☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

初夏の旅うた3・・・若葉と競う抽象画のごと<2014>

2014-06-16 00:08:30 | 風歌

 
 
 雲のかかる雄大な黒姫山がすぐそこに!
 とってもいい眺めだ!
   今日は朝から気持ちよく晴れている
 
 MTさんも誘って中野「オランチェ」で中野在住の友人と待ち合わせ
 お昼は友人一押しの須賀川蕎麦を・・・

 オヤマボクチというやまごぼうの葉をつなぎに使ってるという
 とっても上品で香り豊かなお蕎麦だ
 なかなかの美味、まだ新しいお店の風情もよかった

 
いよいよ中央高速から北陸道にのり一年半ぶりの富山へ
 また真夏の暑さ・・・
 海が見えるとやっぱりうれしくなる・・・

 
 急なことだったのに喜んで忙しいお仕事のあと時間をさいて貰った

    旧知のご夫婦と予約を入れて頂いてた料理屋さんへ
 富山の海の幸、山の幸、川の幸等々、新鮮且つ贅を尽くした
    お料理に舌鼓を打ちながら
 お互いの近況報告から積もる話に盛沢山な花が咲く・・・

 
朝、ホテルを出て富山へきた時立ち寄れると時は寄ることに
   している和の設えのコーヒー専門店へ
 「ようこそ・・・」扉を開けるなりしっかり覚えてて下さった
    奥さんから声がかかりうれしかった
 もう2年以上はたっているのに・・・
 ホクホクの石釜ビザを食べて特別焙煎のブレンドコーヒーを
    飲みその豆を買って・・・
 (「ストレートコーヒー2人分サービスしておきますね」・・・
    めったと来ない客にそんなのダメと思うんだけれど)


    連峰のくっきり浮かぶ残雪は若葉と競う抽象画のごと 

 常願寺川沿いをゆっくり走る
 剣岳や残雪映える立山連峰がよく見える
 光があたる山肌がとても美しい!
 あの弥陀ヶ原あたりはまだ雪に覆われている・・・
 黒姫でも聞いたけれどほんとに急に夏が来たけれど今年は今まで寒かったから


    河川敷若い緑があふれおり遥かに剣小判草摘む

 川沿いは様々な黄緑が目に染む
 草の柔らかい香りが漂う広い河川敷が広がる
 車を止め大きく深呼吸
 雄大な景色をしっかり目に留める
 すっかりドライになった大好きな小判草を摘んだ

 
若葉の数え切れない緑と残雪の美しいアルプス等の峰々と
 行く先々で縁深き人たちと素敵な濃い時間をともにして

 ほんとに4泊5日の五感に沁みる初夏の旅
 全てに感謝!!  

    

    この旅もふたりの女性(ひと)の来し道をともに辿りて今を知る旅


                      

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今さかりニセアカシアの白き花・・初夏の旅うた2<2014>

2014-06-09 00:00:04 | 風歌

 
安曇野から黒姫へ・・・
手作りの酵母パンやジャムを昨夏送って頂いたガストハウスMの

TOMOさんに会いに行く
ゆっくりお話しようと宿を取った



      今さかりニセアカシアの白き花ほのかに甘く初夏にとけ出す

残雪が美しい北アルプスの峰々を望み
蝶ヶ岳や仙丈ケ岳の美しさに見とれて・・・
川沿いに並木のように立ち並ぶニセアカシアの白い花は今はさかり
かすかに香るその風情に心引かれる
満開の白い花は急に来た夏によく似合う
再開したという「マリオネット」の音楽が流れる

カフェ・レストラン「岳樺」を探し当て安曇野を満喫・・・


     「
みちのえき二人旅」だと夫(つま)は言う野菜山菜どんどん増えて


安曇野の「道の駅」は結構好き
何年か前に夏旅の帰りに立ち寄って野菜やお花をいっぱい買って

「お土産もこれがいい!」とやみつきになったのもここが始まり・・・
黒姫に向かう道すがらどんどん車中がいっぱいに・・・
   


   
    
残雪の妙高山の艶姿思わず開くスケッチブック

黒姫に向かう道は「野」から「山」へどんどん森が深くなる
あたりの木々も変わり緑の色も深く濃くなって
森好きのわたしは「やっぱ信州だね!」と嬉しくなる
堂々とした黒姫山に対し妙高の優美さはまた格別だ
車を止め「スケッチブックを開いた」のは家人だけれど・・・

    
   トロトロと燃えるストーブ夢心地途切れぬ話にシャンパン甘く

大歓迎で迎えてくれたTOMOさん・・・
今日は3人だけ
新潟の温泉に連れて行って貰う・・・なんだか不思議
綺麗な虹も見えた
雨上がりの黒姫は冷え込んで薪ストーブを燃やし温風ヒーターも・・・
京都の自宅では昨日も一昨日もエアコンつけてたのに
夏から冬へ極端な逆戻り!

美味しい山の味覚に大満足
料理センスのとってもよいTOMOさんの一工夫ある

オリジナル料理はほんとに美味!
赤々と燃える薪の炎とその何故か懐かしい香りの中で
黒姫の静かな夜は知らぬ間に更けていく
  
 
  


                      
      

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初夏の旅うた・・・新緑と高山とひとを巡る1<2014>

2014-06-03 00:32:30 | 風歌

 
 

   久しぶりに旅に出た
 名古屋から信州・安曇野から黒姫そして富山へ・・・車で巡る4泊5日
 万の若葉と残雪映える中央アルプスから北アルプス、立山連峰を愛でながら
 それぞれの場所で友人・知人と久方ぶりに会い深いい時間を共に過す旅・・・

  
  店の名は「北本通り骨董店」ものが奏でる妙
技と時間

 名古屋の友人が医業の傍らこの春から月2日だけの「骨董店」を開いた
 年齢的には中堅だが開業していた医院を閉じて自分らしい道を

    模索していた中で念願だった「店」を始めたという
 開店日ではなかったけれど畳敷きに改装したレトロ感のあるお店を

    開けて貰った
 どれも品がありすっきりしてどこかにこだわりのセンスが光る

   ものたちがガラス小物を中心に並んでいた
 絵画にもめちゃ詳しく「ガラスフリーク」という彼女の目に

   かなったものたち・・・
 東山植物園を散策し素敵な洋食屋さんで名古屋名物のエビフライを食べた・・・

  
  恵那山のトンネル出ればなおしみる萌え立つ緑吹き抜ける風


 明朝、名神から中央高速を一路安曇野へ
 いつもながら知る人ぞ知る長い長い恵那山トンネルを抜けるとほっとする
 今まさに若葉萌え出る時、幾種もの緑が目に飛び込んでくる
 緑の風が爽やかに香る・・・

  木曽駒のまだ雪残る峰々は若葉従え堂々と立つ


 残雪の中央アルプスが見えて来た
 その美しさに感動!この季節にまだたっぷりの雪が残っている
 山肌がほんとに美しい
 幾重にも重なる萌える緑のはるか頭上
 青空のもと雪に彩られた木曽駒が岳が凛として堂々と立ち輝いている

 
  ピアノの音合わせるように野鳥鳴く米蔵カフェにラ・カンパネラ

 安曇野の広い米蔵を改装したギャラリー・カフェで芦屋在住の

   ピアニストT氏がリサイタルをされると言う
 (もう何回かされていてファンも増えて遠来の客もあり満席だった)
 「ギャラリー」でもあるので「よかったら紹介しますよ」と言われて

   それにかこつけて出かけて来た
 また別の場所で聞くT氏のピアノもまた格別だ
 自然満載の広がる田園風景の中、扉越しに小鳥たちのさえずりも聞こえてくる
 
 残念ながら展覧会への意欲は湧かなかったけれど

 大自然のなかで聞いたT氏の「ラ・カンパネラ」は最高! 

                   
                         

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