☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

安曇野・蓼科・富山へ春旅 2017<2>・・・芽吹きの裾野はピンクに染まる

2017-04-30 22:44:45 | 徒然・・・旅

 
 
   朝、快晴。窓からの眺めに歓声を上げる
  ここは甲斐駒ケ岳を真正面に右に仙丈ケ岳、左に鳳凰三山、
  その見事な眺望がご自慢の宿

  ところが期待して昨年夏と秋に訪れた時は天気が今一つでほんの少しの間しか
  その姿を見ることができなかった

 
  初のくっきりすっきり!お部屋からも甲斐駒の横の北岳も見事に大きく見えた

  眺望のため大きく切られた食堂の窓からは食事の間中、真正面にその眺望を
    飽かず眺めることができた
  
    せっかくだからと散歩に出ることに、後ろには蓼科山がまだ雪を残して
  茶色の肌を大きく見せている  
  堂々としたその姿は女神山の夏や秋の優しい感じと違い力強い
  坂を登っていくほどに八ヶ岳がまたくっきりすっきりと見事に見える
  一番上の突き当りは某大物俳優の隠れ別荘とか
  まだまだ桜には遠い


  お食事もとても美味しく頂いた
  新鮮野菜のおいしさ、
手作りパンやジャム、メインのビーフシチュー
  かぼちゃのスープ等
特に桜を練りこんだお蕎麦が新鮮だった
  オリジナルのオーガニックコーヒーもなかなかで家用にも購入した

 
  女神湖に向かう道筋は雪がたくさん残っていて
  ほんとに草木も芽吹き始めたばかり
  同じ蓼科でも標高が高いだけに随分春が遅い

  長年通い慣れた風景が全く違って見えるのもまた趣きが深いものだ
  木々に葉がないので向こうが透けて見えこんな風になっていたのかと…

  御泉水公園もまだ閉園中で残念、霧ヶ峰や車山もまだまだ茶色が目立つ
  その代わりなんと南アルプス、中央アルプス、北アルプスが大きく見えた!
  八ヶ岳も…
  富士山も秋見たよりもさらに倍大きく見えた!
  くっきりすっきりとはいかないけれど感激!!
  この季節に訪れてよかった!!と思う
  夏は見えても小さく、秋はかなり大きく見える
  空気の澄み具合等いろんな理由があるだろうが何か不思議だ

  

 宿は年間何度か訪ねてすっかりおなじみになったところ
 初めて来たときオーベルジュみたいと思ったほどお食事も申し分ない
   ここは「鴨のコンフィ」が名物料理だが

 今回のメインはローストビーフ、朝食も特別メニューを用意してもらったみたい

 ここの薪ストーブはバーモンドキャスティングス、コーヒーも
   女神湖がまじかに見える
 何にもない女神湖にはこの地を代表するザゼンソウと水芭蕉が咲き始めていた

 違う季節に訪れる楽しさを堪能した

    残雪の峰々空とコラボして芽吹きの裾野はピンクに染まる
     

 
   

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安曇野・蓼科・富山へ春旅 2017<1>・・・春を奏でるメロディーのごと

2017-04-26 14:28:34 | 徒然・・・旅

   
の散り始めた雨上がりの京都を後に大好きな信州、富山へ
30年近く通い詰めているがこの時期は初めてだ
安曇野から小淵沢を回って蓼科そして富山へ4泊5日の春の旅
 
名神から中央、高速は季節を逆に巡っていく
まだまだ桜は美しく咲き誇り何といっても木曽駒の峰々をはじめ
残雪の山々が美しい
いつもは見えにくい南アルプスや中央アルプスの峰々が見事に見える
…もうそれだけで満足

安曇野へ  
昨年家人が5月に展覧会を開いたカフェ&ギャラリーで
この春は西宮の友人の書道家がされているのでその機会にと
この時期初めての春旅となった

安曇野は2日前に桜が咲きだしたと聞いていたがすでに満開
すっかり初夏を思わせる日差しが降り注いでいた
常念岳、蝶が岳、鹿島槍、五竜岳、唐松岳も見事に見えた…

まだ雪が多い
 

この日は友人ご夫妻とご一緒におすすめのペンションに…
さすが穂高温泉郷の中、何と「掘ったら出てきた」という

お風呂は天然温泉
人気のテレビドラマシリーズの舞台になったところだけでもあるらしい
手作りのスモークチーズや珍しいニジマスの包焼き等が美味しかった

2日目は安曇野野菜を仕入れてから「お昼をご一緒に」とお招き頂いた
大阪から10年前に小淵沢へ移住された知人宅へ
ご自宅から甲斐駒が見事に見え少し外に出ると富士山が見えるという
お言葉通り「見事!見事!」大きな甲斐駒にびっくり!
富士山もでっかい!美しさに感激!さすが山梨だ
天候に恵まれ桜に恵まれ出会いに恵まれ感謝!
10日ほど前に京都のコンサートでたまたま再会したから

この運びとなったのだ

清里、原村を通り蓼科、東急リゾートの頂上近くのペンションに向かう
残雪の八ヶ岳がくっきりすっきり大きく見える
昨年の夏に知り合ったばかりだがオーナーご夫妻が

京都出身ということもあり
家人の作品をお二人がとっても気に入って下さったこともあって
すっかり馴染みになっている
ヨツールの薪ストーブがほんのり燃えて回りの薪も

デザイン的に置かれいい感じだ      

     行き過ぎる車窓の緑様々に春を奏でるメロディーのごと

  

             
   

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「桜のごとく」は永遠のあこがれ・・・わが春のうた 2017<1>

2017-04-11 00:01:53 | 風歌

    
雨上がりの曇り空にも満開の桜並木はため息物の美しさ
開花宣言とともに春の雨
久しぶりに「なたね梅雨」という言葉を思い出した

そこかしこに満開の桜並木
桜の種類も豊富で「桜の国」を身近に満喫
O川の両岸にはからし菜が咲き乱れ
薄桃色と鮮やかな黄色が見事なコラボを見せている

この季節になるとO川には淀川から大きな鯉が産卵のため昇ってくる
川面に目をやると「いるいる!」
勢いよく水しぶきをあげて飛び跳ねる鯉が…
ゆっくり泳ぐ大きな鯉の姿が水陰に結構たくさん

まだ冷たそうな流れで遊ぶカモ類
飛び交う幾種の野鳥たちも元気があふれでる
もう燕もやってきてお隣のガレージでは巣作りの準備が始まりそう
生き物たちの命の営みがその熱さが直に伝わってくる春…

    春のうた(短歌)をほんの少し

   高層のビルの谷間に青フグリほのかに咲きて春の始まり

     西宮の市民ギャラリーでの家人の展覧会の最中、オオイヌノフグリを
     見つけた。「こんなところに」…なんだかちょっと嬉しい

   
    満開の桜(はな)と競いて萌え出づる若き緑の歌うがごとく
     
     桜の見事な美しさとともに幾種もの若い緑が一斉に輝き出すのも
      この季節。今年はとくに淡さが残る幾多の緑に魅了されて…

   
   さまざまな緑織りなす春模様淡く眩い光あふれて


      満開の桜の妖艶さにも心うたれるけれど
      早い春独特の色模様、「山笑い野も笑う」
      心優しき佇まいに惹かれます

   
   
    舞い散るも落ちたる花も美しき「桜のごとく」は永遠のあこがれ


            

          
                    

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