にゃんのキッチン

塩分・蛋白質制限も創意工夫があれば関係なし!料理大好き!慢性腎不全と共存する僕の食事日記です(旧・食読日記)。

サンクスギビング2010♪

2010年12月07日 | パーティー
毎年恒例の感謝祭ディナー、アメリカでは11月の第4木曜日なのですが、我が家ではちょっと前倒しで勤労感謝の日に行いました。
今回で6回目を迎えるこの会、今年の主役はこちらの4キロ強の七面鳥です。

七面鳥

いつもハーブやレモンで下味をつけるのですが、今年はストレートに七面鳥の味で勝負したかったので敢えて塩・胡椒のみの下味です。
皮の下にはバターをたっぷり詰め込んで、お腹にはセロリ、ニンニク、玉ねぎをぎっしり。
全体にオイルを塗って、170度のオーブンで約4時間。

七面鳥・前

2時間半経過した時点で一度取りだし、グリルパンに流れ出た肉汁や脂を全体に回しかけるベイスティングを行います。
さらに焼き続け、最後の45分は200度にオーブンの温度を上げてしっかりと焼き目をつけていきます。
焼きあがったら取りだして、アルミ箔で包み、30分ほど休ませてあげれば肉汁が落ち着いて最高の七面鳥の出来上がり♪

もちろん七面鳥だけではディナーになるわけもなく、副菜も盛りだくさんです。
今年初の試みでジン風味のザワークラウトを用意しました。
市販品をジンとキャラウェイシードで煮込んだ風味豊かな一品はMolly Wizenburgのレシピを拝借。
爽やかな酸味が肉に疲れた舌を刺激してくれます。



ビーツのサラダは茹でたビーツをシンプルなヴィネグレットで和えたものです。
角切りにしたんですが、若干食べにくかったかも。



サラダはエンダイブにザクロ、カリカリに焼いたベーコン、パルメザンチーズのサラダです。
たまたまスーパーで見かけたザクロを使ってみたらこれが思いのほか好評でした。
ドレッシングはバルサミコ酢ベースのヴィネグレットです。



七面鳥用のソースは定番のブラウングレイビーとクランベリーソース。
七面鳥と甘いソースを合わせるのってアメリカではごく一般的なのですが、その中でも王道といえるのがこのクランベリーソースです。
ディジョンマスタードとバルサミコでちょっと深みを加えています。



そしてサンクスギビングといえばマッシュポテト
ムーランで裏ごしした男爵芋にバター、クリーム、牛乳を加えて滑らかにのばしました。
これにグレイビーをかけて、ターキーと一緒に食べると何とも言えない幸せな味です♪



毎年作っているコーンブレッドは今年は欠場、その代わりにディナーロールを焼きました。
ホームベーカリーで生地を作り、成形して焼き上げたロールはふわふわで優しい味わい。
余ったロールで翌日のサンドイッチが作れるのもポイント高し。



そしてなんといっても本日の主役はローストターキーです。
今年は焼きあがりがちょうどいい感じで、肉はジューシーに仕上がっていました。満足♪



適当に切り分けたターキー。
美味い♪
右側のスタッフィングは七面鳥の首の部分に詰めてあった米、シメジとニンニクのスタッフィングです。
実はこの他にも我が家の定番、胡桃、ソーセージとマッシュルームのハーブスタッフィングも作ったんですが、写真撮るの忘れちゃいました...



この後も実は自家製アップルパイがあったんですが、それも撮影漏れ。
なんか次々と料理を出してるうちに忘れちゃうんですよね(笑)

さて、いよいよ12月に入って次はクリスマス!
また頑張るぞー♪


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3 コメント

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Unknown (Saule)
2010-12-22 21:11:52
ここで拝見したMolly Wizenburgさんの本、面白そうだなと思って、アマゾンで買いました。到着してびっくり。日本の本と全然違う!お料理の本なのに、写真が全然ない!欧米ではよくあることのようですね。お料理の本やガイドブックでも、活字ばっかり、というの。
でも、とても面白そうですので、もちろん、楽しんで読むつもりです!
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Molly Wizenburg (にゃん)
2010-12-23 10:53:13
Sauleさん、こんにちは!
そうそう、確かに活字ばっかりなんですよね。でもこの人の文章って本当に上手くて、読んでると情景が目に浮かんでくるかのようで、読み終わった後はやけに腹が減っています(笑)
こういった本の翻訳版が出ればいいのになーっと思いつつ、本のスタイルが違いすぎて受け入れられないかも。
もともとOrangetteというウェブサイトをやってる方でここは写真もそれなりに載っているので是非覗いてみてください♪
返信する
モリーさんの本 (Saule)
2010-12-25 08:02:13
ぱらぱらと拾い読みして、なんていい文章を書く人なんだろうと思いました。とてもシンプルでストレートですね。それに、お連れ合いのことを「どこに行くにも口笛を吹いている」と書いているところなど、ちょっと感動。今の日本では、口笛を吹いて楽しそうにしているおじさんて、あまり見ませんからね。
ありがとうございました。
私はミステリーが好きなので、お料理の出てくるミステリーで好きなのは、Agatha Christieの"At Bertram"s Hotel"と、Aaron Elkinsの"Old Bones"です。どちらも翻訳もありますし、あまりお返しになりませんが。ではでは。
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