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☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

春うららかに…

2025-04-30 00:00:22 | 徒然

桜は今年も麗しく咲いて麗しく散っていく
樹々の新芽は千の緑を生み育て
山肌を、里を、街を、柔らかき日本の「あお」に染めあげる

種々の花々は次々と鮮やかな色を成して咲き競う
「春のひかり」は麗しくうららかに息づいて
我々を和ませ励まし生きて行く糧を与えてくれる

3月半ば過ぎて急に暖かくなって桜が一斉に咲き始め
「4月まで持つかしら」と心配したけれどまた寒くなって
今年は長ーく「桜」の季節を楽しむことができた

自宅近くのO川沿いも今年はからし菜の黄色がより鮮明で
桜のピンクと鮮やか黄色の見事なコラボレーションが続く
遠くまで道のりをゆっくり楽しむことができた               
川沿いの土手や花いっぱいの小公園、マンションやお宅のお庭先等々
芝桜、スノーフレーク、ハナニラ、 ムスカリ、クリスマスローズなど
さまざまに咲く花々にワクワクウキウキしながら歩く春ならではの気分…
この季節に大地が一斉に放つほとばしるも優しいエナジーを
知らず知らずに体全体で受け取っているからだろう
          
   
           
                      
            
              

4月の初め、友人夫妻と「お花見」に初めて行った高槻市の芥川桜堤公園
青空のもと満開の桜にうっとり…
のんびりと「春うらら」の気分を味わう
「芥川」は伊勢物語にも登場する由緒ある場所だという
あんまり整備されていない素朴な感じがまたいい
今は盛りの桜も美しく川べりの散歩も少し冷たい風が心地いい
飛び交う様々な野鳥や川面のカモ類,カワウ類に
野鳥好きの我々はつい嬉しくなってやや興奮気味…
「バシャッ!」と大きな水音がして鯉が産卵のため
もう登り始めているのも見ることができた
家人は「カワセミ」に2回も遭遇したのに私は見逃してしまったのが残念…
夜は「炉端焼き」のお店でゆっくりほっこり…
   
                                     
              
              

4月の下旬、「森の京都」の入り口の明智光秀ゆかりの実家の菩提寺に
母方の「法要」に出かけた
(故あって、ずっと東京在住の母方もゆかりのこの地が菩提寺となった)
向かう道のりには優しい芽吹きの千の緑が美しく色づいていた
其処彼処にまだ山桜が美しく咲き誇っている
ミツバツツジも鮮やかに咲いてピンクのバリエーションに見とれた
高雄付近の青モミジがほんとうに綺麗!
春が見事に息づいている…
菩提寺の枝垂桜が満開で辺りの緑と相和して見事…
東京から見えた親戚の方たちも
「一番いい時に来られてよかった!!」と大満足されていて
何だか私までとても嬉しくなった…
もう終わりだと思っていた「桜の季節」にもう一度浸ることができて
幸せだった…
老舗料亭でのお食事中も母方は自然植物研究系の家系なので
山野草やお庭の話で盛り上がった
               
                      (菩提寺のお庭)

昨年は2週間も早く咲きだして見逃してしまった長岡天満宮に
連休を前に満開になった「キリシマツツジ」を見に出かけた
   
     
           
        

今や満開!!平日ながら多くの人でにぎわい「猿回し」まで出ている…
緑のお庭はも美しく、大きな鯉たちもカメも元気だ                
          
           
                

春爛漫‼!春うらら‼!
今ここに、季節を味わえる幸せを思う…
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早春の鞍馬山へ・・・2025

2025-04-05 00:00:09 | 徒然

3月、春分が過ぎて「春が来た!」と思った暖かいよく晴れた日
久方ぶりの「鞍馬山」へ…3月中には「行こう!」と決めていた

2011年の「⒊11」のすぐ後
どうした訳かサナト・クマーラのイメージが浮かんで「行かなければ」と
すぐ鞍馬山へ向かった…
何故か西洋的な感じにあらず東洋風の映画「レッドクリフ」の曹操のような
イメージで雰囲気と顔形は日本風…
なのに「サナト・クマーラ」とはっきり認識しているところが不思議
童子(エンジェル)を何人か連れていた…大きな翼は見えなかったけど

3月に入ってすぐ「「サナート・クマーラ」のイメージが浮かんだ
髪型は曹操風で同じ雰囲気だが何故かその時のイメージより
幾分若返ってかなりイケメン風!
装束は輝く白がメインでアクセントに黒の美しい袴姿で
今回も童子(エンジェル)が何人か...
「久しぶりに鞍馬山を訪れてはどうか」と…
ウエサク祭(5月満月祭)でなくてもいいと言うことだったので
3月中には行こうと決めた

鞍馬山は何回も書いているけれど不思議なところだ
もう30年?!くらい前、友人の音楽家夫婦に誘われて
初めて「ウエサク祭」に参加した
それからは時々…
特にコロナの数年前まで5月の「ウエサク祭」には毎年のように
15年あまり通っていた(不思議なこともたくさんあった)

鞍馬山には650万年前、金星よりサナト・クマーラが降り立った
と言われている(諸説あり、サナト・クマーラについてもいろいろ…)

鞍馬山の本尊は「尊天」宇宙エネルギー
「尊天」とは「毘沙門天王」「千手観音菩薩」「護法魔王尊」
この三身一体で「尊天」としている
「毘沙門天」(太陽の精霊)は「光(光明)」
「千手観音」(月輪の精霊)は「愛(慈愛)」
「魔王尊」(大地の霊王)は「力(活力)」
を象徴しているという
また魔王尊は「破壊と再生」司る神でサナト・クマーラの象徴とも…
  
         
                
                
昼間に来ること自体あんまりないし、いつも全く観光気分でもないので
ゆっくり辺りを見たり「満月」以外の写真を撮ることも
「ほとんどなかったなー」と気づく
旅館と思っていた建物がとてもりっぱな修養道場(歓喜院)だったんだと
初めて気づいた

「京都屈指のパワースポット」なんて言われて近年特に平日でも人が多い
外国人も多くアジア系も様々…いろんな言葉が聞こえてくる
山門を入りケーブル乗り場へ…ケーブルは乗客いっぱい
(ケーブルの外観が可愛くなっている感じ…
流れる「宇宙エネルギー」のアナウンスも声・言葉・内容等
易しく一般的な感じになっていた?感じ)

ケーブルを使わず徒歩で登って行く参道には
「鞍馬の火祭」で有名な由比神社をはじめ
いろいろな小さな神社等々が点在する
ウエサク祭の真夜中に何回か「降りたこと」がある

平安期、紫式部や赤染衛門も登ったという参道…
清少納言が「九十九折の山道」と枕草子に描いている由緒ある
参道を一度は登ってみなければと数年前に登ったことがあるのを
思い出した…もちろん昼間に…
でもその時は途中いろんな場所に寄り道しながらと言うことはなかった
もう少しゆっくり時間をかけて散策気分を楽しみながら
登ってみるのもいいな…

ケーブルを降りて皆さんぞろぞろと言う感じで
結構な道のりの参道をすすむ
最後は結構きつい階段を幾つか上って本殿前の広場へ…
     
      

           
綺麗な早春の青空が広がる
ピンクの梅が少し咲いて美しい
比叡山が正面に見える
春まだ浅い萌え始めの山々が眼下に広がる…気持ちいい!!
鞍馬山の「氣」「エナジー」をいっぱいに浴びて…深く深く深呼吸
本堂の前にまだ雪が少し残っていたのにはちょっとびっくり…    
      
         
            
                 

      

本殿金堂に参拝をして辺りを少し散策…
狛犬ならぬ「阿吽の虎」が…爪がなかなか…
「虎」が毘沙門天のお使いの神獣とされているかららしい
本殿前の注目の「金剛床」は星曼荼羅を模しているという
宇宙エネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる場とされる

ウエサク祭の時には誘導されて入る「本殿地下」に入ってみる
初めてウエサク祭に来てそこに入る前
「地下に安置されているすごい数の壺は骨壺ではないからね!」
「信者さんの髪の毛が入っているんだよ」「有名人のもたくさんあるよ!」
「結構大きな羽の生えたお爺さんの仏像があるからよく見てね!」
「魔王尊の像だから!珍しくて滅多に見れないからね!」…
連れて行ってくれた友人から言われていた
(初めての時は「サナート・クマラ」についてもまだ知らなかったな)

参加しはじめの頃は真っ暗の中、ほんの少し明かりのついた
無数の壺が置かれた地下全体を参加者全員でぐるぐる回った
その途中でかなり大きめの「千手観音菩薩像」「毘沙門天像」
「大きな翼の生えた魔王尊像」を拝むことができた
その後、本殿前に出て「満月の光を映した御神水」を一人ひとり頂く

初めのころは真っ暗の中、いくら骨壺ではないと言われても
無数の「髪壺」でも気持ちの良いものではなかったけれど
毎年、特に羽の生えた「魔王尊像」の会えるのが楽しみだった…
御本尊は秘仏でレプリカだとは知っていたけれど…
しばらくして地下にはほんの少し入って礼拝するだけになった
もちろん三体の像は見られなくなったのがとても残念だった…

真っ暗で何も見えない
観光客はもちろん誰も入ってこない
恐る恐るまっすぐ進むと礼拝するところが置かれほんの数メートルで
表に出る階段のところに…

外は晴天!!心地よい日差しな中、辺りをまた少し散策した
「帰ろうか!」
「せっかく来たんだからもう少しゆっくりしようよ!」
ベンチで少し休んでいるとお寺の法被を着た人が通りかかり
「今日はほんとにいいお日和で暑いくらいですね!」と声を…
「ほんとですね!」少し話して「あっ!」
「ちょっとお聞きしたいんですけど…地下に行ってみたんですけど
魔王尊とかご神体の像は今はもう見られないんですね…」
「いや!見られますよ!」「えっ!!見られるんですか?!」
その場所を教えてもらいその方が近くまで連れて行ってくださった

晴天の明るさに慣れた目には地下に入っても、真っ暗で何も見えない
灯りを付けるわけにもいかず恐る恐る進んでいくと
「あった!!」「どこどこ?」「反対向いて!」
目が暗闇に少し慣れて来たのか、一番奥の大きな翼の魔王尊像から
かすかに見えるように…「嬉しい!!」
手前に慈悲深そうな千手観音像!
そして力強い毘沙門天像!
かすかで薄っすらとではあるけれど醸し出すそのエナジーは
感じられるのが不思議
ほんの真近で…その「氣」に触れることができた!!
それだけで満足!それだけで感激!

それにお爺さんではあるけれど「魔王尊」のヘアスタイルが
イメージに出てくるサナート・クマラと同じだったことが
とっても嬉しかった!
(この像の詳しいスタイルは全く忘れていたのに)

少し陽が限ってきた帰りは思ってたよりもすいすいいい感じで
階段をおり参道を下ることができた
表立って「何と言うことはない」ことは分かっていたし
言われてもいた
ただこの心地よい春の陽に恵まれ
鞍馬山の満ちる大氣をいっっぱいに浴びて
そのエナジーを充分に感じられたことが何よりだった
レプリカとは言え久方ぶりに「天の計らい」のように
ずっとお会いしたかったご本尊の像に会うことができて
本当に「良き日」となった
     
                 

               
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