いつか行きたいなあと思っていた滋賀県石山寺。紫式部ゆかりの花の寺と言われています。用事があった所からちょっと足を伸ばしてみました。新快速で、一時間ぐらいで京都、そこから14分ほどで、石山です。そこからバスに乗って山門前まで行きました。
もらったパンフレットによると、花の寺らしく、一月の寒椿に始まり、12月のさざんかまで、お花がたくさん咲くらしいのですが、私が行った頃は、ちょうどその端材目という感じでした。
東大門からの左右には、キリシマツツジ(背丈より高いです)がずっと植えられているのですが、もうほとんど花が終わっていました。ところどころ花が残っていましたが、これが全部咲いていたら、ホント綺麗だろうという感じでしたよ。
琵琶湖をかたどった、回遊式庭園
無憂園・・もう少し早かったら多種の花菖蒲が綺麗だったそうです。残念
ボタンが咲き始めていました。
石山寺というのは、そのへんの地名が石山だからと単純に思っていたのですが、地名はお寺の名前のあとについたようです。この辺は硬い岩盤におおわれ、本堂は、巨大な硅灰石(天然記念物)の上に建てられ国の国宝となっているそうです。 硬い石の山に建てられているから、石山寺。石山寺があるからこのへんの地名が石山になったそうで、歴史は古く、聖武天皇の頃まで遡るということでした。
その他、紫式部が源氏物語の構想を練った寺としても有名です。後世、松尾芭蕉も、よくおとづれ、俳句もたくさん残しているそうです。これは知りませんでした。
紫式部の間(今回のお目当てです)が残され、式部の銅像もたっていました。ここから夜空の月を眺め、源氏物語の構想が浮かび、まずそれは須磨の巻にいかされたということでした。
これら興味深い話をしてくれたのは、現地で、ボランティアガイドをしている谷村さんという方です。
自分なりに集めた資料を片手に一生懸命説明してくださいました。結構お寺の中は、石段もたくさんあって、我々でもフーフーという感じのところもあったんですが、ここが登れるあいだは、頑張りたいそうです。「ぼけぼうしですよ」なんて笑ってらっしゃいましたが、お顔は生き生き輝いて素敵でしたよ。予約も入れてなく急なお願いにも快く応じてくださいました。感謝です。ありがとうございました。
その素敵なボランティアガイドの谷村さんです。ご本人の許可を頂いて画像アップです。説明をしてもらって回るとなお当地のことが分かって、さらにひと味楽しい気がします。もしみなさんも行かれることあったら、お願いすることお勧めです。敷地内の観光センターにいらっしゃいました。
どうぞお元気で(-^〇^-)