京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

八十八夜

2024-05-02 16:20:29 | 京都・宇治

こんにちは。


宇治はお茶摘みが始まるよ~!ということで、
茶農家の友人なんかは、殺気立っております。
こんな時期にのんきに遊びに誘おうものなら、
手伝いにこいと言われます。
ですよね~。

相手は生き物、柔らかい新芽は
日がたつほどに大きくなり、
どんどん葉っぱになってきますし、
朝晩はまだまだ冷えるこの時期、
うっかりすると寒さでやられる
葉も有ったりなんかして。
ウカウカしていられないのです。
御茶摘みさんの争奪戦にもなりますしね。

さて、八十八夜です。
何故、八十八夜(はちじゅうはちや)なのか、
え~っと、、
『立春から数えて八十八日目を、
なぜ「八十八夜」と呼ぶようになったかというと、
ちょうどこの頃が種まきや田植えの準備、
茶摘みなど春の農作業を行う時期に
あたっていたからです。八十八夜の数日後は、
二十四節気でいう「立夏」、昔の人びとはこの時期を、
「夏の準備を始める目安」ととらえていたのです。』

『お茶の新芽に含まれる成分は、
八十八夜前後のものが一番豊富。
というのも、お茶の葉は、
冬の寒い時期にゆっくりと養分を蓄え、
春になると少しずつ芽を出し始めます。

このため、いち早く芽吹いた茶葉を
収穫してつくった新茶(一番茶)は、
その後に摘まれる茶葉よりも
栄養価やうまみ成分が多く含まれているのです。
昔の人は、成分を調べる技術や知識がなくても、
経験的に「新茶」が優れていることを
悟っていたのでしょうね。
事実、新茶・一番茶は、その後に収穫される
二番茶や三番茶に比べて、
爽やかで甘味が強いとされている』
だそうですよ~。

近所の地方紙にも八十八夜の記事が
載っていましたのでここに載せますね

実際、こんな格好で摘んでいるかというと
そんなわけはないのですが、歌にもあるように、
昔は、赤いたすきがけでほっかむりという
出で立ちで摘んでいたようです。
着物の時代ですね。

いま?
腕カバーと麦わら帽子かな?
宇治は、寒冷紗(かんれいしゃ)を掛け、
直射日光が当たらないようにし、
葉をゆっくり成長させて甘みを凝縮させるので
帽子は被らなくてもいいかもしれません。
一日中日陰で仕事。(案外寒い)

そして宇治は、九州や静岡のように
開けた場所でドーンと作る茶畑は少なく、
斜面や、水はけのいい場所に少しずつ
木が生えている茶畑が多いので、
日影が多いです。(だから寒い)笑)

なので、手摘みが多いです。
機械でバリバリ―っと刈り取れません。

そうそう、地方紙に
美味しいお茶の入れ方も載っていたので
ここに載せておきますネ。

ま、本当に美味しいお茶を入れたい方は
キチンとしたお茶屋さんに茶葉を買いに行って、
そこで一度お話を聞いてください。
定員さんがさりげなく入れて下さるお茶でも
なんか、メッチャおいしくね????って
思いますから。(すごいよね~)

朝日焼HP

Asahiyaki | Tea pottery in Uji, Kyoto since 1600

え~っと、美味しいお茶の陰には
美しい朝日焼の器が似合うよ?
ということで、作りにいらして下さるか、
ギャラリーにお越し下さるか、
オンラインショップでお買いものしてくださると
我々嬉しいですよ?

GW,元気に営業しておりますので、
陶芸体験をご希望される方は、
ダメもとでお問い合わせくださいね。
本当にダメだったらごめんなさい
(どっちやねん)

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワークショップ(植木鉢) | トップ | 控え »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

京都・宇治」カテゴリの最新記事