京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

フリークラスのお客様

2024-09-04 15:24:43 | 作陶館日記
日本が好きで、来日を度々されているという方が、
朝日焼に来てくださいました。
どなたかからのご紹介で知ったそう。
イギリス出身の有名な方の娘さんだそうですが。
ここではぼやかしておきますね。


彼女は、母国でも陶芸をされているそうで、
手付きは問題なく、何かゴソゴソ仕事をしては
楽しかったわ~と帰っていく日を
数日過ごしてくださっていました。

写真は、釉薬を掛けていた日の
ニッコリ笑顔ショット。
基本、仲良くお話しできた人にしか
笑顔を見せないタイプのようで
(そりゃ、知らない人に、
始終ニコニコは出来ませんよね~)



にこー

彼女の作った器たちはこんな感じ。



おお。イイ感じの茶碗。
(青磁に藍釉かなあ)

「コレはあ、パパにプレゼントするんだー」と
おっしゃっていたそうな。
ぱぱ、抹茶を飲むそう。
仲がいいことはいいことですね~。

あとは・・

お。コレスキー。

鉄絵に(もしくは鬼板に)志野釉。
いい雰囲気!


月白に志野釉等の重ね掛け。


筆で釉薬をうすく塗って生地をあえて見せる器。


攻撃性が高い器。

外人さんって、重ね掛けの可能性や、
突起物などの装飾のプラスが大好き。

日本人は、引き算の美を求めがちですが、
海外の方は、足し算の装飾が好き。
この違いを、
海外から多くいらっしゃるお客様の作品を見ると
面白いな~と、ほぼ毎回おもいます。

彼女のパパ、使ってくれているでしょうかね?
抹茶を飲むのにピッタリですが、
イギリスで抹茶を飲む習慣あるんだろうか?
お金持ちだからお高級抹茶を、
お高級和菓子、もしくはお高級チョコで
先生を呼んでいて飲んでいそう。
知らんけどな~。
せめて、
美しく飾ってくれているといいなと思います。

そんなことで、
楽しく器を作ってくれたのならば、
嬉しいです。
時々、朝日焼を思い出しては、
もう一度来てくださると嬉しかも?

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする