カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

花しょうぶ

2006年03月06日 | 
促成栽培の花菖蒲
青梅のI・T氏より今年も促成栽培の花菖蒲が開花したとのメールが届きました。昨年はピッタシ3月3日の桃の節句に開いたのでしたが、今年は誤差3日遅れの開花です。クリスマスに入室、厳寒の冬を乗り越えて咲かせるのは、並大抵の努力ではないことでしょう。光と温度と愛情で咲くのですネ。貴重な品種や弱って心配な品種は取り込んで促成栽培することで花ショウブの芽吹きを促すのだそうです。
我が家の花ショウブは生命の息吹・新芽が動き始めたばかりです。この夏は品種「浦安の舞」を咲かせるべく頑張ります。

品種「初夢」⇒
寒さの中、蕾はなかなか開いてくれないそうですが、開いた花は、その代わり長持ちするメリットがあるんだそうです。

雛人形と花のまち鴻巣を廻る

2006年03月02日 | 万歩会
フラワーフェスティバル・びっくりひなまつり
万歩会2月例会
1、日時:2006年3月1日(水)雨天催行
2、集合:北鴻巣駅 AM9:40
3、行程:北鴻巣駅9;47→9:58鴻巣フラワーセンター(花の競り市など見学・昼食)→12:30鴻巣市役所(びっくり雛祭見学)13:10→13:45人形町散策(広田屋人形店・吉見屋人形店・雛屋歴史資料館見学)→15:25勝願寺→15:55鴻巣駅16:10(快速急行)
4、解散:鴻巣駅
5、費用:交通費 往復2560円(東京メトロ230×2・JR1050×2)
バス代 370円(100×2・170×1)雛屋歴史資料館入館料200円(割引適用)


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うれしいひなまつり
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雛のつるし飾り(つるし雛)
つるし雛(下げもん←九州柳川の呼び名)とは3月3日のお雛祭りの時、お雛さまの脇にお人形を吊るす風習です。江戸時代から伝わる習わしで、祖母や母が子供の幸せ、成長を祈り一針一針、縫い上げた日本古来の伝統文化なのです。
一体一体のいわれのある人形は、着物のはぎれやちりめん素材で作り上げ、日本の四季折々の風土に合う柄選び、型取り、縫い上げという行程を経ています。
品の数が多ければ多いほど柄の種類や型取り、手間などが複雑になりますが、愛情のこもった豪華な「つるし飾り」に仕上がります。中には100体以上吊るされているものもあるほどです。お人形・植物・動物・食べ物・果物・手鞠‥これらは{子孫繁栄・動物たちをいたわり・植物は食べ物に困らないように・手鞠は家族の幸せ、人の輪、人生の輪}を表しております。
人形たちのいわれ
・手鞠‥家族の幸せ、人の輪、人生の輪
・さる‥厄が去る
・巾着‥わが子が、物やお金に不自由しないように
・三角‥香袋。お香は貴重品で薬でもある。
・金魚‥心和む金魚。赤は魔よけの色。赤い服の可愛い女の子の象徴。
・鶴、亀‥鶴は千年。亀は万年。共に長寿の象徴。
・ポックリ‥早く歩けるように。足が丈夫になるように。
・うさぎ‥呪力があるとされ、また神さまのお使いでもある
・団子‥食べ物に困らないように。
・鳩‥神の使い。平和の象徴。むせない。お乳をよく飲めるように。
・つばめ‥子孫繁栄。縁起がよい。
・羽子板‥厄を飛ばす
・座布団‥早くお座りができますように。
・お手玉‥おもちゃ
・被布着‥寒がらぬように。着るものに困らないように。
・本‥早く読み書きができるように
・這い這い人形‥這い子といい、這えば立て、立てば歩めの親心。子の健やかな成長を願う。
・季節の果物‥女の子が一生恵まれることを願って。
・おくるみ赤ちゃん‥風邪を引かないように。
・でんでん太鼓‥子守のときに使う。よく眠れるように。
  他、その家その人によって思い思いの物と数を下げる。
 (人形のふるさと鴻巣 広田屋さんの解説より抜粋)
知らなかった鴻巣・花の街

万歩会2月の例会はリーダーの入院加療のため予定より一週間ずれ込んだ実施となりました。先ずは無事退院され安堵いたしました。
鴻巣という地名は知っていても、中身は全然知りませんでした。今回は鴻巣フラワーセンター株式会社の最新鋭の設備を備えた国内有数の花卉市場を見学、園芸好きな私には大変興味深く見学しました。親切なレクチャーも受け勉強になりました。
鉢花・切り花を取り扱う総合花卉市場であり、且つ情報発信基地として、市民に開かれ環境に優しい市場の誇りと意気込みが感じ取れました。
2月25・26日にはJR東日本主催の「駅からハイキング」が歩程約3時間で私たちが今日は雨のためバスで廻ったのとほぼ同じ行程の催しがありました。
鴻巣市は埼玉県のほぼ中央に位置し、南西部を秩父山地を源流とする荒川が流れ、関東ローム層や荒川沖積層からなる肥沃な土地で、気候にも恵まれ、花ほんや果樹などの栽培に適しています。花のまちを自負するこの市の花はパンジーです。
「こうのす」の名の由来は、かつてこの地に天邪志国(むさしのくに)の国府が置かれたことから「国府の州」が「こうのす」と転じ、後に「コウノトリ伝説」から「鴻巣」の字を当てるようになったと伝えられています。
旧中仙道が通る鴻巣は、人形町と言う地名があるように、歴史的にも古く、技術的にも優れている、雛人形の生産地です。本家本元の気概と誇りを地元の人たちの言葉の端々に感得させられました。市役所のロビーを飾る日本一のピラミット型のひな壇を作り飾っているのも、雛人形のまち鴻巣市の長い歴史に裏打ちされた奥深さから生み出されたものでしょう。ゆるぎない自信が感じられました。
お花とお雛さまのまち鴻巣を強く認識させられた今回は、勉強の万歩会例会でした。昼の海鮮丼と土蔵のコーヒータイムも思い出でしょうか?
万歩計10754歩
Kounosu Flower Center
鴻巣びっくりひな祭り