つれづれなるままに日暮らし

時々の我が家の庭の様子・心思ったことをつづっています。更新はかなりいい加減です。

ある日のとある病院の病室の一コマ♪

2016-02-25 | 我が家の花

何から書き始めればいいのか、もういろいろなことが起こりすぎて、やっと今日ちょっと一息。

何せ高齢の親たちを抱えていると次から次へと大なり小なりアクシデントが起こります。下のおばあちゃんの次は里の母が、入院となりました。

急性期がすみ、退院の影が少し見えてきたころ、周りにも目が行くようになりました。母のお向かいベットノのおばあちゃんOさんはとてもかわいいおばあちゃんです。認知も多少ありで、私のように娘さんが良く顔を見せていましたが、その日はまだ来ていませんでした。

 入院前に入っていた施設と今いる病室とが重なっているようで、3階に手編みのセーターを引き出しに置き忘れているから見に行きたいと、看護師さんに何度も訴えています。最初は何度もやさしく対応していた看護師さんですが、呼び出しは入るし、いそがしいのでしょう。「だから、嘘言ってないのはわかるけど、ここは病院だし、Oさんは歩けないし3階はいけないの」と最後にはちょっときつく言われてしまいました。

その後のOさんの私への言葉

ちょっと全然私の話聞いてないよね、もうしゃっとあうとだ~~。何言っても受け付けないんだからもうしゃーないわ。

Oさんもうすぐ娘さん来るから、娘さんに言って見に行ってもらいましょう。

Oさん

いやーもうないわ。機械で私編んだんだー。すごくかっこいいのだから、もう誰かにもってかれてるさ。でもいいんだ。

でもサー全然話聞かないんだからねー。いいわ、きもちきりかえる!腹立ててたらこっちが損だとか、ばからしいとか。ちゃんと自分で納得させています。えらい 

そうだね。と話を合わせ、母と年も近いこともあり、違う話を振ると、すっかりご機嫌なおり事なきを得ました。私の事を、かーさん、かーさんと呼んでくれ、お母さん大事にしなさいよと、いい話いっぱいしてくれました。

母が先に退院となりましたが、Oさんも早くよくなってうちに帰りましょうねといって、サヨナラしてきました。

そんな病院通いの合間に。私のアニバーサリーもあり、孫のG君がくれたブーケです。

詩吟の予選会もあったり、下のおばあちゃんも、風邪をひいてしまい、なかなかすっきりしなくてかわいそうでした。

ようやく私も周りが少し落ち着いて見れるようになってきました。こちら雪が今年は少ないと思っていたら、ここ毎日とても寒く、雪もたくさんですが、垣間見せる太陽さんの日差しは確実に春の日差しを感じます。

春ちかし。

花色に惹かれ衝動買い。サイネリアです。やっぱり花はいいですね。癒されます。

今年でブログもまる10年。11年目に入りました。