甲斐駒・八ヶ岳初冠雪・・・秋旅2019＜３＞

朝の光が眩しい
カーテンを開けた家人が
「雪だー！」と声を上げる

窓から望む甲斐駒と仙丈ケ岳に薄っすらと雪が
白くなった北岳も少し見える
「初冠雪だ！」

前日乗鞍がそして今朝は富士山をはじめ主だった山々が初冠雪！

俄然嬉しくなる
見事に晴れた空そこに広がる雲海…
「最後の日だけでいいから晴れに」と願っていた
感謝！！

朝食を食べながらペンションンPの窓から眺める絶景
甲斐駒に北岳、仙丈ケ岳もほんのり雪化粧
白き雲の海が広がる
話にはよく聞いていたが
こんなに素晴らしい雲海を見ることができたのは初めて

良く晴れた女神湖に向かう
紅葉が青空に映える
蓼科山もくっきりと水鏡に映る
エナジーシャワー満載
美しい！！

御泉水自然園
すっかり木々の葉が落ちて木道も外してるところが多かった
野鳥の声と深い森の息吹はいっぱい
ニジマスにも会えた

7合目からの眺めは最高
霞んではいるが美ヶ原や北アルプスまで見える
整備された展望処？の椅子に腰を掛けて
名だたる山々をゆっくり眺める心地いい時間

昼食の後白樺湖を抜けもう一度霧ヶ峰方面へ
黄金アカシアはもう終わりかけ

八ヶ岳が大きい

すっかり綺麗に雪化粧だ

ここから見る山並みが美しい

残念ながら富士山は見えず
雲海とも雲ともみえる空模様が何とも言えない
南、中央、北アルプスの山影が優しく浮かぶ

毎年より紅葉は進んでいてダケカンバの枝ぶりがくっきりと
ため息ものの山肌はいつものようにスマホにはうまく写らない

名残を惜しみながらビーナスラインを下る
眠気覚ましに蓼科日和でコーヒータイムをして
京都への帰路についた

　　　　　　　　　



　　　　　　　　　

さざなみは女神のエナジー・・・秋旅2019＜２＞

天気予報は今日も雨模様
大きな雨音が明け方まで続いていた
台風の被災地は如何ばかりかと心が揺れる

テレビでは「即位の礼」
もう亡くなられたが「平成様の即位の礼」を取り仕切られた方と

ご縁があり話す機会もあった
今回との違いを少し見るにつけその方の当時の深い思いを
自分ながら少し思ったりした…
（帰ってその辺りの知人たちのブログ等あたってみたが
評論はしているもののその辺りのことは触れていない…
私の深読みか…機会があれば聞いてみたい気もする）

雨が上がってくれるだけでもありがたいと思いながら
女神湖周辺と白樺湖から霧ヶ峰方面へ

この何日かで随分紅葉・黄葉が進んでいる
ぬれた落ち葉の重なりががとても美しい
ゆっくりと車を走らせる中で黄葉の真っただ中の気分を味わう

夏に絵付けしたカップは先月来た時素敵に出来上がっていたのだが
青いヌードのカップは持ち帰る間もなく家人がプレゼントしてしまった
「もう一度やれればいいね」と話していたのだが
祝日の効用で陶仙房が開いていたので
またまた絵付けをすることに…
今度はビアカップと大小のコーヒーカップ
私は小カップ一つ
今回は二人ともとても短い時間で完成
ヌードカップの印象が強かったようでお店の人にも
しっかり覚えていてもらったみたい
案内状等をプレゼントした

女神湖から東急リゾートへ向かう途中
昨日は真っ白な霧の中だった展望台から眺めると
大きな虹がかかっていた
虹が雲に溶け込んで輝く不思議な光景
美しい！！

東急リゾートもかなり黄葉が進んでいる感じ
ペンションPではデニムストール等を届けに来た
まるてんぼうのKちゃんと一緒にお夕食
先月小淵沢のお店を訪れた時少しお話した
Hくんに頼んだわたしのバッグもだいぶ進んでいるらしい
軽くて工夫されてい他にはない魅力に魅かれて
今回はKちゃんにストールを注文してしまった…

蕎麦寿司やイワナの飴炊き
柔らかい牛ステーキに美味しいごはん…
いつもながら新鮮で美味しい食事が嬉しい

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　   　

紅葉香る富山から信州へ・・・秋旅2019＜１＞

辺りが色づき始めた名神から北陸道を富山へ
アワダチソウの黄色が目に染む
ここで見るアワダチソウは何故かとても綺麗で
黄色が鮮やかだ

自然の猛威、台風被害の状況に心が痛む中の旅の始まり・・・

富山に入ってお気に入りのコーヒー店で
今回は時間がないので薫り高いコーヒー豆だけ買うことに

お約束をキャンセルして迎えて下さったSさんご夫妻と
4年ぶりの黄葉の有峰へ向かう
曇り空が残念だが垣間見る艶やかな黄色や渋い茶色の
日本画のような黄葉が上るにしたがって盛りに・・・
今年初めての黄葉に心が和む
今回は薬師岳が見えないのが寂しい
下りは霧が出てきた

夜は妹さんも交えてイタリアン！
どのお料理もとっても美味しい
イタリアンなのに柔らかいお味がいい
積もる話が盛り上がりいろいろな話題に花が咲く
小さい頃から知るお子様たちのしっかりした成長ぶりがとても嬉しい
特に家人の絵についてじっくりお話ができるのも幸せだ
ラグビーのパブリックビューで盛り上がる声を遠くに聞きながら
コーヒーを・・・富山の夜が更けていく

明けて紅葉を味わいたいと安房峠を越えて安曇野に向かう
今日も曇り空だが「わーきれい！」と声が出るほど
ここも色づきがかなり進んでいる
春に展覧会をした安曇野Eさんで知人の展覧会を見て
ゆっくりする間もなく蓼科・女神湖へ

実は先月も小淵沢の絵本村で

旧知の占星術研究家で最近ではユーチューバーでもあるM・Aさんと
以前お会いしお話もしたことがあるコメットハンターでもあるKさんの
講演会があるというので久しぶりにお会いしたいと参加した
蓼科2泊
講演もなかなか興味深く面白かったし
Aさんとも旧交を温めることもできた
ついでに小淵沢の「まるてんぼう」さんでちょっと大きめのバックの注文も・・・

ビーナスラインは上り初めから濃い霧が立ち込め
どんどん濃くなっていく
1メートル先しか見えない
慣れた道とは言えこんなの初めてで凄ーくすごーく怖かった
やっとの思いで着いた女神湖は濃い霧で包まれていた
真っ白で何も見えないくらい
ほんとにこんなの初めて・・・

Aヒルズは車がいっぱい
夏のような賑わいだ
新鮮な秋野菜が美味しい
バターナッツカボチャのスープと

夏以来の鴨のコンヒィに舌鼓・・・
　

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

育てた蓼藍で染めて見た！・・・Let’ｓ藍の生葉染め！2

7月の生葉の藍染にうかがったSさん宅で
ご自分が使った後の蓼藍を水栽培し
根っこが良く伸びた挿し穂を
「育てて見たら？」と頂いた

畑がないのでどうしようかと思いつつ
だいぶ時間がたってから植木鉢に植えてみた
「育つかしら」

10月に入った
そこそこにという感じで育ち花の蕾が始めた蓼藍
もう限界だ
「せっかくだから染めて見よう」

季節的にもいい色は出ないとか蕾が出ないうちにとか
蓼藍の量的にもまったく難しいとか
生葉染めの常識ではかなり無理っぽい
でも一か八か！！

7月やったことをおさらいしネットでも調べて
手順通り染めて見た

ほんとはシルク100の素材がいいのは分かっていたが
デザイン的に失敗しても存在感のある
綿５０シルク５０のスカーフ素材を専門店で見つけて使った

綺麗に染め上がりました！！
美しい水色に近い感じの浅黄色！

シルクオーガンジーと綿のアクセントで

50.50だったことが染めてみてわかった！

これも使い勝手のよさそうな表情豊かなスカーフ！
思わぬ体験が今度は自分でできて幸せ！！

どうしてうまく行ったのかはわからないけれど
あまりに暑すぎた夏が9月まで続いたことも関係あるかも…

　　　　　　　　　　　　　　　　　

黄色い嘴アマサギ見っけ・・・わが夏のうた2019

金木犀の香り漂い虫の音も高らかに
天高く白雲は行く
曼殊沙華は咲き季節は進んでいく
なのにどうして涼しくならない？
未だ半袖やエアコンが活躍する京の10月の始まり

今年の夏は（9月も夏だった！）はお久しぶりの人たちと邂逅の夏
色々な話を交わし過ぎてきた時を思いまた新たな関係を築く

大きな何かが終わり新しい感覚が生まれ
歩き方が変わる
そんな夏がもうすぐ終わる
涼やかな風が吹く本当の秋の始まりとともに

過行く我が夏のうた（短歌）を・・・

谷風が緑の香り運び来る友が移りし山深き里
　
　以前、名古屋市で展蘭会を開催したギャラリーのオーナーが
　元のミュージシャンに戻り、奥さんと岐阜の山深き里に移住
　古民家を改修し畑を耕し山を整備し今年から自然農法で稲作も！
　一度訪れて見たかったのがこの夏実現！家人は草取りの手伝いも！
　谷から吹き降ろす涼風は心地よい緑いっぱいの匂いがするのね…

閉ざされし脳の扉が開くごと迫るショパンのピアノ沁み入る
　
　「そのかんじわかる、わかる！」
　と短歌会で言ってくれた人がいたと聞いて嬉しかった
　通じない人もいたけれど…
　いまだ眠っている脳の機能が呼び覚まされる感じのショパンでした！

白き波ギラギラ太陽「夏は海」今は死語なの若者どこへ
 
　当たり前と思ってきたことが当たり前でなくなり多様化していく
　感じがドンドン進んでいく
　自然の移ろいも人の暮らしも社会制度も…
　不安が膨らむけれど良い方向と思いたい、意識を向けたい

風渡る青き稲穂の間から黄色い嘴アマサギ見っけ

　風吹き渡る田園の風景はいつの季節も美しい！
　とあらためて感じる今日この頃

高原の風も一緒に黒姫便ビーツにルバーブホワイトコーン

　今年もお願いしたブルーベリーは暑さの影響か
　早々に終わったみたい
　折角だから濃厚ブルーベリージュースと黒姫野菜を頼んだ
　大きな箱に珍しい高原野菜たっぷり！一筋の風が吹いた！

青に浮く甲斐駒望む朝景色気温10度と友のインスタ

　「綺麗！！」思わず声が出る甲斐駒の風景！！
　9月に入っても酷暑・猛暑の京都
　思わず汗とため息もでる