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カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

蛇とモリアオガエル

2011年08月15日 | 楽遊会

ヤマカカシが狙うのは、モリアオガエルの卵

↑①エゴノキの枝にモリアオガエルの卵を護る白い泡玉を発見、②その真下の池の中で鎌首をもたげ辛抱強く孵化したオタマジャクシが墜ちるのを待つヤマカカシも発見。孵化したばかりのオタマは屹度ご馳走なのだろう。

青梅市の「吹上しょうぶ苑」で、会友Sさんの解説で今が盛りのハナショウブを鑑賞する。谷地のどん詰りに池があり、期待通りに「ヤマカカシとオタマジャクシ」とのめずらしい関係↑が観られたのは運がよかった 。子供の頃は、よく庭でも見られた「ガマガエルやアオダイショウ」もここでは、未だ見ることができる。ツルアリドウシ、スズムシソウ、トンボソウ、シライトソウ、イチャクソウ、ウメガサソウ、ギンリョウソウ…などにも出逢え、自然が残る貴重な里山です。

 

 


天寧寺 

2011年08月07日 | 楽遊会

 

座禅堂の座布団に座る 

今日一日を生きる 生きていることのよろこび

楽游会(植物観察会)の6月例会は、吹上花菖蒲苑を見学してから、昼食は青梅の天寧寺へ。会友Hさん(檀家)のご縁で案内を受け、会友Mさんの解説を聞く。座禅堂にて、真ん丸でふっくらした座布団に触て初めて足を組んで座ってみた。自然と背筋が伸び、無念無想の境地に入ることを実感。そして清潔なトイレを使うと、歌にも「トイレの神さま」が唄われているように、この寺には、「厠の神さま」が祀られているのだった。

 


ヒマラヤの青いケシ

2011年07月31日 | 楽遊会

 

ヒマラヤの青いケシ

 

楽遊会(植物観察会)7月例会

1)日時:2011.07.29

2)行き先:長野県八子ヶ峰を天候(雷雨予測)により変更→ 信州 八千穂高原(自然園・花木園)へバス旅行

3)最終の集合場所:JR国立駅7:30頃

4)ガイド役:会友Sさん 参加者17名

5)コース:国立駅→府中→双葉SA→須玉IC→麦草峠(鉱山植物観察)→八千穂高原 (自然園・花木園散策)→

野辺山びっくり市(みやげ買い物)→須玉IC→双葉SA→団子坂→国立駅

6)持ち物:雨具・帽子・飲み物・昼食・植物図鑑・ルーペ・双眼鏡・保険証など

7)見られる草木:シラビソ原生林・亜高山帯〜高山帯の植物{見本園}

 会友には、野草・樹木は勿論のこと、野鳥・蝶々昆虫などに詳しい頼もしいそれぞれの仲間と同行できるので馬の耳に何とかの私も何度もマンツーマンで質問できるので自然に親しむ貴重な例会です。

麦草峠で下車、先ずこの峠の名前の由来となるムギクサ(イワノガリヤス)の説明から植物観察の散策が始まりました。シラビソとオオシラビソの説明を聴きながら私の目は、傍らに咲くサワギクを見ていました。

ヒマラヤの青いケシは、今まで植物園で何度か観賞したことが有りましたが、亜高山帯の自然な風景の中で咲くその花 の雄大さも、その花色の素晴らしさにも、立ち去りがたい感動を覚えました。この花を見れたことで、もう、この旅行の元が取れてしまいました。八子ヶ峰〜車山は、子供たちが小学生の頃に、何度か訪れたことがありますので、行き先変更は私にとって歓迎するところでした。

なお、帰宅して初めて新潟、福島の未曾有の大水害を知り、末期の梅雨前線のもたらす豪雨の怖さを改めて知りました。

 

 

 


ハナノキ

2010年03月23日 | 楽遊会
↑ハナノキ(青梅美術館前にてIさん撮影)
ハナノキ
2月の楽遊会(植物観察会)例会のとき、冬芽を観察したハナノキが、お彼岸前に花を咲かせたと会友のIさんから画像のメール配信があり、会友のKさんからもハナノキ(日本の原種)の雌花雄花の画像も配信があった。ハナノキ(カエデ科)には、北米大陸東岸にアメリカハナノキが分布、日本にも愛知県・岐阜県など本州の極一部に隔離分布している。両者の区別はどのようにするのか?まだ詳らかでないのだが、春先に葉が出る前に咲く花と秋の紅葉とも大変美しいので、街路樹や公園樹として愛でられる。
**マウスオンでクリック変化(画像2枚)**
↓I~S~Kリレーメール・友愛学園(成木)にてKさん撮影(画像4枚)
ハナノキ{雌花}

<はなのき(雌花)
ハナノキ{雄花}
<はなのき(雄花)
⇒FYI⇒花の木についてクリック、東京都調布市・神代植物園で見られる。

青梅丘陵

2010年03月05日 | 楽遊会
↑赤レンガの宮ノ平トンネルはJR青梅線の歴史の原点で貫禄がある。
交雑種のスミレ?
まだ雪を残す季節(2/24)なのに、しかも青梅丘陵山中に花開く小さな白花の菫一株。こんなに早く花が咲く「小さな白花のスミレ」は初めて。
すみれ&うらじろ
**マウスオン&クリック2画像**

<スミレ&ウラジロ
↑ ①もしも、タチツボスミレ×アオイスミレの交雑種?なら、新種のスミレとして「オウメスミレ」と私なら命名したい。並んで右側に写るヤブランの青い実と比べるとその小ささが分かる。
②鏡餅に橙と一緒にお正月飾りに使われる「ウラジロ」は縁起の良いシダ植物。群落となるシダで、青梅でも少なくなってきているとのこと。葉の出方が、二つ→二つに規則正しく分かれて伸び殖えていくので、子孫繁栄に、そして、葉裏が白いことから長寿にも結び付けて芽出度いのだと言う。
シダもスミレもその同定は難しく厄介ですが、それが又面白くもあるようです。ジュウモンジシダ・リョウメンシダ・イノモトソウを復習し覚える。