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平成25年度入試 合格体験記 その10

2012-11-02 07:20:16 | 2013年度(平成25年度)小学校受験

私たち親子がAYAアカデミーに出会ったのは、年中の秋に行われた開智学園総合部の第1回学校説明会後のことでした。
それまで、特に小学校受験を意識していたわけではありませんでした。
と言うより…実のところ、主人は小学校=公立派、私は他校が少し気になっていたのでした。
ところが、たまたま評判を聞き、何となく参加した総合部の説明会をきっかけに受験することを決意。
我が家のお受験生活がスタートしました。

この時すでに11月末。
遅いスタートであることは承知していたので、すぐにネットで情報収集を開始。
一番最初に目に留まったアヤアカデミーのblogを、引き込まれるように一気に読み終え、そのまますぐに体験授業を申し込みました。
先生の対応の速さ・熱意に惹かれ、1月から始まる受験クラスでお世話になることを即決したのです。

ここまでとんとん拍子に話が進み、お教室がすんなり決まったことに安心していた私でした。
が…
いざ授業が始まってみると、すぐに明らかな準備不足を感じました。
毎週のフィードバックの度に、不安と焦りが積もっていきました。

「3月生まれで、のんびりマイペースな息子の性格には、開智は合わないのではないか?」
「もし合格できたとしても、息子には付いて行けないのではないか?」
正直、私自身の中には、「迷い」がありました。

一方、私の焦りとは裏腹に、不思議なほどどんどんアヤアカデミーが大好きになる息子。
「きょうアヤ?プリントやりた~い!!」
毎日毎日そう言い、幼稚園ではお友だちを勧誘し…
「今日、アヤですか?」
お迎え時には幼稚園の担任の先生にまで聞かれる始末。
胃腸炎で嘔吐しながらも、洗面器片手に
「アヤに行きたい~!!」
と号泣されたこともありました。
(さすがに休ませました。笑)

「結果はどうであれ、この子を応援しよう!」
息子の様子を見て、そう自分に言い聞かせながら、週1回お教室に通う毎日でした。
そんな感じで2ヶ月が過ぎていきました。

3月。
アヤアカデミー内で行われる到達度チェックテスト。
結果は最悪でした。
「やっぱり、息子にはもっと違う学校が合っているのでは?」
本気でそう思い、今までずっとモヤモヤしていた想いを先生にぶつけました。
しかし、先生はあっさりと
「大丈夫よ~!私は開智に向いてると思うけどな~!!」
私のモヤモヤを明るく笑い飛ばして下さいました。
そして勉強以外の部分もきちんと見ていてくださる先生は、息子の性格をとても褒めて下さいました。
大袈裟かもしれないけど、この時の私は本当に先生に救われました。
「先生を信じてついて行こう!」

それからは本当にあっという間の半年間でした。
相変わらず息子の成績は超低空飛行ではありましたが、どんな時もアヤが大好きでした。
「アヤのお友だちと開智に行きたい!」
そう言い続ける息子を信じて、できる限りの応援をしました。

さすがに、週3回の夏期講習&アヤアカデミー名物?の宿題に付き合うのは、親の私の方がグッタリしてしまうこともしばしば…
それでも、アヤが大好きな息子はビックリする程いつも頑張り屋でした。

そして迎えた試験当日。
先生に頂いたお守りをポケットへ忍ばせ、息子の背中を押しました。
試験時間は約2時間…
主人と二人で、息子の頑張りを振り返りながら待ちました。
気が付けば生まれた時の話まで遡り…、あっという間に時間が経ちました。
戻ってきた息子はとてもいい笑顔をしていました。

…が、次の瞬間!
引率の先生が主人の元へ駆け寄ってきて下さり…
「ペーパーA」の試験中、腹痛により退室し、そのままテスト終了!
…とのお話!

頭が真っ白になりました。
数日前から多少風邪気味であったことは気掛かりでしたが、まさか!
息子には
「よく頑張ったね!」
と言いながらも、あの時の私はかなり顔が引きつっていました。

帰りの車中、呆然としながら先生にメールで報告しました。
先生はすぐに電話を掛けてきて下さり、何より最初に
「お疲れ様!」
と言って下さいました。
そして、落胆している私だけでなく息子にも色々とお話をしてくださり、最後に私に
「大丈夫だと思うよ~。そんな気がする(笑)」
と、またいつもの通り、明るくおっしゃって下さいました。
息子は、先生と電話でお話できたことによりテンションup!
「受かってると思う~♪」

私と主人も第2回入試を覚悟しながらも、先生の不思議な力?暗示?のおかげで暗くならず、小さな希望を捨てずに発表を待つことができた気がします。

そして合格発表!!
その日、10時にHPで結果を確認したら、その後すぐに幼稚園へ行かなければならない用事がありました。
でも根性なしの私はPCを見ることができず…
10時ピッタリに主人からの電話で合格を知らされました。
「受かった!ありがとう!!」
主人のその言葉を聞いて、涙が止まりませんでした。

そして、急いで幼稚園へ。
そこへ先生からの電話。
「おめでと~う!!だから大丈夫って言ったでしょ~!」
先生の声を聞いて、またまた泣いてしまいました(笑)
幼稚園だったのに!

アヤアカデミーに出会えて、先生に教えて頂いた沢山のこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
先生でなかったら、私も息子も開智の合格を勝ち取ることはできませんでした。
常に明るく、前向きに、そして時には厳しく!
先生のメリハリのある指導の賜物です。

そして、アヤアカデミーの素晴らしい所はもう一つ。
同じ目標を持った沢山の素敵なママたちと、一緒に頑張れるという所です。
これも先生の人柄なのでしょう。
アヤアカデミーではライバルは居ません。
皆さん仲間なのです。
親子共々、入学前からこんなに沢山の素敵なお友だちに恵まれて、本当に幸せ者だと感じています。

これから先、長く続く開智生活。
これからも先生を信じてついていきますので、末永くよろしくお願い致します。

H.Y.(ママ)

 

私の息子は、何事もマイペース、集中できない、声が小さい…etc.
受験どころか、元気に育ってくれればそれで十分、そう願う生活を送っていました。

そんな中、ちょっとしたきっかけから興味本位で開智小学校の見学に行ったことが、そもそもの始まりでした。
教育目的を校長先生にお尋ねした際、社会人になってから活かせる教育がこの学校にはあると感じ、まず私が興味を持ったのです。
息子を連れて再度学校を訪れ、受験することを決定しました。

その後、インターネットで見つけた「アヤアカデミー」にタイミングよく入塾させて頂くことができました。
しかし案の定、何をやらせても遅い、集中しない、返事が小さい…
「大丈夫か?」
妻も私も、幾度となく不安になったり諦めかけたりしました。

でも、そんな妻の不安や息子の成長を、温かく、時に厳しく、見守り続けて下さったのが先生でした。
息子も少しずつ自信を持ちはじめ、妻も先生や同じ環境のママたちに相談に乗ってもらったりしながら、一歩一歩成長させて頂いたように感じます。
今でも大変有り難く思っています。
私も朝6時に起きて息子と一緒にお勉強したり、先生をひたすら信じていろいろな課題に取り組ませて頂きました。

そして、試験当日。
息子が試験を終えて戻ってくると同時に、試験官の先生からのお話。
「なぜ?」
妻も絶句!
数回受けた模試でもギリギリラインの息子でしたから、正直、絶望的な気持ちでした。
が、先生やママたちの言葉に励まされ、頑張った息子が「ペーパーA」以外で点数を取っていることを信じて結果を待ちました。

結果はまさかの『合格』!
受験をスタートした時には疑心暗鬼だった未来を、現実の成果に。
なりたかった未来を、今まさに手にした瞬間でした。
何より息子の笑顔は本当に輝いていました。
スタートした時の息子が嘘のように成長し、こんなに素晴らしい笑顔を見せている。
親として本当に嬉しい瞬間でした。

アヤアカデミーの先生を始め、多くのママやお友だちの支えがあったからこその合格です。
心から感謝しています。
本当にありがとうございました。

K.Y.(パパ)


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