☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

花筏水面に浮かべ・・・わが春のうた2018

2018-04-19 00:02:00 | 風歌

 

  移りゆく季節は足早に
  あっという間の木蓮、雪柳から始まり桜の早い開花からすぐ満開、葉桜に
  レンギョウ、山吹、ミモザ、ライラック、ハナミズキ…
  霧島ツツジから平戸ツツジまで順番を待たずすぐ咲きだして

       4月半ばで百花繚乱
  温度変化のせいか もたらす光の影響なのか少し不思議な春の装い
  お天気おじさんが「京都はもう初夏ですよ!」なんて…
  「ゆっくりしてよ」といいたいもの 
  
  
  過ぎてゆく時の中で 春のうた(短歌)を…
                             
    平城山を超えて修二会の二月堂炎の舞と南無観の声(しょう)

      今年も東大寺二月堂の修二会(お水取り)に行くことができた
      指折り数えると21年目、年々辺りはきちんと整備され決まりごとも
      厳しくなる 「行」の場なので当然のこと…
      この日はいつもより派手な「火の舞」となり迫力ものだった
      もういろんなことは体験済みなので遠くで「気」を味わうことだけ
      差し掛けの響きと「南無観」の声明と笛や鐘の音「気」の高まりを
      肌で感じて浄化の気に触れることだけ…
      

    外灯に飾り付けたるサンキライ落とし実を食べをフン撒く鳥よ

      野鳥の世界も本当に大変になってきたのは分かるけれど…
      お正月に玄関(外)に活けた南天も日を追うごとに実が少なくなり
      とうとう「実の一つだに…」になってしまった
      サンキライの代わりに、「これならば」と

                      しわしわのツルウメモドキを
      飾ったけれどこれもまたみんな食べられた…
      かわいそうな現状は理解するけれど習性とは

                      言え食べたらすぐフンをして
      玄関が大変なことになるのは悲しすぎるんですけれど…

    
    つがい鴨加茂川旅立ち春の空どこへ向かうか薄日の中を

      野鳥たちの飛行を見ていると郷愁というかなんか不思議な感覚になる
      先日はつがいの鴨が小畑川に飛来して餌をとり始めるのを見た 
      からし菜咲く小畑川では大きな鯉が淀川から産卵に上ってきている
      ひしめくように飛び跳ね水しぶきを上げて迫力満点…
      生き物が力強く息づく季節だ
   
    
     花筏水面に浮かべ高瀬川眺める人の心清めて

      何故か今年は高瀬川沿いの「桜」の早かったこと…
      京都で一番に開いたと思うくらい
      他所が開き始めた時にはもう桜吹雪が舞ってなかなかの風情
      世界中から来た観光客が大勢行きかい、カメラを構え大賑わい
      川面いっぱいに流れるそれはそれは美しい花筏を眺めれば
      人の心の煩悩もひと時は消え心洗われるだろう
            
    
     葉桜に山吹柳が春謡う鴨川堤は世界の広場

      なんて本当にいろんなお国や人種の人様々に日本の観光客も含めて
      にぎわう春の京都です
      (京都市の中心部を流れる「鴨川(加茂川)」。出町の高野川との
       合流点より北を「賀茂川」、南を「鴨川」と表記する)


    この春の光は不思議順番を待たず咲き出す花あざやかに
      
       何はともあれ花々が美しく咲き乱れるのは嬉しいかぎり…




           

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フルーツの酵素ジュースと夏ミカンジャム

2018-04-10 00:02:26 | 手作りライフ

この冬(11月から3月)も5回フルーツの酵素ジュースを仕込んだ
ここ5、6年毎年この時期にゆずやレモンを中心に造っている
いろいろ試してみたけど、お湯割りで飲むのが我が家のお好み
ほぼ毎日飲んで お肌すべすべ…(作り方は2013「酵素ジュースと春の風」に

昨年は無農薬のネーブルオレンジやスイーティ等が手に入ったので
また八朔等で作った時もあったけれどやっぱり

「レモン」と「柚子」が一番美味しい 

柚子とレモンを合わせたりレモンにスイーティを入れたりと
ちょっと変えてみることはあるけれど…

酵素ジュースは火を入れずまた皮等もそのまま使うので無農薬でないと…
ということで素材の調達が難しい

昨年から熊本の震災の関係等で無農薬のレモンが届かなくなり
他でも手に入れることができず昨年はレモンジュースづくりは断念した
今年は柚子を頂いていたところと連絡がとれなくなった
 
今シーズンに入って、どうしてもレモンジュースが飲みたくなって
   仕方がないので泣く泣く国産で手を打って

「レモン」ジュースを2回分つくった
 
「柚子!柚子!」と思っていたらやっと年末に、お米をはじめお野菜みんな
無農薬にこだわって生産し販売している嵐山の農家さんを紹介してもらい
(この頃テレビとかでもとりあ
げられているとか)その日に連絡して
あくる日時期遅れで多少小さかったけれど、朝取りを20個用意してもらった
念願の酵素ジュースとマーマレードと絞り後に酵素ジャムを作ることができた
それぞれなかなかの良いお味に仕上がり、紹介してもらった方に
酵素ジャムをプレゼントしてすごく喜んでもらった

「レモン!レモン!」といっていたら、今年に入って柑橘類の果樹園のような
お庭をお持ちの京田辺の地主さんに知り合いが頼んでくださって
「取ってもいいよ!」と言ってもらって自分の手でもがせてもらった
レモンと柚子少々を頂いて(大きなレモンの木はこの冬の寒さのせいか
3分の1くらい病気のようになっていた)
柚子を入れたものとスイーティと加えたものを早速作った
 
「願えば叶うのだなあ」と久しぶりに思った
来年からも何とかなりそうでかなり嬉しい 
柚子はうえているところもたくさんあるので手には

入るけれどレモンは難しいから
 
酵素ジュースは飲んでもらった人たちにはすこぶる評判はいい
ホットで飲むと心も体も癒される気がする
本当に顔も体もすべすべ感はずーっとある… 
 
昨年までは常温で発酵するに任せてだんだんお酒に近い味になっていくのを
楽しんでもいたけれど今年はいいところで冷蔵庫に入れて
「美味しさ」をキープすることにした

 
お隣から九州から届いたりっぱな夏ミカンを頂いた(勿論無農薬…)
以前は夏ミカンや八朔等よく食べていたけれど近頃はデコポンや清美オレンジ、
不知火、せいぜい伊予柑等甘さやうまみの強い柑橘類についいってしまう

酸っぱい顔で無理に食べるのももったいない
りっぱな夏ミカンで未だ作ったことのない

「夏ミカンジャム」(マーマレード)に挑戦することにした
 
クックパッドやいろんなレシピの好きなとこ取りをして
 ・苦すぎないように全部薄皮をとる
 ・3回は丁寧に皮部分を吹きこぼしする
 ・種もお茶パックに入れて炊きこむ
 ・皮をできるだけ薄く切る
等気を付けて丁寧に煮込んだ
今回はキビ砂糖(50パーセントで)

レモン汁を加えるとキビ砂糖でもきれいな色に仕上がった
食べてみたら程よい苦みと甘さも十分で思っていた以上にとても美味しかった
家人の評判もとってもいいので残りの分でも頑張った
「レモン」を頼んでもらったところとお隣に1瓶ずつおすそ分けした

次はまだ作ったことのない「金柑ジャム」に挑戦したい…
 

                  

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