~1975年初演の「コーラスライン」が再演されることとなり、19人のキャストを求め3千人ものダンサーたちがオーディションに集まった。ダンサーたちの半生を基に描かれたこのミュージカルに、誰もが「これはわたしの物語」とキャリアをかけて挑戦。4か月後の2次選考では演技や歌の審査もさらに激しさを増し、ついに運命となるキャスト発表の日が訪れる。(シネマトゥデイ)~
原題:EVERY LITTLE STEP
原案:マイケル・ベネット
監督:ジェームズ・D・スターン、アダム・デル・デオ
音楽:Jane Antonia Cornish、Marvin Hamlisch
出演:ジェシカ・リー・ゴールディン、ジェイソン・タム、高良結香、クリッシー・ホワイトヘッド他
本作は2006年、16年ぶりに再演されることになった「コーラスライン」のオーディション風景を撮ったドキュメント。「コーラスライン」とは、稽古で舞台上に引かれるラインのことで、コーラスつまり役名のないキャスト達が、ダンス等でこれより前に出ないようにと引かれる。メインキャストとコーラスを隔てる象徴ともなっている言葉。
私は1996年と1997年の二度ニューヨークに行きました。目的はジャズクラブ巡りでしたが、おのぼりさん宜しくブロードウェイでミュージカルも観ました。当時はミュージカルにさほど興味はありませんでしたが、1996年に「ミス・サイゴン」、翌年に「オペラ座の怪人」を見ました。1996年というとジョナサン・ラーソンの「レント」が初演され話題になっていましたが、確かチケットが取れなかったんだと記憶しています。
今思えばせっかくニューヨークまで行って本場のミュージカルを二本しか見なかったとは、随分もったいないことをしたなと思います。特に「レント」は、後に映画になりDVDで観ましたが、ミュージカル映画としても優れた作品だったことがわかりました。残念です。
<伝説となったミュージカルの映画版、「RENT」(アメリカ/2005年)とその理由>
http://blog.goo.ne.jp/asongotoh/e/a08f4d31ecfac7afbb455c90d7794a62
ミュージカルのアクターであるということは、ダンサーであり、歌手であり、役者でなければならないというエンターテインメントの三つの要素に鍛錬を積み、その粋を極めることが求められますね。タモリさんがミュージカル嫌いを公言していますが、ゴルフ嫌いを公言し今ではゴルフを熱く語るようになったように、彼なりのジョークだと思います。
さて、このミュージカルを立ち上げたマイケル・ベネットですが、やはり日本にはミュージカルファンが少ないのかネット上には詳しい説明を記しているものは少ないですね。本作ではその映像がふんだんに登場しますが、44年という短い生涯であったことは残念なことです。
マイケル・ベネット(1943〜87年);ニューヨーク生まれ。ダンサーとしてブロードウェイで出演を重ねる。映画「アパートの鍵貸します」を原作にした「プロミス・プロミセス」(68年)で振付師として認められる。ベネットが原案を思いつき、演出・振付などトニー賞9部門を制した「コーラスライン」は「キャッツ」に破られるまで超ロングラン記録となるが、惜しくも44歳という若さでエイズのため、この世を去る。
<Michael Bennett - Wikipedia>
http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Bennett
本作はドキュメンタリー作品なので出演陣というはちょっと変ですが、3000人の応募者の中から役を勝ち取った日本人・高良結香さんに注目しないわけにはいきません。彼女については私の音楽をテーマにしたブログで取り上げましたので、ここでは割愛します。
<ブロードウェイ史上初の日本人アクター、高良結香>
http://blogs.yahoo.co.jp/asongotoh/57890132.html
<高良結香 - Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E8%89%AF%E7%B5%90%E9%A6%99
本作に登場するアクターの中でもう一人、個人的に注目したいのがクリッシー・ホワイトヘッド。
クリッシー・ホワイトヘッド(Chryssie Whitehead)は、「アメリカ合衆国のミュージカル女優。サウスカロライナ州出身。高校時代に学内で行われたミュージカル『コーラス・ライン』の学生公演にて、すぐにオーディションに落選する女優と、ジュディの代役を演じる。 その後、同作のブロードウェイ再演(2006年)にてブロードウェイデビュー、クリスティーン役を演じる。この様子は2008年公開のドキュメンタリー映画『ブロードウェイ・ブロードウェイ』内でも紹介された。 その後は、ホワイトクリスマス舞台版などに出演している」。
<映画「ブロードウェイブロードウェイ」公式サイト>
http://www.broadway-movie.jp/
<ドキュメンタリー映画「ブロードウェイブロードウェイ コーラスラインにかける夢」>
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/081024/tnr0810241850024-n1.htm
<Every Little Step (2009) - Movie>
http://movies.yahoo.com/movie/1809950260/info
<A Chorus Line - One ( Finale)>
http://www.youtube.com/watch?v=tyZeGOsR9IA
このミュージカルを原作として1985年にリチャード・アッテンボロー監督、マイケル・ダグラス出演のアメリカ映画「コーラスライン」があるようですが、いたって評判が悪いようですね。
原題:EVERY LITTLE STEP
原案:マイケル・ベネット
監督:ジェームズ・D・スターン、アダム・デル・デオ
音楽:Jane Antonia Cornish、Marvin Hamlisch
出演:ジェシカ・リー・ゴールディン、ジェイソン・タム、高良結香、クリッシー・ホワイトヘッド他
本作は2006年、16年ぶりに再演されることになった「コーラスライン」のオーディション風景を撮ったドキュメント。「コーラスライン」とは、稽古で舞台上に引かれるラインのことで、コーラスつまり役名のないキャスト達が、ダンス等でこれより前に出ないようにと引かれる。メインキャストとコーラスを隔てる象徴ともなっている言葉。
私は1996年と1997年の二度ニューヨークに行きました。目的はジャズクラブ巡りでしたが、おのぼりさん宜しくブロードウェイでミュージカルも観ました。当時はミュージカルにさほど興味はありませんでしたが、1996年に「ミス・サイゴン」、翌年に「オペラ座の怪人」を見ました。1996年というとジョナサン・ラーソンの「レント」が初演され話題になっていましたが、確かチケットが取れなかったんだと記憶しています。
今思えばせっかくニューヨークまで行って本場のミュージカルを二本しか見なかったとは、随分もったいないことをしたなと思います。特に「レント」は、後に映画になりDVDで観ましたが、ミュージカル映画としても優れた作品だったことがわかりました。残念です。
<伝説となったミュージカルの映画版、「RENT」(アメリカ/2005年)とその理由>
http://blog.goo.ne.jp/asongotoh/e/a08f4d31ecfac7afbb455c90d7794a62
ミュージカルのアクターであるということは、ダンサーであり、歌手であり、役者でなければならないというエンターテインメントの三つの要素に鍛錬を積み、その粋を極めることが求められますね。タモリさんがミュージカル嫌いを公言していますが、ゴルフ嫌いを公言し今ではゴルフを熱く語るようになったように、彼なりのジョークだと思います。
さて、このミュージカルを立ち上げたマイケル・ベネットですが、やはり日本にはミュージカルファンが少ないのかネット上には詳しい説明を記しているものは少ないですね。本作ではその映像がふんだんに登場しますが、44年という短い生涯であったことは残念なことです。
マイケル・ベネット(1943〜87年);ニューヨーク生まれ。ダンサーとしてブロードウェイで出演を重ねる。映画「アパートの鍵貸します」を原作にした「プロミス・プロミセス」(68年)で振付師として認められる。ベネットが原案を思いつき、演出・振付などトニー賞9部門を制した「コーラスライン」は「キャッツ」に破られるまで超ロングラン記録となるが、惜しくも44歳という若さでエイズのため、この世を去る。
<Michael Bennett - Wikipedia>
http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Bennett
本作はドキュメンタリー作品なので出演陣というはちょっと変ですが、3000人の応募者の中から役を勝ち取った日本人・高良結香さんに注目しないわけにはいきません。彼女については私の音楽をテーマにしたブログで取り上げましたので、ここでは割愛します。
<ブロードウェイ史上初の日本人アクター、高良結香>
http://blogs.yahoo.co.jp/asongotoh/57890132.html
<高良結香 - Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E8%89%AF%E7%B5%90%E9%A6%99
本作に登場するアクターの中でもう一人、個人的に注目したいのがクリッシー・ホワイトヘッド。
クリッシー・ホワイトヘッド(Chryssie Whitehead)は、「アメリカ合衆国のミュージカル女優。サウスカロライナ州出身。高校時代に学内で行われたミュージカル『コーラス・ライン』の学生公演にて、すぐにオーディションに落選する女優と、ジュディの代役を演じる。 その後、同作のブロードウェイ再演(2006年)にてブロードウェイデビュー、クリスティーン役を演じる。この様子は2008年公開のドキュメンタリー映画『ブロードウェイ・ブロードウェイ』内でも紹介された。 その後は、ホワイトクリスマス舞台版などに出演している」。
<映画「ブロードウェイブロードウェイ」公式サイト>
http://www.broadway-movie.jp/
<ドキュメンタリー映画「ブロードウェイブロードウェイ コーラスラインにかける夢」>
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/081024/tnr0810241850024-n1.htm
<Every Little Step (2009) - Movie>
http://movies.yahoo.com/movie/1809950260/info
<A Chorus Line - One ( Finale)>
http://www.youtube.com/watch?v=tyZeGOsR9IA
このミュージカルを原作として1985年にリチャード・アッテンボロー監督、マイケル・ダグラス出演のアメリカ映画「コーラスライン」があるようですが、いたって評判が悪いようですね。
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