☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

秋採・秋映え・潤い時間・・・信州秋旅2023<1>

2023-11-27 00:00:59 | 徒然・・・旅


京都の11月は「夏日」から即「晩秋」へ
初冬を思わせる寒さもあり
紅葉も駆け足で進んでいく
いつもよりかなり早い

京都・三条木屋町での家人の裸婦に特化した秋の展覧会も
(でもテーマは「cosmos」宇宙との会話)とてもいい感じで終わり
まだ何かと忙しさがが続く

まずは1か月少し前の信州秋旅から…
今年の天候は予測もつかず「晴天と紅葉の見頃」を祈っての旅
今年は白馬1泊蓼科2泊原村1泊の4泊5日

今回の秋旅は、京都の旧知のお友達のIさん母娘と初めの2泊をご一緒する
昨年秋の家人の展覧会で娘のRさんと「できればご一緒に信州旅行を」と
お約束をして今回実現した

車での長時間はお母様には「少ししんどいかも」と
電車を乗り継いで来られたお二人と途中で連絡を取り合いながら
JR松本駅で何とお約束の時間通りにお会いすることが出来た
ちょうどランチの時間
松本でご当地自慢らしいお店を見つけてお蕎麦を食べた

「来年5月に展覧会予定をしている安曇野のE縁に行ってみませんか?」
「是非、行ってみたいです!」ということで
白馬に向かう途中、安曇野に寄り道して行くことに…

途中の道は紅葉が進み色付きが増していく
ちょっとワクワク感が湧いて秋彩気分も盛り上がっていく
中央道でも薄曇りの空が幸いしてかいつもより
甲斐駒や仙丈ヶ岳等南アルプスの峰々の山肌まで
いつもより鮮明に綺麗に見えて嬉しかった

縁縁さんのオーナーご夫妻は連絡無しで行ったので
まさかの遠来の京都からのお客にびっくりされていたが喜んでもらった
まずは喫茶スペースでコーヒータイム
合わせた抹茶のスラブチーズケーキも美味
窓から見える広々とした辺りの色づく秋に囲まれて「ほーっと一息」の感じ

ミニギャラリーでは「四つ葉のクローバー」に特化した展示会が
ギャラリーでは大塚浩司さんの繊細な鉛筆画の
「白馬のマウンテンアート展」が開催されていた
壁いっぱいに北アルプスを細かく精密に描いた絵画の額がぎっしり飾られている
真ん中の広いテーブルには大塚さん研磨の糸魚川翡翠のペンダントトップ等が並んでいた

ジュエリー作家の息子さんとのコラボの糸魚川翡翠のアクセサリーと
鉛筆画の展覧会を毎年、ここでされいることはE縁さんのインスタで知っていた
以前から糸魚川翡翠のジュエリーには興味があり機会があればと思っていた

元敏腕新聞記者のRさんが壁の「作家プロフィール」を見て
「<ガロ>で活躍されてたんですね!」
「<ガロ>大好きで毎号買ってました!」
・・・
えっ!元漫画家だったんだ!
「ガロってちょっと硬派?!でマニアックな感じでしたよね…」
「つげ義春とか…」「<無能の人>とかですね…」
「通ですね!さすがです!<ネジ式>とかだったらみんな言いますけど…」
思わぬところでほめて?もらったけど購読していた訳ではない…
 
<ガロ>の話からRさんとも話が盛り上がって
大塚さんの現在までの道のりを駆け足で聞いてしまった感じ…
白馬(縁縁さん夫妻は長く白馬でペンションをされていた)の話で
オーナーと話が弾んでいたらしいIさんがギャラリーに…
Iさんとわたしは「せっかくのご縁だから」と大塚さん研磨の
糸魚川翡翠のペンダントトップをそれぞれ買うことにした

安曇野での「途中下車」も堪能して一路白馬へ
今夜のお宿は今や日本最初のオーベルジュと言われる「Tメライ」
I さんのご親戚でもあり以前からよくお話は伺っていた
白馬辺りのドライブ中にどんな建物かなと見に来た事もあった

久しぶりの白馬近辺は雪質の良いこと等から近頃外国人人気で
また昔の勢いを盛り返しているとは聞いていたが
一時とは全く違って新しいオシャレな建物やお店がたくさん出来て
随分賑やかで新しい感じになっていた
コロナ禍の影響も感じさせない

「Tメライ」は森の中のとっても瀟洒で素敵な建物
建て方にも建物の見え方にもオーナーの細かいこだわりがあるらしい
今夜はお客さんもかなり多い感じ
名物らしいウェルカムプリンを頂いて
2階の通されたお部屋は何と古風な英国風?スイートルーム
リビングは天井が高くとっても素敵な趣き
ちょっとびっくり、ちょっと感激…
   
                                                      
少しお部屋で休んでから
レストランに案内されて4人でゆったりディナータイム
おしゃべりが弾む

さすがに日本初のオーベルジュと言われるだけあって
(現代まで営業を続けているという意味らしいが)
フランス人シェフによるもメイン、スープ、デザート等
こだわりがあり、接客の仕方等もなかなかのものだった
オーナーご自慢の7千本のワイン蔵が地下にあって
ワインを楽しむのがご自慢の宿らしいが下戸なのでまことに残念…

お食事のあとオーナー主催のワイン会(お客様自由参加)があり
今まで40年の道のりやご苦労話、ご自慢や今の様子等少し聞いて
早めに素敵なお部屋へ
バスタイムのあと朝早く出発した今夜は広いベッドでお休みタイム…

夕方から降り始めた雨が山沿いでは夜のうちに雪に変わり
朝には白馬三山は輝く真白な銀世界になっていた…

            


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青に浮くオレンジ燃える夕空に・・・わが秋のうた<1>

2023-11-03 00:00:42 | 風歌

京都は猛暑の夏がどこまでもと言う感じで
真夏日がずっと続いた9月
30日からの一夜の雨で一気に夏から秋へ
数日ですっかり急展開の秋模様
嘘のようにクーラーからストーブへ
急に来た冷えと寒さが沁みた10月

それでも畦道の真っ赤な彼岸花が長く咲いて
月半ばには金木犀の香りが一気に広がった…
辺りもほんのり色付き始め
オレンジ色に輝く夕空が美しく
日々秋の深まりが…

今では当たり前のような不思議な季節の移り変わり
さて11月は意外と暖かいかも…
夏の名残の秋の短歌を今のうちに…


シーグラス旅の思い出ミニ額に宮古の海の色を想いて

蘇る宮古の旅に思い馳せビーチグラスでモザイク遊び

宮古島で14年前に拾い集めて「想い出箱」に
いつか形にしたいと大切にしまっていたシーグラス
やっと日の目を見て第2弾のモザイクのミニ額創りを…
14年前と今年の春の旅の想いと思い出と
あの大好きな海の色を思い浮かべながら…
         
                     

日めくりに合わせるごとき虫の声秋の香りも漂わぬ間に

あの酷暑が続いている8月終わり頃から
夕方には蜩の声に混ざって秋の虫の音が聞こえるように
「こんなに暑いのに」鳴く虫に愛おしささえ…


漂いてまた漂いてあの浜にビーチグラスの旅想う朝

ビーチグラスのモザイクのミニ額を何気なく見ていると
宮古の海の色とあの波の音が聞こえてくる…
どこからどのように海を漂い波に乗って
時を重ねあの浜辺にたどり着いたのだろう
その旅にちょっと思いを馳せて見る


青に浮くオレンジ燃える夕空にほっと一息虫の音を聞く

暑さの中でも空は日を追うごとに秋の色を増していく
真っ青な空にオレンジ色が徐々に強くなって
見とれるほど美しく輝くひと時!
何処からか虫の音も…


酷暑より一夜の雨で秋模様吹く風ひんやり京の夕暮れ

9月末から1日の大雨で本当に「秋」が来た!
どこも体育大会予定の1日は真夏日予想で「熱中症」の
注意喚起が出ていたのに…
すっかり寒くなってびっくり!
冷やっと、ひんやりのこの時期の
京都らしい風が吹き始めた


過酷なる猛暑の夏も食落ちず秋はことさら喜ばしきか

酷暑を乗り切るには食べられる時に食べねば…と
気が付けば…ちょっとは考えないとね…
秋の誘惑にも…



           
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