まるみのあっちこっち巡り

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門前町“亀戸”の街歩き④ 1805年創業 船橋屋 亀戸天神前本店

2022-07-21 00:35:53 | お出かけ 東京



梅と藤の花が美しい亀戸天神の門前町として知られ、
老舗も多い下町の繁華街・亀戸を訪れたなら
立ち寄りたい1805年創業の船橋屋。







初代は亀戸天神が梅や藤の季節に、
参拝客で賑わうのを見て上京し、
湯で練った小麦澱粉をせいろで蒸し、
黒蜜と黄な粉をかけて餅を作り上げました。

それがまたたく間に参拝客の垂涎の的となり、
いつしか江戸の名物の一つに数えられる程の評判に。
令和になり、コロナ禍でも行列は絶えません。







このような商品サンプルを見てしまうと
注文するのも難しくなりますが、
こちらでオーダー、お会計を済ませます。







上質な小麦澱粉を乳酸菌で発酵させたくず餅が名物。
持ち帰りもできますが、日持ちもしないので、
やはり店で食べたいものです。







くず餅 790円

船橋屋のくず餅の製造工程はおよそ450日。
ほのかな香りと酸味、しなやかな食感が特徴。
黄な粉と黒蜜もたっぷり。

人工添加物が存在していない江戸時代より
途絶えることなく守り継がれた船橋屋の
無添加発酵製法なら安心していただけますし、
何しろ格別の味わい、並んでもいただきたい逸品。

葛粉を使った葛餅とは違いますが、
関東と関西でこうして和菓子も違うのです。







あんみつ 800円

どちらもお茶が添えられます。
甘さも控え目ですが、甘味は苦手、
ほんの少し味わうだけで十分なので、
またまたツレが喜んでいただくことに。







満席でしたが、イートイン終了間際は空席が目立ちます。







中庭にもテーブルがあります。
化粧室が近いですが・・・。

東京都江東区亀戸3-2-14

2022.2.26

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