外科医 アンチエイジングに目覚める!?

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抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

糖尿病を予防するアンチエイジングな食べ方 その5

2010-04-22 22:37:00 | サクセスフル・エイジング


5.ゆっくり、よくかんで食べる ということ





多くの方々が口にされているので、


 「たくさん頬張らないで、一口、最低30回噛むこと


ということは、よく耳にされているのではないでしょうか。




ポリクリ(臨床実習)で同じ班だったS君は、

 「100回噛むことにしているんだよ」

と、言っていたことを思い出します。

もう、四半世紀も前のことです。


小児科医となった彼。


忙しい診療の日々で、それを実行し続けられたのかな?




ひとつの実話があります。


ドイツの強制収容所に送られ、生還した人の実話。




 劣悪な環境のうえに、支給される食べ物は微々たるもので

 状況は過酷を極めた。


 朝といえば、穀物のコーヒー一杯と、パン一切れ。

 昼と夜は、麦と豆の入ったスープ一杯のみ。


 飢えと寒さのうえに重労働で、毎日、死人が出た。


 そこで彼が思いついたのは、とにかく口にするものは

 水でも何でも徹底して噛むということだった。


 200回から300回は噛んだという。


 すると不思議なことに体は以前より暖かくなるし、

 元気も出て疲れなくなったという。


 一緒に収容された仲間 32人全員に勧めたが、


 彼の言葉に真剣に取り組んだのは、たった2人だけであった


 2年後に解放された時、生き残っていたのはこの3人のみだった。



 彼が息子に残した言葉は


  「もし、虚弱を感じたり、寒かったり、病む事があったら

   とにかく口にするものを150回以上噛みなさい
。」


 というものだった。



この父親の経験は、息子によって出版されベストセラーとなりました。


(ちなみに、息子さんはマクロビオティックの方)


    


副題の You Are How You Eat

食べ方が身体をつくる とでもいいましょうか。



もちろん、


 You Are What You Eat


ということは、いうまでもありませんね。




食事には、時間をかけましょう。

とくに、噛むこと に時間をかけましょう。


食べ物は、完全に噛み終わるまで飲み込まないことです。


消化活動は、口の中から始まっています。


食物が完全に噛み終わっていないと、

続いて消化管で行われる残りの消化活動に備えた

準備が適切に行われません。


食物に含まれる栄養素を最大限に吸収するために、

よく噛むということが極めて重要なのです。



My father began an experiment. In the beginning, he chewed his food only 50
times a mouthful, then he tried 75, then 100, 150, 200, even up to 300 times a
mouthful … sometimes more. He told me that the magic number of chews was
150 times and after that he could chew almost indefinitely with steady
increases in energy. Often there was little time to chew. The morning meal
lasted one half-hour. Lunch was an hour long, but dinnertime lasted as long
as he wanted.

The technique my father developed was simple: Place one tablespoon of
liquid or solid in the mouth and chew, counting each chew. He shared his
discovery with his friends, most of who told him, ‘Come on, Tony, that’s all in
your head!’ His friends thought that 10-20 chews were enough, yet two of
them joined my father in his chewing sessions and they compared notes. They
all concluded that this technique gave them more energy. They felt less
hungry and even more warm.

After two years in the concentration camp, the prisoners were liberated in
1945 by the American Army. A few months later, my father came home to us
in Fiume-Rijeka, formerly Italy, now Yugoslavia. He was skinny but alive.
Of his ship’s crew of thirty-two who were captured and sent to the
concentration camp, only 3 survived. Those who lived were my father and
his two friends who practiced chewing.

http://itzinfo.sitesinseconds.com/WhyItsImportantToChewFastFoodSlow.pdf






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2 コメント

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先生でしょ? (すっとこナース)
2010-04-25 21:03:19
こんばんわ。生まれて初めてブログをみました。
 
 太陽の黒点のナースですが、間違いなく 吉本新喜劇に学会を予定している 先生ですよね。 
返信する
すっとこナースさんへ (AVIN-HMP)
2010-04-25 21:52:46
すっとこナースさん、こんばんは。

ようこそ、ここへ♪、

     クック クック♪。


1640~1710年の期間は

太陽の黒点活動がほとんどない時期で

「マウンダー・ミニマム」と呼ばれます。


つまり、17世紀なのですが、この時期

ロンドンのテムズ川が全面凍結しました。

黒点活動の低下と気温には関連性があります。


現在は二酸化炭素排出による地球温暖化が叫ばれていますが、

長い地球の歴史からは、太陽の黒点活動と温暖化とが、

関連することが明らかだそうです。
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