昨年の富士登山があまりに楽しかったので、今年も旅友naoちゃんと行っちゃいました。
新月は満天の星空のはず・・・
満月は月明かりで明るいはず・・・
どちらかに行こうってことで、今年は新月を選択。
偶然にも皆既日食、富士山では部分日食の日。
こりゃ、富士山から見れるかも・・・
今年は須走口ルート五合目からアタック。
登山口には神社があり、森の中の登山道を歩く。
須走口は木や緑が多く、あっという間に六合目に到着。
山小屋前のベンチに寝転び、部分日食を雲の合間から眺めた。
ちょうど70%ぐらい太陽と月が重なっている。
曇っていたから肉眼で見え、更に日食用レンズをお借りするとハッキリ見える。
部分日食をカメラに、しっかりと写せた。
山小屋のテレビでは、硫黄島の皆既日食の模様が・・・
もうこの世のモノとは思えない美しさ・・・
息をのむほどの美しさ・・・
自然って、本当に素晴らしい。
それから無理せず、ゆっくりと登った。
高度のせいか、体力低下か、昨年より疲れやすいような・・・
それは私だけではなく、naoちゃん同様。
下界を見下ろすと、真っ白な雲海が広がる。
時々、雲の合間から山中湖や伊豆の山々が現れる。
何度も何度も休憩しながら、登山開始から約8時間後に八合目到着。
今夜は山小屋下江戸屋に素泊まり。
皇太子さまが宿泊したことがあったり、FreeTibetを訴えていたり、あっちこっちにチベット語の注意が書かれていたり・・・
ディープな山小屋は、どこか外国のゲストハウスのようで私たち向き。
しかも平日で空いていたので、広々と使え快適でキレイな寝具で清潔。
山小屋初体験としては大満足。
残念ながら、曇っていたので星は一つしか見えなかった。
自然って、本当に難しい。
夜中2時に目覚め、頂上を目指す。
ここから2時間半で到着するという。
山登り装備を最強にして、寒さ対策は万全。
これも昨年、死ぬほど寒かったことからの教訓。
登り始めると、まったく寒さは気にならない。
登山道は徐々に険しくなる。
もう10歩も歩くと息切れ・・・
いったい、頂上まで何時間掛かることやら・・・
ここで初アイテム〝酸素〟登場。
高山病になったら、使用するモノって思っていた。
いやいや、バカに出来ません。
吸った瞬間、視界が広がった。
頭に酸素が通った感じがした。
少しだけ元気になり、登り始める。
確かに少しだけ回復したが、すぐに息切れ。
しばらくすると、アラレ交じりの雨が降り始めた。
私たちは座って、ただ耐える。
着用している雨具はビショビショになった。
雨が止んで登り始めると、濡れた雨具で寒くなった。
これが低体温になる原因。
休むと寒いので、少しづつ進むしかない。
まるで修行、まさに修行。
霧が出たり、また雨が降り出したり、疲れたり、眠くなったり・・・
こりゃ、ご来光どころじゃない。
頂上では、ここ2日ほどご来光は出ていないそう。
昨年の夜間登山は自然の変化に富み、どの瞬間も目が離せなかった。
だから疲れを感じず、あっという間に頂上だった。
今年は雲だったり、霧だったり、白の世界ばかり。
山の天候は気まぐれで、同じ富士山はないのだ。
今年の富士山は厳しい。
自然って、本当に厳しい。
4時間後、ついに霧の頂上到着。
やり遂げた、ついにやり遂げた。
二人で抱き合って喜ぶ。
何度も諦めようと思ったのに、なぜか登っちゃった。
山小屋で朝ごはんを食べていると、太陽が顔を見せ始めた。
眩しいほどの光の中、早々下山開始。
頂上に未練なく、下山して温泉へ行くことを目標にする私たち。
いやー、下山って楽にスイスイ下りられる。
高度が下がるからか、足に対する負担からか・・・
砂を滑るように下りる須走口。
スケートの要領で、滑るように下りていく。
暑くなったので、着ていたものを脱いでいく。
真冬の世界から、夏の世界へ。
何度か休憩して、ハッと気付いた。
カメラがない。
先ほど休憩した場所に置き忘れた。
滑るように下りた道を、汗だくで必死に登る。
確か、この辺だったような・・・
だが、カメラ見付からず・・・
そんなこんなで、富士登山&部分日食の写真なしです。
一応、下山してから五合目の警察に届け出た。
昨年は登山靴が壊れ、今年はカメラ紛失。
最後まで、自然の中では気を抜いちゃいけないってことだ。
昨年の富士登山日記はこちら
新月は満天の星空のはず・・・
満月は月明かりで明るいはず・・・
どちらかに行こうってことで、今年は新月を選択。
偶然にも皆既日食、富士山では部分日食の日。
こりゃ、富士山から見れるかも・・・
今年は須走口ルート五合目からアタック。
登山口には神社があり、森の中の登山道を歩く。
須走口は木や緑が多く、あっという間に六合目に到着。
山小屋前のベンチに寝転び、部分日食を雲の合間から眺めた。
ちょうど70%ぐらい太陽と月が重なっている。
曇っていたから肉眼で見え、更に日食用レンズをお借りするとハッキリ見える。
部分日食をカメラに、しっかりと写せた。
山小屋のテレビでは、硫黄島の皆既日食の模様が・・・
もうこの世のモノとは思えない美しさ・・・
息をのむほどの美しさ・・・
自然って、本当に素晴らしい。
それから無理せず、ゆっくりと登った。
高度のせいか、体力低下か、昨年より疲れやすいような・・・
それは私だけではなく、naoちゃん同様。
下界を見下ろすと、真っ白な雲海が広がる。
時々、雲の合間から山中湖や伊豆の山々が現れる。
何度も何度も休憩しながら、登山開始から約8時間後に八合目到着。
今夜は山小屋下江戸屋に素泊まり。
皇太子さまが宿泊したことがあったり、FreeTibetを訴えていたり、あっちこっちにチベット語の注意が書かれていたり・・・
ディープな山小屋は、どこか外国のゲストハウスのようで私たち向き。
しかも平日で空いていたので、広々と使え快適でキレイな寝具で清潔。
山小屋初体験としては大満足。
残念ながら、曇っていたので星は一つしか見えなかった。
自然って、本当に難しい。
夜中2時に目覚め、頂上を目指す。
ここから2時間半で到着するという。
山登り装備を最強にして、寒さ対策は万全。
これも昨年、死ぬほど寒かったことからの教訓。
登り始めると、まったく寒さは気にならない。
登山道は徐々に険しくなる。
もう10歩も歩くと息切れ・・・
いったい、頂上まで何時間掛かることやら・・・
ここで初アイテム〝酸素〟登場。
高山病になったら、使用するモノって思っていた。
いやいや、バカに出来ません。
吸った瞬間、視界が広がった。
頭に酸素が通った感じがした。
少しだけ元気になり、登り始める。
確かに少しだけ回復したが、すぐに息切れ。
しばらくすると、アラレ交じりの雨が降り始めた。
私たちは座って、ただ耐える。
着用している雨具はビショビショになった。
雨が止んで登り始めると、濡れた雨具で寒くなった。
これが低体温になる原因。
休むと寒いので、少しづつ進むしかない。
まるで修行、まさに修行。
霧が出たり、また雨が降り出したり、疲れたり、眠くなったり・・・
こりゃ、ご来光どころじゃない。
頂上では、ここ2日ほどご来光は出ていないそう。
昨年の夜間登山は自然の変化に富み、どの瞬間も目が離せなかった。
だから疲れを感じず、あっという間に頂上だった。
今年は雲だったり、霧だったり、白の世界ばかり。
山の天候は気まぐれで、同じ富士山はないのだ。
今年の富士山は厳しい。
自然って、本当に厳しい。
4時間後、ついに霧の頂上到着。
やり遂げた、ついにやり遂げた。
二人で抱き合って喜ぶ。
何度も諦めようと思ったのに、なぜか登っちゃった。
山小屋で朝ごはんを食べていると、太陽が顔を見せ始めた。
眩しいほどの光の中、早々下山開始。
頂上に未練なく、下山して温泉へ行くことを目標にする私たち。
いやー、下山って楽にスイスイ下りられる。
高度が下がるからか、足に対する負担からか・・・
砂を滑るように下りる須走口。
スケートの要領で、滑るように下りていく。
暑くなったので、着ていたものを脱いでいく。
真冬の世界から、夏の世界へ。
何度か休憩して、ハッと気付いた。
カメラがない。
先ほど休憩した場所に置き忘れた。
滑るように下りた道を、汗だくで必死に登る。
確か、この辺だったような・・・
だが、カメラ見付からず・・・
そんなこんなで、富士登山&部分日食の写真なしです。
一応、下山してから五合目の警察に届け出た。
昨年は登山靴が壊れ、今年はカメラ紛失。
最後まで、自然の中では気を抜いちゃいけないってことだ。
昨年の富士登山日記はこちら