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☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

東京風日和

2011-08-03 00:32:14 | 徒然

 店を出るとかすかに潮の香りがした
 「海の匂いがする!」
 六本木・飯倉、ビルが建ち並ぶロシア大使館の辺りだ
 「この辺り、海が近いし港区だから・・・」
 築地周辺だとわかるけれど風の流れによるのだろうか
 ちょっと不思議な感じがした
 このところ嗅覚はますます敏感になっている

 去年の暮れから7ヶ月ぶりの東京
 今年で最後となる「星と森短歌大会」をメインに
 南青山短歌会の例会、親しい人たちとの会食会

 家人の11月の銀座での展覧会に向けて画廊との打ち合わせ等々
 スケジュールがつまった2泊3日だ

 飯倉の知り合いのお店の2階のスペースで行われた短歌会の例会

 (久しぶりにあれこれ言い合うのはとても楽しかった・・・)を
 中座して東京に住む息子のお招きで約束の西銀座の天麩羅やさんへ
 

 去年もちょうどこの頃、土用の牛の日が近かったので
 息子招待で老舗の天然鰻のフルコースを頂いたが
 今年は「てんぷら」・・・
  「天麩羅専門店」というのは関西には殆どないし
 (京都では京料理や京懐石に含まれる)東京ならではのものらしい
 とっても上品で素材の旨味を見事に生かした稚鮎(琵琶湖から届いたという、
 氷を張ったガラスケースで泳いでいた)やアナゴ、海老等々、

 さつまいも(丸十というらしい…なぜかと言うクイズにはすぐ答えられた)  
 おくら等の野菜、細工物等々
 それぞれの食べ方で、本当に美味しく頂いた・・・さいごにから揚げどん。

 美味、満足、満腹!
 

 板前さんやたまたま一緒になった京都出身のご夫婦のお客さんも巻き込んで 
 京言葉の話やいろいろな音楽の話題等々で大いに楽しく盛り上がり

 いい時間が流れた 

 明け方4時前の地震も経験した

 ホテル9階のゆれはなかなかのものだった・・・
 
 今年13回目で最後となる「星と森短歌大会」受賞歌披講と授賞式

 その後パーティ・・・
 構想の段階から話に加わり、毎年のように出席させてもらってきた
 人々との出会いも含めて終わるとなるととっても寂しい気がする
 短歌は歌うもの、短歌は歌われてこそ・・・と言う考えを

 世に復活するべく取組まれてきた
 短歌披講はこの12年で飛躍的に広がった・・・

 本当に「星と森・・・」の大きな成果だ
 また違う形で発展していくことを楽しみにしたい・・・

 主催のI(m・A)さん本当にご苦労様でした!
 京都から特別出席した友人とともに披講会の京都支部を創って

 「披講」に取組んでみようかと言う話も出て・・・

 打ち合わせでは、画廊のオーナーからこんな時だからこそ

 新しい流れやチャンスもあるし面白いチャレンジもできる
 そのように考えていかないと・・・
 というような年齢もかなりなのに「さすが!」と言う感じの

 とっても前向きな話も聞けて面白かったし
 もっと楽しむ方向でいこうと視界が広がった
 

 「暗い、暗い」と言われていた東京だが
 そんな感じはほとんどなかった
 節電もほどほどで落ち着いたいい感じだった・・・
 動いていたのは銀座・有楽町・神谷町・神楽坂辺りだけれど
 私にとっては何か懐かしいレトロな東京が戻ってきた感じがした・・・
 明かりが適度に落ちてるせいかしら

 世界中が日本中が揺れている
 何かが大きく切り替わる時
 何かを大きく切り替える時
 新しい今日が待っている・・・
 
                          

  

 
 

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