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まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

世界遺産 トロイ遺跡

2011-09-05 00:11:09 | 2011エキゾチックトルコ

伝説だと考えられていた都市が、
実在したものだったとわかったのは、
ドイツ人のシュリーマンが、この遺跡を発掘したからでした。

シュリーマンが発掘したのは、
紀元前2000年代の第2市の遺跡です。





トロイの遺跡には、青銅器時代からローマ時代まで
9つの時代の遺跡が層になっています。
時代が古い順に第1市~第9市と呼ばれています。





トロイ戦争の舞台となったのは第7市で
紀元前1200年前後という説が有力であるようです。

「何にもないところでしょう?」
「作られた木馬があるだけのところじゃないか」と
聞こえてもきそうですが、
遺跡は畑の中、小高い場所にあります。





中国の兵馬俑坑も畑の中から発見されましたが、
一見何でもないような場所に
壮大な遺跡が眠っていることにロマンを感じます。





現在も発掘中ですし、保存状態も良くないので
わかりづらいのですが、見所は、
第9市(紀元前350~400年前)のオデオン、
音楽や演劇、会議が行われた小劇場です。





伝説のトロイの木馬(1975年復元)が、姿を現してきました。
こんなにも大きな木馬だったのかしら?
近くに行ってもっとビックリ
こんなにも大きいのですよ。





確かに、これなら人は隠れることができるでしょう。
この大きさのものを3000年以上前の人が動かしたなんて…

もちろん、中に入って登ってみたまるみです。

頑強な市壁により全く陥落させることができなかったのに
10年に及ぶギリシアとトロイとの戦いにおいて
トロイ陥落の決め手となったトロイの木馬。
敵を欺くために作られたのは事実だと思います。

2011.8.1
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