☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

南天リースとお正月飾り・・・新たな時の始まりに

2021-12-31 00:01:27 | アートライフ

あまりに美しい赤い実の南天をたくさんいただいたので
お正月花に使う分は除いて
初めてリースを創ってみた

以前は玄関表にもお正月花として南天も活けていたけれど
数年前から野鳥が来て赤い実類を飾ると食べてあらし
フンをまき散らすようになった
実を食べるのはまだいいけれど
正月から玄関にフンは何とも…

使い道を考えているとき
インスタか何かで「南天のリース」という言葉と写真を見かけて
「南天でもリース作れるんだ!」と創ることにした

実のついてる部分を適当な長さに切って小分けにし
時々葉をはさみながらリース本体に細い針金で巻き付けていく
けっこう実が落ちるがこれは致し方ない

いい感じで出来上がった
「実が落ちないか」「いつまでもってくれるのか」
とは思ったけれど意外と大丈夫
じつはもう2週間ぐらいは持っている
お正月も行けそうだ

お正月を前に南天スワッグやお正月飾り等創ってみた
    
            


赤い実が美しいので飾っているとちょっと嬉しくなる
Xmasガーランドやリース等にも
精麻の小さなお正月飾りやあわじ結びや二重叶結び等をつけて
お正月風に…

今年は恒例のダンスカンパニーの皆さんとの
お餅つきもできた
今年「できた」ことが嬉しい…
ラム酒入りラム酒ぬり餅というのもついてみた
ラムの香りがほんのりしてなかなかいい
杵つきのでき立ての餅を大根おろしやあんこや黄な粉
納豆等でたらふく食べた…

2021年冬至を越えて
新たな時は始まったか?!
いや始めなければ…
光の中を…
     
                                                    
                           
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「藍のかおり」…藍の生葉染め2021

2021-12-22 00:00:37 | アートライフ・・・草木染・染色

昨年頂いた蓼藍の種を植木鉢に植えたら上手に芽が出た
育った蓼藍で今年も「藍の生葉染め」を…

藍のかおりに包まれた「いい時間」をすごすこと
今年で3年目だ

3月の終わりに種を植えて
1回目を7月初めに、2回目を8月に、
(3回目は9月にと思っていたが藍が育っていたにもかかわらず
時間がなかなか取れないまま断念)

1回目
これまでシルク中心に染めていたけれど
今はほぼなくなりつつある「ガラボウ」という織機で紡いだ
独特の風合いを持つ綿の糸、初めてガラボウ綿を染めた
昨年の「東北の手技展」で「藍の生葉で染めて見ようか」
と買っておいた綿の糸だ

植物性の繊維はたんぱく質でコーティングさせて染めやすくする
一晩牛乳に漬けて下処理をした糸を
「何とか染まってくれるだろう」と想いながら
かなり少ない藍の葉で染めていく
初めてのことで下処理の仕方もいい加減、量も時間もいい加減…
この時期、植木鉢でやっと育った藍の葉たちもかなり心細い量だ

それでも良く調べもしないで「やってしまう」性格ゆえ…
(良く調べたら「無理です!」となるだろうけど…)

とにかく色が付けばいい
だんだらに染まればいい
やっぱり豆乳にしておけばよかったかな・・・
なんておっかなびっくりの感じでとにかく
時間を計って染めまず干した

少し乾かしてから洗剤も使って何回か洗って
また干して乾かした
かなり薄いが何とか藍色のバリエーションがでて
小さく「やった!」という感じ…
もつれた糸を巻き取るのも大変だったが
家人に手伝ってもらって数個の糸玉ができた

久しぶりのかぎ針編みでベストに仕上げることにした
ゲージもとれずベストに編み上げるのに糸が足りるのかも定かではなく
とにかくシンプルに「まあ何とかなるだろう」と
少し色目を考えながら編んでいった
なんと糸を少し残して編み上げることができた
まあそこそこいい感じに仕上がり嬉しかった…

                

実は昨年もアップ後にあと2回「生葉染め」をして
丹後ちりめんの白生地を染めた
あまり濃くは染められなかったが
かなり豪華な感じに上品に染まった
2回ともムラなく綺麗に…
着られる形にと色々考えたけれどちょっと上質すぎて
かえって使いにくいのだ
(そのまま和ダンスに入れているが今も藍のかおりがしている)

そこで今年2度目の藍染
今回はシルクの着物地ではあるけれど
ランダムにムラが出るように染めることにした
綺麗な浅黄色に濃淡を生かす形で染め上がった
藍の香りが立ち心地良い

そこに思わぬお話が…
友人の着物リメーク達人のようなお母さまが
お年もありため込んでいた着物類を使ってもらえる方にと…
女性用着物や男性用はすぐに貰い手が決まったけれど
「黒いもの」は引き取り手がない…
というようなことを聞いたので
「それでは…」と送って頂くことになった

「もの」もよく保存状態もとても良くて
何年ぶりかで簡単なチュニックを創ってみたい気持ちになった

以前は「京都ゆえ」の質良く色よい着尺や絞りの羽尺、雨コート地が
知り合いのお世話等で手に入るとよく創っていた

展覧会衣装?!として着ていたことが多かった
(ウチは展覧会を始めた時からビジュアル重視?!で
展覧会ではもともとのシルク好き、京都発でもあり
家人ともども作家ものの手染めのシルクやシルクの織物等の
上物を身につけることにしている…ごくたまに自作も)

今回はリメークなのでまず黒羽織を2枚ほどき
パーツに分け水に浸け干してアイロンがけして
綺麗に伸ばしてから効率よい生地の使い方を考える

前後の見ごろ4分の一に藍染を入れることにした
片方の肩と両脇に藍染のくるみボタンを…
同布のスカーフも創る用意もしたがせっかくなので
たくさん染めたシルクのスカーフを合わせることに…

そんなこんなで「藍の生葉しごと」3年目の今年は
蓼藍の種から育て「藍の生葉染め」をしてその素材を使って
服に仕立てるところまで挑戦することができた!
大満足!!

ちなみに黒羽織の残りと以前から持ってた留袖(業者がほどいて
処理したもの)を使ってもう一つリメークチュニックを創った
以前創った絞り染めチュニック等も合わせて
京都三条木屋町での11月の展覧会は
自作ばかりを身に着ける初の展覧会となった
エナジーの流れ的にも良かったと思う

全てに感謝!!


            
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Xmasフレッシュグリーンリース&ガーランド2021

2021-12-13 00:00:29 | 手作りライフ・・・クリスマス飾り

この季節恒例になったフレッシュグリーンを使った
クリスマス飾り創り

今年は12月に入ってから…
ここ7年ほど参加している毎年違った形を用意してくださる
ステキなワークショップに今回は日が合わなくて
材料だけ購入して自分ですべて作ることに…
「大丈夫ですよ!」「充分創れますよ!」
と主宰や講師さんに励まされたのも嬉しかった


2年前にガーランドはひとつ自分ひとりで作ったし
昨年はミニガーランドを3つも創った
リースは自分でもフレッシュグリーン他
いろいろ作ってるしね…

今年の花材は
サツマ杉、ブルーアイス、ユーカリ、黄金ビバ
サンキライ、野ばらの実、シルバーブルニア、スターリンジア
エリンジューム、シルバーブッシュ
ちょっと華やかな可愛い感じとお願いしたのもあってか
種類が多い
ユーカリはドライにした手持ちのものも使った

後で「たりない」とならないように
切り分けた花材をサツマスギを中心に
一応15組に最初に分けておくことにした
さまざまに花材を取り合わせて…

後は組み合わせや形を見ながら一組ずつ
ワイヤーでしっかりと蔓のリース本体に巻き付けていく

一つ目のリースは8センチくらいに花材を切り分けたので
少しこじんまりした正統派な感じに仕上がった

二つ目は少し大きく切り分けて本来の私らしく
少しだけ大胆に…

ガーランドはまず2年前のものを解体して
(本当は昨年作り変える予定だったが結構キレイだったのだ)
使えるものは飾りとして使った
手持ちのものも組み合わせて
少し華やかな可愛いい感じに仕上がった

            

水に浸けているものの何せ「生もの」ゆえ
急いでつくらなければならない
はやる気持ちを抑えて1日ひとつ仕上げることにして
3日間がんばった

今年もリースひとつ「正統派」の方を
大きさに合う箱を家人に作ってもらって東京に送った

森の香りがかすかに辺りに漂っていい感じ…
「うわー、いい薫り!」玄関を入った途端言われた人がいた
「マスクしてても香りますか?」
「ええ!十分に匂ってますよ!」

今年も森の香りとともに
静かな時をしっかりと豊かに刻みながら
聖夜を迎えよう…

                 

           

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