私の母の容体について、皆様からご心配をしていただいております
緊急入院してからまもなく1か月半が経とうとしています。
命の危機が何度も訪れましたが、お陰様で死に至ることなく現在も入院・治療中です
では、Facebookの備忘録より、昨年12月5日からの出来事をドキュメンタリーでご報告いたします
12月5日 木曜日
朝「呼吸苦」を訴えたため、かかりつけの「かわぐち心臓呼吸器病院」に私の車で搬送、即入院。
8月の退院以降、薬で経過観察してきたがそれは対症療法に過ぎず「不整脈」自体の改善はできていない。
腎臓の機能が落ちているとのこと。
12月6日 金曜日
心臓の調律を発する洞房結節または洞結節下流の電導系が原因で、徐脈(脈拍が落ちること)を起こした、とのこと。
何度も入退院を繰り返すようなら、人工ペースメーカーを植え込んだほうが良いとの医師の見解。
12月7日 土曜日
夜中に8秒間の脈停止。
12月8日 日曜日
急遽「テンポラリーペースメーカー」(外付けペースメーカー)装着。
しかし…夕方、「心室頻拍」による意識障害を起こす。
心臓に電気ショックを与え、心臓マッサージ5分。
12月9日 月曜日
症状が少し落ち着いたら人工ペースメーカーの植え込み手術を行うことで同意。
12月10日 火曜日
胸の痛みを訴えたため、カテーテル検査を行う。
結果、右の心臓の冠動脈の詰まり=「心筋梗塞」を発見。
詰まった血栓を吸引。
12月11日 水曜日
元々不整脈でできた血栓が少し詰まっていた可能性は否定できない。
が、12月9日から急激に採血データの値が上がっているので、そこから梗塞を起こした可能性が大、とのこと。
12月14日 土曜日
貧血があり、280ml×2パック輸血。
腎臓の機能も落ちているので、利尿剤を処方。
また、便とガスがお腹に溜まっていたので、浣腸。
呼吸苦のために酸素マスク装着。
12月17日 月曜日
心臓がまだ充分働いていないため、肺に水が溜まり呼吸苦。
12月20日 金曜日
尿の出が悪く、さらに肺に水が溜まり呼吸苦。
薬だけでは限界のため、人工透析に切り替え。
12月21日 土曜日
高熱。
血液検査の結果、炎症反応が高く、感染症に罹患。
抗生剤投与。
12月22日 日曜日
人工透析を行っているが肺の水がなかなか取れない。
胸腔穿刺により600mlの水を抜く。
12月23日 月曜日
医師から別室に呼ばれ、別の看護師も同席の中、経過説明。
レントゲン画像を見ると、水が溜まっていて肺はまっ白。
今の状態は良くなるか悪くなるかの瀬戸際。
正直どっちに転ぶかわからないので、意識があって話ができるうちにご家族・親類に会っておいたほうが良いかもしれません、とのこと。
追い討ちをかけるように、看護師さんからは…
「今後もし、命に関わるようなことがあった場合、どういう治療を望むのか、ご本人様と話をしてみて欲しいのです。」と。
帰宅後、我が家の家族LINEで家族全員、そして鳥取の弟、北千住の叔母に連絡。
夕方の航空チケットが取れた弟が夜遅くに上京。
12月24日 火曜日
私、ダンナ、娘の家族3人(後で息子も)と、弟と叔母の大所帯でお見舞いに。
母、酸素マスクを外しベッドを起こしてもらって開口一番…
「み、ん、な、きて…くれ…たのね…それ、では…みな、さま…さようなら…」(笑)
聞けば、抗生剤が効いて熱も少し落ち着いている、とのこと。
2月大動脈解離を起こしたまさにその日に書いた「アドバンスケアプランニング」のノートを看護師に渡す。
さらに弟から本人に、万が一の時の葬式や墓について話をしてもらう。
12月25日 水曜日
炎症反応が少し治まる。
神主である弟の顔を見られたこと、終末期治療や葬式&墓の話をしたことで安心し、逆に生きる力が湧いてきたのかもしれない。
12月26日 木曜日
人工透析の管も酸素マスクも外れる。
12月27日 金曜日
肺の水がほとんど取れ、呼吸苦無し。
12月29日 日曜日
鼻の酸素の管も取れ、簡易トイレで便も出る。
その生命力に驚くばかり。
1月4日 土曜日
車椅子に座って病室の外に出る。
私が風邪を引いてダウンしていた年末年始にさらに元気になる。
1月12日 日曜日
38.6℃の発熱。
一時外していた点滴も復活。
1月16日 木曜日
発熱の原因は点滴の管からバイ菌が入ったことによるもの。
熱も37.4℃まで下がり、尿も良く出ているとのこと。
ロビーで昼食をとれる。
以上、怒濤の年末年始でした
「大動脈解離」
「洞不全症候群」
「心室頻拍」
「心筋梗塞」
「うっ血性心不全」
心臓病のオンパレードで、昨年来、何度も何度も危機的状況を乗り越えてきた母
金色の「ほそーい線みたいなもの」が目の前をス―、スーっと行ったり来たりするのが見えるそう
母自身も神職。
ハハ「きっとそれは守護霊だね…」
神様、ご先祖様が守っていてくださっているのだと、思います
感謝、感謝、パンパン