☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

短歌の心

2008-08-05 18:27:29 | 夢話

数年前から「南青山短歌会」の会員になっている。
短歌を始めるきっかけは、M・A氏が「国際短歌大会」を
立ち上げようとされていた頃で考えると随分前になる。
氏の別荘が蓼科にあり山の斜面に
月見台を含む4つの建物からなっている。
 
その中の3面開け放す事のできる「憩いの間」で
そのころまだ現役で宮中の歌会の指導的立場(今もそうらしいが)
でいられたH・N氏をお迎えして短歌会が開かれた。
M・A氏が「憩いの間」に名前をつけるように
私に言って下さったので夏のことであったので
「蝉時雨の間」と名づけたのを覚えている。
お題は「星」。
今年の国際短歌大会のお題といっしょだ。
 
   洗い髪ほのかな香りたわむれて星降る夜に甘き風吹く
 
相聞歌と思われて返歌を下さった方もあったが
体験をそれっぽく詠んだだけで
高原に吹く夜の風は蜜を含んで甘かったのだ。
それから気が向いた時だけ詠ませてもらっているが
一向に上達の気配がない。
まだまだ「短歌の心」は分からない。
 
ちなみに今年の国際短歌大会の大賞歌は
   橙の空日暮がしずめゆき一番星と小さなわたし

副賞歌の一つは
   あのひとが帰りたくないと言ったとき空には星がいっぱいだった

こちらの方はちょっとビックリしたが
どちらも若い方でなんかいい感じだった。
披講にも良く合っていた。
ぴかっと光る「短歌の心」をつかみたいものだ。

                
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