つれづれなるままに日暮らし

時々の我が家の庭の様子・心思ったことをつづっています。更新はかなりいい加減です。

北イタリア

2007-10-29 | 雑記(旅行)
ピエタ像


初めてのイタリア,三都市訪問、ローマ・フィレンツェ・ベネチアです。バチカン市国にも行き、サンピエトロ大聖堂、ミケランジェロの若き時代の傑作「ピエタ像」見れました。十字架からおろされたキリストを抱き深い悲しみの中の像だと思うのですが、マリア様のお顔がとっても若く綺麗でした。周知のカソリックの聖地です。ひざまづいて、床にキスをしているご夫人のそばで、全くの観光目的でおとづれている私がちょっと意味も無く気恥ずかしい思いも・・・。


夕暮れのアルノ川遠景

フィレンツェのウフィッツィー美術館を出て、すぐそばのアルノ川河畔を散策です。フィレンツェ最古の橋ポンテ・ベッキオ橋を渡り、今回どうしても見たかった、茜色に輝くアルノ川の夕暮れ。美術館を4時半に予約していたので、時間調整はバッチリです。ハ~~思わずため息が漏れました。きれいの一言。今回の写真係は「PAPASAN」です。おかげで綺麗な画像の残せました。ウフィッツィー美術館の「ビーナスの誕生」「春」も見れて感動でした。

サンジミニャーノ

ローマからフィレンツェに向かう途中トスカーナ地方の世界遺産のシエナと美しい搭の町サンジミニャーノ立ち寄りました。建物は違うけれどどこか北海道と似た感じを覚えたところです。糸杉がとても美しく、街並みも中世そのものという感じで、街並みとしては一番のお気に入りです。オリーブが木になっているのも初めて見ました。

ピサの斜搭

フィレンツェからバスで1時間ちょっと、ピサの斜搭にいきました。隣の教会(名前忘れました)の鐘楼とし建てられ、3階まで建てた時突然地盤の陥没で傾き、そのまま90年間工事がストップし、その後2段階にわけ建てられ、一番上の部分は地面に水平になっているとか。数年前にこのまま行くと2015年には倒れてしまうということで大掛かりな補修が行われ傾きが40センチ戻ったそうです。現代の力は凄いですね。自然に建物全体が傾いていったとばかり思っていたので興味深い説明でした。
ベネチアの魚屋さん

次の都市ベネチア・サンタルチア駅まで、憧れのユーロスター(新幹線のようなもの)に乗っての移動でした。ズット汽車に乗りたかったのでゆめがかなって改札が無いのがなんとも不思議な感じ。
ベネチアは勿論水上都市ということはわかっていたけれど実際にみて納得でした。
車は勿論一台も無く、ごみ収集車ならぬ、ごみ収集船に出逢い、なんか普通のベネチアの日常に触れられたようでうれしかったです。
お魚も豊富で、市場の魚屋さんにも新鮮な魚が沢山。


*あっという間の8日間。とにかく色んな意味で歴史を感じさせられた思いです。
とにかくイタリアは一度では見きれ無いな~というのが素直な思い。南イタリアも行ってみたいし、トレビの泉でお願いしてきたから、再びいけること信じて・・。
さあ現実の生活に戻らなくては