カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

詩 「子ども」

2005年03月07日 | 日記
皇太子さまの発言
45歳の誕生日を迎えられた皇太子さまの発言が、とても感銘深かったのですが、堀中例会でMさんから「子ども」と言う詩をいただきました。インターネットの検索で「子ども;詩;スウェーデン;皇太子」と入力すると、該当する沢山の「ブログ」が見出されます。
皇太子さまは会見の中で
「この詩{子ども}は人と人の結びつきの大切さ、人を愛することの大切さ、人への思いやりなど社会で、ともすれば忘れられがちな、しかし、子供の成長過程で、とても大切な要素を見事に表現している」と述べられました。
             子ども
批判ばかりされた子どもは非難することを おぼえる
殴られておおきくなった子どもは 力にたよることを おぼえる
笑いものにされた子どもは ものを言わずにいることを おぼえる
皮肉にさらされた子どもは 鈍い心のもちぬしとなる
しかし、激励を受けた子どもは 自信を おぼえる
寛容に出会った子どもは 忍耐を おぼえる
賞賛を受けた子どもは 評価することを おぼえる
フェアープレーを経験した子どもは 公正を おぼえる
友情を知る子どもは 親切を おぼえる
安心を経験した子どもは 信頼を おぼえる

可愛がられ抱きしめられた子どもは 世の中の愛情を 感じることを おぼえる

           「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」
              著者:ArneLindquist,JanWesterから抜粋
                           川上邦夫訳 新評論刊
アメリカの家庭教育学者ドロシー・ロー・ホルトの作った詩

「子どもが育つ魔法の言葉」ドロシー・ロー・ホルト著

けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる。
愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ。
世界10カ国で愛読、数百万人が共感した子育ての知恵。
{目次}
*けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
*とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
*不安な気持ちで育てると、子どもも、不安になる
*「可哀そうな子だ}と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
*子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる
*親が他人を羨んでばかりいると、子どもも、他人を羨むようになる
*「叱りつけてばかりいると、子どもは自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
*励ましてあげれば、子どもは、自身を持つようになる
*広い心で接すれば、キレる子にはならない
*誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

皇太子さまと雅子さまの愛子さまの子育てのご様子をニュースで垣間見るにつけ、そのパパ、ママぶりがほほ笑ましく、いつも明るく温かい気持ちにさせられます。自分のことを振り返りつつ、孫たちが「豊かで許容範囲の広い人間になってほしい」そして{したたかで、しなやかに育ってほしい}との念にも駆られます。

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