読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

女性の怨念は怖い、ファム・ファタールを描くサイコ・サスペンス。「レミング」(仏/2005年)

2008-04-21 06:47:32 | 映画;洋画
原題:LEMMING
監督:ドミニク・モル
脚本:ジル・マルシャン 、ドミニク・モル
音楽:デヴィッド・ホイッテカー
出演:シャルロット・ゲンズブール、シャーロット・ランプリング、ローラン・リュカ

レミング(Lemming)は、哺乳綱ネズミ目キヌゲネズミ科ハタネズミ亜科レミング族の動物の総称。和名はタビネズミ。北極及び北極近辺のツンドラ生物群系に生息する。「集団自殺する動物」として知られていますが、それは事実ではないといいます。

シャルロット・ゲンズブールについては、今年、1/4の記事「女優さんと結婚するには相当の覚悟がいります、「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」(仏/2001)」で取り上げましたので割愛します。

ローラン・リュカのついては、「変態村」「ハリー見知らぬ友人」といった作品に出演しているそうですが、ウィキペディアの英語版からの引用で失礼します。

Laurent Lucas is a french actor, born in Paris in 20 July 1965, Laurent Lucas enrolled as a student of Charles Dullin and quickly became one of the most promising students at the Strasbourg National Theatre.
He first appeared on the screen in 1996 in I Hate Love in which he delivered a riveting performance of a man who is HIV positive. Lucas next played in Pola X by Leos Carax, and then with Karin Viard, shot two outstanding films: The New Eve and Haut les Coeurs!, his performance for which won him a Cesar nomination for Best Aspiring Actor.
In 2000, Lucas rose to notoriety with his role as a young father in Harry, He's Here to Help, and in 2003, appeared in three films presented at Cannes International Film Festival: Tiresia, Who Killed Bambi ? and Va petite ! Most recently, Lucas' performances in Lemming (2005) by Dominik Moll and Sur la trace d'Igor Rizzi (2006) by Noël Mitrani have definitively placed him at the head of his generation of French actors.


シャーロット・ランプリングといえば、私の世代ではればなんといっても「愛の嵐」(1973)のコスプレが衝撃的でした。

シャーロット・ランプリング OBE(Charlotte Rampling OBE、1946年2月5日-)は、「イギリスの女優。イングランド・エセックス州スターナー出身。父親ゴドフリー・ランプリングは軍人、母親は画家。イギリスとフランスで教育を受けたせいもあり、語学が堪能。ロンドンで秘書として働いていたときにスカウトされモデルになり、その後演技の勉強をして女優になる」。

「イタリア映画『愛の嵐』で見せた、上半身裸にサスペンダーでナチ帽をかぶって踊るシーンはあまりに有名である。作曲家のジャン・ミッシェル・ジャールなど、結婚歴が2度あり、3人の子供がいる。ゲーム『メタルギア』ファンには、ザ・ボスのモデルになっていることで有名」。

<シャーロット・ランプリング- Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0


最後にシャルロット・ゲンズブールの母親、ジェーン・バーキンについて触れておきます。

ジェーン・バーキン(Jane Birkin OBE、本名:Jane Mallory Birkin OBE、1946年12月14日 - )は、「女優・歌手。イギリス・ロンドン生まれ。母親は女優。17歳で映画デビュー。19歳の時ジョン・バリーと結婚、一女ケイト・バリー(写真家)をさずかるが離婚。その後フランスに渡り、セルジュ・ゲンスブールと出会い、1968年に結婚(ジェーン再婚、ゲンスブールは三度目の結婚)」。

「1977年にゲンスブールの酒乱・ドメスティックバイオレンス等を理由に離婚したが後年和解、1991年ゲンスブールの病没まで、仕事で共演したことや私生活においても大変友好的な交流が続いたこと、二人の間にできた娘シャルロット・ゲンスブールが女優となったことは余りにも有名である」。

「映画監督ジャック・ドワイヨンと三度目の結婚をしたが後に破局。ドワイヨンとの間の娘、ルー・ドワイヨンも女優。エルメスの『バーキン』は、彼女がデザインしてエルメスに発注したものである。また美容整形はあたり前とされる芸能界において、顔にメスを入れる抵抗感から整形を頑なに拒否、またコラーゲン注入・皺取りなどのいわゆる美容医療も不自然でなじまぬと拒否した芸能人としても知られる」。

1965年のイギリス映画に「ナック(The Knack ...and How to Get It)」がありますが、この映画でジェーン・バーキンとシャーロット・ランプリングが出演しているようです。

「リチャード・レスターが二本のビートルズ映画の間に撮った青春コメディで、イマイチもてない小学校教師の青年と田舎上京して来た女の子との恋が芽生えるまでを描く。ちなみにThe Knackとは女の子をモノにするという意味。如何に女心を掴むかがこの映画のテーマ。ちなみにこの映画では無名時代の、ジャクリーン・ビセットなどがチョイ役で出てるがそれを見つけるのも見所の1つ」。


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