☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

心地よい香り・・・2019夏

2019-08-24 00:00:00 | アートライフ・・・調香

「今の自分にとっていちばん心地いい香り」を創る
調香のワークショップに!
この前、藍の生葉染めを体験させてもらったSさん宅へ

Sさんのインスタを見た時一番興味があったのは「調香」
いつも参加している調香師の村田さんの課題の「花」の香りのイメージを
天然香料を使って1人1人自分の感覚で深めながら
バランスを考えかなり細かく創り上げていく感じとは少し違う

オーガニック香料を使うのは同じだけれど
自然な自分と静かに向き合いながら
今の自分に心地いい
今の自分が好きだと感じる香りを調合する感じだ

今日は基本講座で3人限定だったが1人急なお仕事が入って2人に

まずは簡単瞑想な感じで心落ち着け自分の体と心の中に入っていく
三方の窓やガラス戸から見えるのは心地よい爽やかな緑
呼吸を整えて静かに鎮かに・・・・
Sさんの誘導もとても上手

天然香料をエタノールでといた20種類の香り(それぞれに番号)を
ひとつひとつていねいに嗅ぎ
5段階で(その間に細かく3段階)評価し
自分の感じたイメージや自分の好み等を加えて文にしてメモっていく

好きな香りや自分が心地よく感じる香りの傾向も分かってくる感じだ
それにしても香水の調香講座で良く嗅いでいる香りが多いのに
名前として全く認識できていないことに気づく

ボキャブラリーと言うか表現力の乏しさも強く感じる
以前はちょっとは自信があったのに
だいぶ前から感覚を「言葉」にすることに抵抗を感じるようになって
いつの間にか本当に「言葉」で表現することが苦手になっている
それも「時」に合わせてことなのかとも思うけど

自分の今の感覚で1つ1つの香りと向き合っていく
今日のワークショップの一番大切なポイント
できたらSさんの指示で4つのグループに分け
自分の評価の高いものから第1グループからは2つ
後のグループからは1つずつ合計5つ選んで
ムエットを使って調合した時の感じを見ながら調整して
調合する

私は1つ少し迷って2種類調合してもらったけれど結構すんなり1つ選んだ
もう1人の方はとうとう最後まで決まらず2種類持って帰ることに

後で20種類のオイルの名前を教えてもらった
もし初めに名前を聞いていたら名前にとらわれて違うのを選んだかも・・・
今の感覚でいつもと違う種類が選べてよかった

第1グループはシトラス系、第2はグリーン・ハーブ系、第3、第4はフローラル系と
オリエンタル系が・・・夏だからシトラス系から2種類だったんだな
なんて後で思ったりした

とっても心地いいこの夏の素敵な「香り」を創ることができた!
ゆったりした時間の優しい流れを香りとともに楽しみ
とっても充実した心良い時を過ごすことができた
感謝です!!
また違う季節にもやってみたいな

       
                   


              
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マイオリジナル天然香水づくり・・・蘭の「香り」に包まれて

2018-02-23 00:19:42 | アートライフ・・・調香

        

          
   久しぶりに本当に貴重な天然香料を使っての
   マイオリジナル香水作りに参加した
   講師は調香師にしてオーガニック検査員
 超自然派化粧品会社のオーナーでもある村田尚美
さん
  
 シトラス系、金木犀のイメージ、オリエンタル・沈丁花のイメージ等
 過去4回、香りを調合しながらオリジナル香水を創ってきた
 シトラス系はその夏の間に使ったが
 天然香料のみであるにもかかわらずしっかり熟成して
 深みを増して気品ある素敵な香りを今なおそれぞれが放っているのが嬉しい
 もちろん量はかなり少なくなってきているが…
 
 今回のテーマは「蘭」
 蘭から抽出される天然香料はない
 「蘭のイメージを香りに仕立てたファンシータイプの蘭をお創りください」
 ということで始まった
 毎回課題が少しずつ難しくなっている
 まずはたくさんの天然香料のそれぞれの香りを嗅いで確かめていくところから…

 蘭と言っても種類がほんとに多く
 愛らしく爽やかな清楚な感じのものから豪華絢爛、艶やかさや妖しさ漂うものまで
   人それぞれが持つイメージが全く違う
 香りが特定できないものだから
 一人一人がどんな「蘭」を創りたいのか
 色は、形は、場所は、時間帯は…まずはイメージを鮮明にして
 その「イメージ」の香りに近づけていく

 講師の先生が創って下さった香りのベースは「蘭を活ける花器」
 香りのボディとなるアコード(メイン)を決めていく
 ローズオイルやジャスミン、ジャスミンサンバック、イランイラン等の割合から…
 
 大体の感じや自分の好みは今までの経験からわかっている感じなので
 一応、何をどれだけという目安を決めてまず半分の量(40滴)を調合する
 ことにした
 ベースにひとつずつ香料を入れて混ぜムエットで香りを確かめながら
 調合していく
 自分のイメージに近づくようにといってもなかなか思うようには…
 今回は「薫りのイメージ」ではないので非常に難しい

 何やかやとそれぞれが言いながら
   参加者がイメージした蘭に近づくようにみんな奮闘している感じ
 
 目指すものはグリーン系の爽やかな朝の蘭を創りたい人から
 カトレヤのイメージの妖しく魔女感のある香りを求めるひと等さまざま
 
 私はオリスをたしたりローズウッドを多くしたり
 ベルモットを少し増やして…
 はじめはローズ主体と思っていたんだけれど何かイメージが甘くなりすぎるので
 ジャスミン系をかなり増やした
 今回は高価で貴重な天然香料を思い切って使って何とも贅沢だ 
  
 私は他の方々みたいにはっきりしたイメージがあるわけではないけれど
 でき得れば
華麗で華やかな中にもオリエンタルな気品もほしいなんて…
 
 そのために爪楊枝でほんの少し熟成したオリエンタルベースを入れた
 そして今回は「挑戦」ですべての調合の最後にこちらもほんの少し
 アンバーグリスを…
 
 アンバーグリスってマッコウクジラの腸にできた結石から抽出した香料なんだって
 前からにおいは嗅がせてもらってたけど使うのは初めて…
 誰がそんなものを見つけて香料にしようと思ったのか、すごいね!
 ってみんなで話していた 

 「香りのまとめ方がうまい」「バランスがいつもいい」って先生には
 言ってもらったけれど本当に適当だしあんまり冒険はしないし…
 作ったときは人と比べていつもあんまり主張のない感じで仕上がるんだけれど
 熟成してくると深みが増してそれぞれの香りが立ち上がって個性が出てくる感じ
 天然香料の持つ醍醐味かしら…

 1週間後の熟成が楽しみなマイオリジナルの「蘭」の香りができてよかった
 6名それぞれの「蘭」が花が見事に開いてみんな満足そう…
 
 芳醇な香りの中でとっても充実した贅沢な味わい深い豊かな時間が流れた
 やっぱり天然の香りはいい!!


                 
 

  

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世界にひとつの天然香水づくり・・・オリエンタルの香り

2014-02-12 00:09:22 | アートライフ・・・調香

 
 四季折々のオーガニック検査員で調香師のM・Nさんの天然香水づくり講座

 
夏「シトラス」、秋は「金木犀」
 そして今回、冬は「オリエンタル」の香りをつくる

 まずは香水の分類の学習
 香水の歴史や懐かしい香りの秘密や有名香水の香りや用語等々
 「あーあーそうなんだ」と知っていることも初めて聞くことも
 実際嗅いで五感で感じる講義は面白く知らぬ間に時間が過ぎていく
  今回もシベットやアンバーグリス等
 本当に珍しい動物香料やとっても貴重ないろんな天然香料の香りをきくことができた

 「オリエンタルノート」のオリエンタルとはフレグランスの世界では中近東や東南アジアを指すらしい
 甘く濃厚な香りにスパイスのアクセントを効かせエキゾチックさや妖艶さを併せ持つイメージ
  しかし今回用意されたM先生渾身のオリエンタルベースには
 お香のイメージも入ったそこはかとない「和」を感じる

 このオリエンタルベース7割~8割に厳選された天然香料を自分の好みにブレンドして
 世界にひとつのオリジナル天然香水10ミリリットルをつくる
 わずか2割から3割で一人ひとりまったく別物の特別な香りが生まれる
 そこがこの講座の妙味だ 

 一人ひとりつくりたい香水のオリエンタルイメージを発表することから始める
 「真っ暗な中にオレンジと黄色の光が・・・」「夜の森の静けさの中で・・・」
 「朝の林の木漏れ日を浴びて・・・」とか「アラビアンナイトのイメージで・・・」等々
 皆さんイメージ豊かでちょっと驚く
 私は「フロリエンタル」が好きなので・・・しか言葉にならない
 このところ感覚や考え等を含めて「言葉」にしていくことにますます抵抗が生まれている

 芳醇な香りが漂う中で水を飲み飲み緊張しながらスポイトで
 とっても貴重な天然香料を量り取りビーカーに入れ
 時にムエットで香りを確かめながら調香していく
 ちょっとわけがわからなくなるきらいはあるけれど
 天然香料の香り酔い状態は不思議な感覚でここでしか味わえない心地よさだ

 
私はオリエンタルベースにローズabs、ゼラニウム、イランイラン、オリス、サンダルウッド、
 トップノートにレモンを加え、ジャスミンとグローブをアクセントに効かせて・・・

 今回は4種類ぐらい入れた早い段階で「この香りがいい!」となってしまったので
 それを保つために「絶対入れてね!」と言われたベンゾインとベルーバルサムをはずして
 何時になく結構悩みながら仕上げた・・・
 「最後はきっちり仕上げてきたね!」と言われたけれど今回もあまり個性的にはならなかった

 芳醇な中にもさわやかさもありまた深さもある
「フロリエンタル」な香りに仕上がり
 自分的にはとっても満足!!

 自分でつくった「世界にひとつの天然香水」は
 子供のころの「わたしのたからもの」感覚を思い起こさせる
 使わないと余計もったいないんだけれど
 ときに「宝箱」から出して香りを味わうだけで
 不思議な豊さや安らぎやちょっとした秘密っぽさを感じることができる

 次は香りが似合う「お出かけ先」を見つけなければ・・・・

                         

 


  

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夏の香り・・・マイオリジナル・オードトワレ

2013-07-12 00:23:46 | アートライフ・・・調香

 
 
玄関を開けると本物の夏の香りがした!
   と思ったら、
俄然猛暑の真夏に突入
 いつもにも増して「今年の夏はすごいよ!」と言う感じだ

 祇園囃子があちこちから聞こえ
 もう鉾立ても始まっている
 今日、鉾立て中の鶏鉾の横を通ったが縄がらみがほんとに見事で美しかった

 この夏は「私だけの香り」をまとってお出かけしている
 優しく清々しく上品な香り
 何と天然香料100パーセントなのだ
 
 オーガニック検査員でもあるM.Nさんの
 オーガニック香料によるマイオリジナル・オードトワレづくりの講座に参加

 合成と天燃の香料の違いや香りと嗅覚

 香りと大脳辺縁系とかのお勉強も交えながら
 今回は夏に向けての何とも贅沢な天然香料のみを

 使ったシトラス系のトワレを作る

 レモン・グレープフルーツ・ベルガモット・マンダリン

 スぺアミント・ビタオレンジ・トンカーン・オリス等々
 15種類の香料を使って30ミリリットル調合する

 ベースの香り(15ミリリットル)はM.Nさんの

 レシピどおりの分量を緊張しながら
 大きなスポイトで・・・

 あとの15ミリはそれぞれが自分の好みで香りの相性を

 イメージしながらレシピを考えて
 感覚を研ぎ澄ませながら調合していく

 半分は同じベースなのに参加者(10人)それぞれ違う香りの

 マイオリジナルのオードトワレが出来上がった

 私は今回は「夏の香り」ということもあって冒険せず好みも強く出さず
 「誰もが心地よく清々しく安らかな香り」を目指して調合した

 先生からも「他を思いやる気持ちが香りに出ている・・・」と

 言って貰ったけれど(何と上手い言い方)
 もう少し工夫して奥行きのある香りにしたらよかったかなと

 あとで思った・・・
 日本はっかを入れても良かったなあ
 でも上品・上等なオリスの香りが結構しているところは

 なんとなくいい感じだけど・・・

 と言う感じで猛暑の中でも「私の夏の香り」に
 心地よく包まれる時間を過ごしている

                            

 


 

 

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