。楽しみだね。」

…などと話しながら感慨にふけっていると、店員さんの一人がつかつか…
「そちらは何の賞ですか
「えーっと、実は…」
5分後…
「受賞、おめでとうございます
と、旅人の前に一杯のリンゴジュースが
本場長野の生絞りリンゴジュース、激ウマでした
店員さん(もしかして店長?だったりして…)の粋なサプライズに、感謝
ありがとうございました

 

さて、夜遅く帰宅してみると、娘とお父さんがまだ寝ないで、お土産を待っていました。
その日は、お父さんが所属する地元のソフトボールの納会。
なんと、お父さんも3つも「賞」をもらってきていました
本塁打数 第1位。
打点 第1位。
打率 第3位。

その夜は、いろんな賞や景品やお土産で埋め尽くされた、我が家の食卓。
「ありがとう」にあふれた一日は、こうして終わりました
感謝、感謝 

 

 

全国表彰式の予定
12月24日:オリエンテーション → 活動紹介 → グループワーク
12月25日:全国表彰式 → パーティー → ファイナルミーティング
12月26日:東京ディズニーランドツアー

今から楽しみです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村
小学校・幼稚園受験 ブログランキングへ