☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

年明けの空煌々と・・・わが冬のうた2018<2>

2018-01-21 00:04:33 | 風歌

2018年が明けてもう20日過ぎた 
年明けの空は晴れ渡り
京の元旦は冬晴れの清々しい日差しが降りそそいでいた

寒さは厳しいが今年は京都では日の光が感じられる1月
年々日の光が恋しくなるわが身にとってとても嬉しい

課題がよりはっきりしてきた感じで具体的な心の方向性を
示していくことが求められる年になりそう…

なんて感じている年の始まり
豊かさの意味を追求しながら
いろいろな意味で心豊かな日々を時を過ごしていきたいものだ…

   

    年の初めのうた(短歌)をほんの少し…
   

澄み渡る年明けの空煌々と光を放つ月眺め居り

年が明け、玄関のドアを開けると目の前に満月に近い月が
光を放っていた…
正月特有の澄み渡る大気の中で本当に煌々と
2日がスーパームーンということで明るさも一段と華やかに…


 初春の光は野辺に降り注ぎ愛宕静かに京を見守る

元日、氏神様への初詣の帰り
あまりに冬晴れの空が美しいので辺りをドライブ…
自然豊かな山や野辺、川、広がる田畑に光が降り注いでいる
本当に美しい(高層のマンションや会社のビル等々は

あまり目に入ってこないのが不思議)
京都で一番高い山、今も信仰を集める愛宕山
京都の人は親愛の情を持って「愛宕さん」と呼ぶ
今日はなぜか「愛宕さん」が京全体を
暖かく見守ってくれている感じがした…
こんな気持ちは初めてのこと

     

 故郷の今や特産納豆餅伝統の味道の駅でも

 柔肌の杵つき丸餅炙りおりここに納豆ふるさとの味(2017作)


昨年、このうたを東京の短歌会に出してから納豆のルーツの話で
小さく盛り上がっている
納豆と言えば関東、ルーツは秋田という説が言われてきた
大阪人の「納豆嫌い」はかつては有名で関西人は納豆嫌いと
思われてるふしもあった
        
京都の大徳寺納豆は有名だが、
今は京都市になっている私が生まれた地方一帯では

昔から各家庭で冬の納豆作りは当たり前のように盛んで
関西や京都でもこの地方一帯だけ
正月の3ヶ日に「納豆餅」を食べる慣習があった…
私の実家でも、子どものころは祖母が納豆を作っていて
正月も初詣から帰って「納豆餅」をみんなで食べて祝う      
習慣を大切にしていた


大きめの丸餅を焼いて黄な粉で広げ、
ここに手前納豆を塩や少量の砂糖等で和えたのを入れて(オムレツの感じ)
それをもう一度あぶって食べる…大体こんな感じ
        
発生のルーツは平安時代の終わり頃の源義家(八幡太郎)
なのだが 
果たして京都から伝えたのか…
いずれにせよ納豆文化が京都の北の小さな 山あいの里々のみで
大昔から伝えられてきた納豆文化が今も残っている
のというのが
以前からずっと不思議に思っていてよく話題にしていた
   

納豆餅の話をすると「気持ち悪い」という人も以前はいたが
全国的な納豆人気でこの頃はおおむね「おいしそう!」

「一度食べてみたい」と言われるのがちょっと嬉しい 
      

我が家では祖母や両親の想いを受け継ぎ!?、
簡単納豆餅が正月のソウルフードとして定着している

何か「納豆」のお話になってしまったけれど…

                 
        

コメント
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