智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

1.4倍教科書

2011-01-18 07:05:30 | 開智っ娘

東京国際フォーラムで行われた「塾教育総合展」に、先日行ってきました。

 

「1.4倍教科書」

それは、今春完全施行される「新学習指導要領」に基づき作られた新しい検定教科書のことです。

もちろん実際の教科書はまだ手に取って見ることはできませんが、全面改訂された新しい塾専用教材を見れば「なるほどね~」と「1.4倍」を実感することができました。

 

「ゆとり教育」によって学習内容が大幅に削減された時の教科書と比較すると全教科平均で約1.4倍、あの「詰め込み教育」と呼ばれた時代の教科書よりもさらにページ数が多いそうです。

「理数教育」の充実を推進する文科省の方針で、特に算数と理科のページ数増加が顕著(.67倍)

 

その中でも特に小1~小4までの増加率が大!

小4は5・6年で扱っていた単元が前倒しになったことが大きく、小3以下では特に「練習問題数」が増えたことが原因のようです。

練習問題が増えることは大いに歓迎すべきことだと思います。

 

一方高学年では、練習量よりも質、つまり「より高度な内容」の扱いが増えているようです。

それも丸暗記すれば解けるようなものではなく、思考力を問うような問題。

 

また、ユニバーサルカラーを採用したり、横幅が長くなったり、上下巻から合本版になったり、別冊がついたり…と、体裁も多少変わるようです。

最近のランドセルはA4に対応しているようですが、全国の「伊達直人」さんたちが施設に贈ったランドセルは大丈夫なのでしょうか?

 

私立のメリットは、今回のような大幅改訂にも動じない独自のカリキュラムを持っているところだと言えるでしょう。

娘の学校の算数では、従来の検定教科書だと学年をまたぐことが多く、一応教科書は配られますが使用するのはほとんどプリントと開智オリジナルテキストです。

 

一方、国語は検定教科書を使用しプライマリーの間はその単元に沿った指導が行われているので、4月からはぶ厚くなった新しい教科書で学習することになります。

どんな風に変わっているのか、楽しみです。

 

 

3年生になって初めて「期末テスト」を経験した娘。

1学期は「期末テスト」というものがどういうものか理解していなかったし勉強の仕方が今一つつかめていなかったようですが、2学期の期末では少し自覚が出てきたようで、自分なりに頑張っていました。

小2までのように「オール3」とまでは行かなくても、「オール5」にあと一歩というところでした。

課題は、理科と音楽。

太陽は「西から上って北を通り東に沈む」らしいので…

 

明日は総合部3~6年生の「学力テスト」があります。

3・4年は算国のみですが、娘にとっては初めての業者テスト。

さて「実力」は、どんなものでしょう。

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24年度入試日程

2011-01-14 21:29:12 | 2012年度(平成24年度)小学校受験

昨日、開智小の学校説明会に参加してきました。

特筆すべき点の一つは、入試日程。

第1回目入試  9月30日(金)

第2回目入試 12月17日(土)

平成22・23年度と2年連続1回のみの入試だったのが、来年度は再びリベンジのチャンスが与えられます。

受験生にとっては朗報ですね

もう一つは、「ペーパーA」について。

今回、平均点が非常に低かったので、来年は「易しくする」ということです。

 

…夏期講習が終わって1か月後、今から8か月半後にはもう入試となります

入試がどう変わろうと、私の小学受験に対するスタンスは変わらず。

本質を違わず、冷静に、しかも万全の態勢で、今年も臨みたいと思います。

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高校合格

2011-01-08 23:55:49 | 風の旅人

今年も中学受験の季節がやって来ましたね。

昔のように受験生に「合格鉛筆」を配ることもなくなりましたが、職業柄、この時期はやはり何となくそわそわして落ち着かないのです。

全ての受験生にエールを送りたいと思います。

 

さて、中高一貫に通う中3の旅人には、受験がありません。

あったら、この冬休み、のんきに「旅」などしていられない。

2学期の期末試験では、苦手な数学も古典も何とか帳尻を合わせて追試もなく無難にやり過ごしたみたいです。

ホント、この人、要領だけはイイ。

 

そして、今日は始業式&内部進学説明会。

「合格通知書」を頂きました。

高校受験で頑張っている生徒さんたちには申し訳ないような気がします。

 

なぜこの時期かと言うと、旅人の学校では来週から3か月間、希望者対象の「ニュージーランド研修」があり、帰国は高校入学直前となるからです。

この研修では、まずオークランドの編入準備校で語学研修などを数週間受けます。

その後、それぞれのステイ先に散らばり、そこの高校に各自「編入」し地元の学生たちと一緒に英語で授業を受けます。

現地での授業日数はこちらの中3の授業日数としてカウントされるため、帰国後はそのまま高校に復学することができるのです。

公的機関の留学制度を利用しているため、費用も非常に安価。

現地校へ「留学」するのではなく「編入」する、また、帰国後はそのまま高校へ「復学」できる。

これは探してもなかなか他の私立中学にはない制度です。

この制度があるからこそこの学校を選択した、というのもあったので、ハハとしては是非とも行って欲しかった。

 

しかーし…

どんなに素晴らしい条件でも、旅人はこのように最初から敷かれた「レール」に乗っかるのを極端に嫌います。

とにかく何でも自分で決めて自由にやりたいタイプ。

かねてから再三打診してみましたが、やはり答えは「NO!」

 

それどころか、高校進学自体どうするか、いろいろ考えていました。

元来勉強好きなほうではないので、このまま高校に上がってなーんとなく受験勉強して、なーんとなく大学受けて、なーんとなく就職する…

そんな将来には大きな疑問を持っているようです。

だからこそ、一度日本を離れ海外で生活してみるのも良い経験なのではないかと、ハハは思ったのですが…

  

自分でいろいろ調べた結果、今のところJRに就職することを旅人は考えているみたいです。

貨物、運転士、車掌、駅員、メンテナンス系、土木系、その他技術系など、結構幅広い選択肢があるようです。

高卒採用もあり、総合職に就きたければ現場経験を積んだ後に採用試験を受けてもいいそうです。

全国のJRにも乗れるし、きちんと休暇も取れるらしいので、大好きな旅と趣味の写真が思う存分できるということ。

それで、給料もそこそこいいんだとか。

ナルホドね…

 

大学進学が全てではないし、どんなに高い偏差値の大学に合格してもそこで終わりではないし、人気企業に就職して高収入を得ることが「幸福」とも限りません。

(もちろん、今時そんな古い考えの人はいないでしょうが…)

合格可能な偏差値の大学(学部)に何の目標もないまま入り、就活となれば何十何百社とエントリーして辛うじて引っかかった企業に就職する…

それはちょっと違うのでは…と、ハハも思います。

旅人には旅人特有の適性・能力があり、将来それを活かして自活しかつ人様の役に立つことができるのであれば、どんな道を歩もうと構いません。

 

…って言うか、旅人はもう既に一人で充分やっていけるだけの「力」を身に付けているのではないかと、最近は思います。

おそらく、このまま路上に「ポンっ」とハダカで放り投げても、何とかマネッジして生きていくような気がしてなりません。

 

いずれにしても、死んだとき一人でも多くの人に感謝してもらい死を惜しんでもらえる人になって欲しい。

そんな人生を送って欲しい。

失敗することもあるかもしれないけれど、失敗したらやり直せばいい。

ハハは、そう思います。

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50インチ

2011-01-07 08:43:48 | ハハ

インチ50インチ

 

2009年6月にテレビが壊れて(正確には、壊されて)以来、大きなテレビ台の上で1年半もの間がんばっていたカーナビサイズの我が家のテレビくん

http://blog.goo.ne.jp/aya-academy/d/20090601

こちらもテレビスタンドがポキンと折れてしまい(正確には、折られてしまい)、ついに「お役御免」の時が来てしまいました

 

「もーーーっ地デジになるまで絶対にテレビ買わないからっ

と、かたくなに購入を拒んでいたハハでしたが、考えてみれば今年が移行年でした。

 

そこで、意を決してついに新しいテレビを買うことにしました。

…というか、エコポイント駆け込み需要に乗って、もう買ってしまいました

無ければ無いで私はなのですが、うちはおばあちゃんがテレビ好き。

老後の愉しみを奪ってしまうわけにはいかないのです

 

で、50インチ

なぜ50インチにしたかと言うと、46インチよりも安かったから

「大きくて売れないから安くしている」そうです。

 

テレビの目の前に座り、かぶりつきで大好きな「天気予報」を見ていたおばあちゃん。

今では約一畳分、後退して見ています

 

もう壊れない(正確には、壊されない)といいんだけれど…

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霊感

2011-01-06 08:08:50 | ハハ

以前も書きましたが、私の実家は神社です。

それが関係しているのかどうかわかりませんが、幼い頃はよく「霊的」な体験をしました。

私にとってはそういった現象や体験は何か特別なことではなく、幼い時から「普通」のことだったので、全く怖ろしいことではありませんでした。

 

しかし…

「死んだおばあちゃんに会えてうれしかった~

などど、他人に当たり前のことのように話すと、大抵怖がられるということがわかってからは、めったに話すことはありませんでした。

実家はどうやら因縁のある家系のようで…まあ、挙げれば色々あります。

だから一刻も早く実家を出たかった、姓を変えたかった、というのが正直な話。

 

ところが、そんな「霊感」も、大人になるにつれて次第に薄れていき、「直感」程度になってしまいました。

純粋な心が失われ罪穢れが増えていくからなのでしょうか。

今では、「気配」とか「ここはイヤな感じがする」などといった「何となく空気を感じる」程度の感覚です。

宜保さんとか下さんとか江原さんのような霊能力者では、もちろんありません。

普通の人間です。

ただ、いざという時の「直感」だけは、今でも人様より少しだけ鋭いようです。

でも、宝くじも含め「くじ」なるものにはからっきし、なのですけどね…

そういうことには「直感」が働かないようになっているようで

 

「くじ」と言えば…

鹿島神宮でのこと。

ハハ「おみくじ、何だった

娘「キチハン」

ハハ「キチハン

娘「そうだよ。ほら…」

ハハ「これ、右から読むんじゃない半吉って…」

娘「そうなの~。半吉って、なに~

ハハ「お母さんも初めて見た~小吉とか末吉とかじゃないんだね」

おばあちゃん「私も、半吉」

ハハ「あっお母さんのも半吉だ…そっちは

旅人「半吉…」

ハハ「ええ~4人とも半吉なので、お父さんは~

チチ「……………凶」

(一瞬、空気が氷結)

そして………大爆笑

 

「半吉」というおみくじがあることを、生まれて初めて知った神社出身のハハでした。

にぎやかな教室の神棚です

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辞書引き学習

2011-01-05 19:08:14 | 開智っ娘

これは、娘が使用している辞書です

名付けて「メガ辞書」by娘

一年生の時から開智の「パーソナル学習」等に「辞書引き」を採り入れてきた娘。

色とりどりの付箋は、現在620番台に入りました。

その直接の成果かどうかは比較対象がないためわかりませんが、語彙力が確実にアップしていることは確かです。

「なんでそんな言葉知ってるの~

と驚くことがたまにあります。

また、語彙が豊富になったぶん屁理屈も生意気になってきて、←こうなることもしばしば

 

知らない・意味のわからない言葉を引くだけでなく、よく知っている・使っている言葉も引いてみると、意外に「へぇ~」という発見があります。

また、目的の言葉を引くだけでなく、時々脱線して自分の興味ある言葉を調べてみることも面白いものです。

そんなことも娘の「楽しみ」の一つになっているようです。

 

実はこれ、主に学校用に使用している、1冊目の辞書なのです。

そして、こちらが主に塾用に使用している2冊目の辞書。

辞書によっては載っていない単語があったりするので、辞書は違う種類を2冊購入することをお勧めします。

娘には他に兄のお下がりの辞書もあります。

 

辞書の選び方

低学年のうちは「総ルビ」(全ての漢字によみがなをふってある)

図解・挿絵・イラストなどが豊富にあり、見ていて楽しめる

語彙数が二万語以上あり、例文が充実している

以上を満たしていれば、あとは使用する本人が気に入ったものでです。

 

世の中には、「電子辞書」なるものが数多く出回っています。

わざわざ重い思いをしなくてもいつでもどこでも手軽に調べ物ができます。

パソコン、ケイタイ等、ネット検索も簡単ですね。

でも、そんなデジタル時代だからこそ、あえてアナログにこだわってみるのもいいのかもしれません。

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2011年 初日の出 

2011-01-04 20:52:05 | 開智っ娘

本日、2011年の仕事始めです

本年もよろしくお願いします

 

我が家は毎年「紅白歌合戦」のあと、「ゆく年くる年」が始まるとすぐ、氏神様である近くの神社へ家族全員で歩いて参拝に行きます。

行くと既に参拝者の長い列ができていて、大概は並んでいる間に新年を迎えます

その後、神社のすぐ向かいにある寺院にも参詣し、新年の初詣出は完了

ここには、「川口七福神」のうち、「弁財天」様が祀られているので、(お金に困らないように)毎年必ずお参りします

徒歩圏内に神社とお寺があって、ほんとラッキーです

 

しかし今年は、何年振りかで、自宅以外の場所で新年を迎えました。

その場所は

北緯 35度42分28秒

東経 140度52分07秒

本州東端、本州一早く「初日」の拝める場所

そう、千葉県の犬吠埼です

2011年元旦、午前6時46分

初日の出~~~

なんて、美しいのでしょう

早起きした甲斐がありましたわ

宿泊したホテルでは、天然温泉露天風呂に入りながらこの美しい初日を見ることができました

なんて、贅沢なのでしょう

しかも、朝食は「おせち料理」~~~

おせちまで「上げ膳据え膳」で頂けるなんて…

なんて、しあわせなのでしょう

 

 

それに先立つこと…大晦日

北海道から無事戻ってきた風の旅人も合流して…

「東京湾アクアライン」(海ほたる)経由で房総半島の鴨川へ。

(開通以来初めて渡りましたが、遠いと思いきや意外に近かった)

目的地は、娘のかねてからのリクエスト=「鴨川シーワールド」

「しおり」まで作成し…

こんなことや…↓

こんなことがしたかったのです…↓

なぜって、将来「シャチの調教師」になることが夢なんですもの、わたし

この等身大の「シャチ」(9000円が3000円にディスカウント)には、早速「カレン」という名前をつけて、毎晩一緒に寝ています

 

帰路は、「犬吠埼灯台」に上り…

鹿島神宮と…

成田山新勝寺に初詣出。

人…人…人…

例年そうするように、やっぱり元日は神社とお寺両方にお参りしないと落ち着かないハハなのでした

もちろん、開けた2日も、氏神様と弁財天様にはちゃんとご挨拶に行きました

 

この年末年始、全国的に天候が荒れ模様の中、特に我が故郷鳥取は大雪で大変な状況でした。

災害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げます。

 

そんな中で、お天気にも恵まれサイコーに贅沢な「旅」ができたことを申し訳なく思いつつ、改めて感謝の気持ちで迎える、そんな新しき年の初めでした。

また、今年も、がんばるぞー 

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