京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

酸化窯出しの話

2023-09-26 15:31:00 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、先日『酸化窯出し』の話の中で
釉薬を全部に掛け、三方向に伸びた足で支えて
酸化焼成をするとかきましたが、

酸化作品窯出し|朝日焼作陶館 asahisakuto

酸化の窯出しです。 参加の場合、途中で炎をいじる必要がないので 電気炉で焼きます。 1230度まで、徐々に温度が上がったらOK。 なので、窯詰めには気を使いますが、 (釉薬の...

note(ノート)

 

丁度、酸化の窯出しがあったので
続きとして書きますね。

(*写真の取り込みを、小さくできないので
おおきなまま載せます。
少し見づらい方もいるかと思いますが、
画面を離したりしてみてください。
ご不便をおかけいたします*)


窯出しほやほやの茶碗。

窯出しされてほやほやの器は、
ピンピン、チリン、ピキピキンと、
生まれたての音を上げております。
凄く澄んだ音で、美しいです。
作陶館のインスタグラムに載せておきますね。
良かったら聞いてあげて下さい。
@asahisakuto で探してみて下さいね。

インスタグラムの画像
(ここからは飛べません。ごめんなさい!)

是非、音を出して聞いてくださいね。

さて、足です。

こんな感じで、高台前部に釉薬を掛けて
足で支えて焼き上げます。
もちろん、取り除きます。


取ったところ。
(お茶碗は違う釉薬の物です)
少々、引っ掛かりが残っているので、
それは削り取ります。
怪我しちゃいますからね。

冬の茶碗には、こういうタイプが多いのかな?
手の中にこっぽり包み込んで、
暖を取る役目もあるから、
全部がツルンってなってるほうが良い・・?
いや、知らんわ。なんでだろうね?
誰か知っていたら教えてください。
ここで、またお伝えしますので。

チリチリチリン、、という
音は、もう鳴りやんでいます。
窯出し後、数時間だけのお楽しみ。


これから寒い冬が来ます。
こういうお茶碗を作りにいらしてくださいね?
お待ちしております。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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