つれづれなるままに日暮らし

時々の我が家の庭の様子・心思ったことをつづっています。更新はかなりいい加減です。

ささやきの小径(こみち)

2010-03-30 | 雑記(旅行)
去年の暮れからどたばたブログアップする心の余裕もなくすっかりのご無沙汰になってしまいました。この頃ようやく普段の生活に戻りつつありますが、3月の連休なんとか段取り間に合い憧れの関西行くことができました。



奈良春日大社の杜のなか新薬師寺にもつながる馬酔木あせび(クリックしてみてください。咲くのは白いスズラン状の花のほうです)が両脇に植えられ満開のときはアーチ状になるという”ささやきの小径"やっといけました。ただ満開には程遠く蕾の状態でしたが、心の窓で想像・・。満足です。ズット行きたいと思っていました。すぐ近くの旧志賀直哉邸も見れました。



奈良の3大珍椿の一つ五色椿なら咲いているかと思い、近くの百豪寺に行ってきました。
志岐の皇子の別荘をお寺にしたものだそうです。参道を上がっていく途中振り返るとならの街並みが一望できました。



1本の樹に五色の感じの花をつけるということからの命名との事。確かにピンク・白ちょっと濃いピンク・その混じった色といろいろな花が見れましたが、画像が悪いです。いつもながら

今年は平城宮遷都1300年の年、もちろん平城宮跡地も行ってきましたが、イベントは4月の末から、大極殿は大体出来ていましたが、まだ周辺工事中で、入れませんでした。朱雀門の周りは入れ、昔の大宮人がココを歩いて通勤してきたのかと思うと感慨深いものがありました。昔は日の昇るころから政務が始まり日の沈む頃はおしまい。ということで、下級役人の人は平城宮の遠くに住んでいたから始まる時間に登庁するために凄く早い時間に家でたということです。門の周りにはボランティアの方がいて丁寧に説明してくれました。画像は再現された大極殿です。





京都では東山花灯路がひらかれ、円山のあたり一帯、灯りで彩られ、円山の有名な枝垂桜ももう開花していてライトアップされていましたが、なんだか前来たときよりちょっと弱っているような感じ受けました。


京都で連休中に所用があり、時間の無い中、憧れの奈良にも足を延ばしましたが、奈良在住の友人たちが、いつも温かく迎えてくれます。時間的にかなりの無理がありましたが、今回も友人のご主人が車を出してくださり、ホントに感謝です。遷都1300年のイベントは5月からが目白押し。やはりもう一度いきたいですね~~。
それでも興福寺の阿修羅像に会えましたし、前回は修復で見れなかった唐招提寺・薬師寺の平山画伯の西方浄土の絵が飾られている大唐西域壁画殿にも行け、黄砂のなか疲れきっていましたが精神的には充分に癒されました。