何度か憧れの関西に行ってますが、今回は友人の計らいで、アスカに泊まることができました。前から、一度味わってみたいと思っていた、古代食も、予約を入れてくれていたので、食べることができましたよ。やった~~~
「万葉あすか葉盛御膳」(古代食)
古代食とは、飛香時代の宮廷人や高級官僚たちの食事を復元したものだそうです。 大伴家持さんなんかも食べていたんですかね
お献立
酒・・・・・・・・・・・・・・にごり酒
飯(いい)・・・・・・・・赤米・黒米
炙りもの・・・・・・・・・鴨肉 アマゴの塩焼き・・茄子煮浸しかつおかけ
あえ物・・・・・・・・・・炙り帆立貝柱の金山時味噌あえ
羹(あつもの)・・・・黒米麹 山菜 生姜 稚鮎の甘露煮
鱠(なます)・・・・・・もずく 手長海老 柚子 ずいきの酢物
煮(にもの)・・・・・・とこ鮑(アワビ) 八幡巻 銀杏 戻し椎茸の甘煮
茹(ゆでもの)・・・・高菜の胡麻油炒め 枝豆 里芋 山くらげの梅味噌和え
菓子・・・・・・・・・・・蘇(ソ・・古代のチーズ) 焼栗 山桃 白無花果(いちじく) 果物
それにしても山海の珍味まで、いいものたべてましたね~~~。にごり酒も美味しかったです。
宿泊した宿の裏山に私の大好きな花の一つ あせび が満開でした。
この花に出会えただけでも幸せ感じるひとときでした。 北国ではそだたないようです。
上記の食事は税として、地方から運ばれてきたもので、いわゆる貴族の 人たちの食事だったそうです。
庶民は手近で得られたもの・・・くりやどんぐりなどの木の実や、アケビゆりねなどの山菜類、川などでとれる魚、あるいは猪や、蛇カエルなどが、食卓を賑わしたと書かれていました。いつの世も格差はあったんですね。
詳しいお品書き、興味深いです
庶民は何を食べていたのでしょう
飛鳥はロマンがいっぱいで、何度でも行ってみたい場所です
でも古代の人々の毎日の生活はきっと厳しいものだったのでしょうね