私なりにハングに興味を持つ方が、新しくハングを始めるにあたり、その敷居を少しでも低くするために、機材の低価格化を実現するために、まずは、機体についてはFALCON1のオーバーホールニュー機の可能性、そして、ハーネスについては、現在の初級ハーネスよりももっとシンプルで低価格なものを導入してはどうか?と、いうアイデアを述べさせてもらいました。
この二つはハングを始めるにあたり、もっともお金がかかるもので、これらの低価格化を実現できれば、かなりハング界の活性化になるのでは?と、私は考えています。
この他の機材については、ヘルメットとか、スピードメータ、無線機、そして、バックアップパラシュート等ありますが、これらは新品でそろえるしかないように思えます。
私は、理想的には全ての機材をそろえても、30万以内に納まるのが理想的のように思っています。
それ以上の金額だと、ハングをはじめたいと、せっかく来てくれたお客様も、半分以上は逃げてしまうように思います。
ウチの女房も最近P証と取ったばかり…。それなりにハングを本格的に始める心積もりで山に通いはじめていますが、しかし、最初に買った機体は、やはり最初からあまりお金をかけることに抵抗を感じ、中古のステディーを購入しています。
そして、それを乗りたおして、昨年暮れにSPORT2の中古を購入しました。
一般的な人の金銭感覚は、これが普通だと思います。
最初から、初山頂フライトがしたければ、50万近いグライダーを購入してから…。と、言われてしまっては、やはり、多くのお客様は、ハングを続けることを考えてしまうでしょう。
ただ今の納期情報。バックオーダー5着。納期は2ヶ月ほどになります。
お待たせして申し訳ございません。
私が思うのはそのあとですかね。2機目3機目以降、つまり、ハングを長く続けていくかどうか、という点です。
山本さんは50万~という控えめな数字で書いていらっしゃいますが、現実として今や100万を超える時代です。オプションつけて、GPS買ってということになれば150やそれ以上の方も多いと思いますが、その段階でさすがについてゆけず、という方も一方でいるはずですね。
まぁ、どんな趣味でも入れ込めばお金がかかるのは当然ですが、グライダーは消耗品であって、大切に使えば一生ものというものではないので、このあたりのことを考えても、やはり経済力は必要です。もちろん仲間はもっと必要ですけどね。