☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

メジロ集いて春呼ぶごとく・・・わが冬のうた<2>2022

2022-03-14 00:00:30 | 風歌

暖かい風が少し吹き始めた
もう黄砂や花粉の季節がすでに…

アメリカやカナダでは枠パスやマスクの撤廃が始まるとか
風穴が開いて新しい風が吹き始めるといいな

青いシリウスの光に惹きつけられる
飛行機かYFOと見紛うほどに大きく
強烈な光を放っているように私には見える

ゆっくりしていると思っていた家人だが
制作を始めると早い
今年の秋の個展は「墨絵」でいくことにしている
「奏墨」と名付けた綿布にジェッソ(白いアクリル)塗って
墨で描いたオリジナルの墨絵の小作品と
(今回は古材は使わず欅やウォールナット等の銘木に貼り付け)
半抽象的なダンスシーンを半紙に墨で描いた作品群が
メインとなる予定

双方とも「緑墨」を使っていて
新しい感じの柔らかさと面白さが出ている
「奏墨」は初めてとなる「雪」の風景
どちらも新鮮でいい感じだ…
この時点でかなり作品ができているのが驚きだ
これからしばらくは来年の展覧会に向けてずっと描きたかった久しぶりの油彩の
ヌード作品に取り組むという

前置きが長くなってしまったが
年明けからの春に向かうわが冬の短歌を…

 
 吹きつける冷たき風も何のそのプリムラジュリアン鮮やかに咲く

   毎年冬に向けて薔薇咲きのプリム
    ジュリアンやその他ジュリアン類の
    鉢植えを玄関表に置いている
      冷たい季節の中で健気に
   可憐に咲く花が愛おしくなる…
   

 梅香る如月の空鮮やかにメジロ集いて春呼ぶごとく
   
   近くの白梅の大木はもう5分咲き  
   青空に白い花が映えてメジロが
   集まって来る
   その黄緑を目で追う心地よいひと時
   吹く風はまだ冷たいけれど
   春はそこまで…

 
 大切な別れの式もオンライン予期も予想もつかない日々に

   今年は何とか卒業式はほぼどこも
   行われたらしい
   でも保護者はオンライン参加で
   「一生に一度のことなのに」
   と嘆く人がいた
   一昨年はもっと…だったけれど…

 
 外の音激しさ増して鳴り響く何が本当で何偽りか
 
   マスコミは一定方向で騒ぎ立てる…
   都合の悪い情報は遮断なのか…
   誰にとって…何にとって
   自分の感性で見ていくしかない
   時代?!
   自己判断、自己責任の時代とも
   思うけど
   
 
 夕映えの空鮮やかに輝きて留めおきたき一瞬の色

   夕映えの空はどの季節も美しい
   大きく深呼吸する
  
       
            



                 
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春よ来い

2022-03-06 00:01:00 | 徒然

弥生三月
陽の光空の青さが輝きを増す
ミニ雛に合わせて活けた桜が次々開いて美しい

3月の声をきくと服たちや帽子、アクセサリーたちも
春色に衣替えしたくなる
まだまだ寒さは残っているけど…

もう東大寺のお水取りの本行が始まっている
連夜のお松明も…
準備から昨年同様の厳戒態勢の中で行われている
この3月で管長を退任されるS師も籠られていない
総責任者として気を張り詰めておられることだろう
本当に残念だが今年もご意向を受けて参拝は遠慮することにした
無事な満願をお祈りしよう


世界世情はますます混迷を増している

二極化と言うけれど
(ひとつの極はほんの小さなものにしか思えないが)
何に関しても本当のことは何が何だかと言う中で
自分の感性で物事を見極めるしかないし
そのことが今問われているとも思う

1、2月は気分がそう落ちている訳ではないのに
何故か外に出る気がしなくて元日に初詣に出かけたほか
買い物に出るぐらいで家に籠っていた
こんなことは初めてだ
今(の時期)だから許されることなんだけれど
かと言って内に入ることもそうできなかったけれど…

先日今や10数万人のフォロワーを持つインフルエンサーとしても
活躍中の旧知の占星術者のMAさんと文明アナリストのAさんの
(こちらもMAさんに勧められて始めて2万人)
コラボしているYouTubeを見た
二人とも多くの情報ルートを生かした独自の切り口での
世界情勢の見方や世情分析等々が共通する所だ

MAさんは初めてお会いした時から
普通にお話していても
「いい声」と「滑らかな語り口」が見事で
すごいなと思ったものだ
「商売ですから」と返されていたけれど…

二人はもう40年の付き合いと言う
我々ともかれこれ30年近いお付き合いになる
出会いの話からMAさんが志を持って資産をなげうって
始められた「国際短歌大会」のことや
蓼科の森の深くで深夜まで行った妖精茶会の不思議な話
数々の方々との出会いの話等々
MAさんには蓼科でも東京でもお世話にもなり
Aさんは京都に来て住んでいた期間も長かったので
かなり親しいお付き合いが長く続いていた
ご一緒したことも多く懐かしいお話が満載で面白かった
その間お二人の人生もともに見てきた感もある

連絡しようかと思っていたらAさんから電話があった
この頃はお二人のYouTubeもあんまり見ていないけれど
最近の「ロシア問題」に関しては二人とも一般的に報道されて
いることとはかなり違った見方をしている…

「春ーよ来い」「はーやく来い」
今年は「寒の戻り」と言うよりもずーっと寒くて冷える感じだが
つがいで泳ぐ鴨たちや梅の木に集まるメジロや他の野鳥たち
一斉に咲き始めた花ばなは一足先に春に向かっているようだ

花ばなの健気な美しさそのたおやかさ
その豊かな魔法に見習って
自分軸の在り方をより学んで
新しい春を呼びたいものだ
   
 
                             

                                 

          
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