☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

再び鞍馬山へ・・・

2011-04-27 15:39:33 | 徒然

 O川の川辺には爽やかな黄色い菜の花(芥子菜)が遠くまで咲き乱れ
  まだ小さいモンシロチョウが飛び交い始めた
 つがいなのか2頭(蝶の数え方って不思議だね)が
 入り乱れて飛び交う姿が可憐で愛らしい
 ソメイヨシノの並木はすっかり若葉になってかすかにピンクが漂う感じ・・・
 数本ある八重桜が満開だ 

    今年も鯉が昇り始めた
 大きな体を打ち付け合って水しぶきを上げている
 産卵しているのだろう
 見たのはまだ数十匹だが何だかほっとする
 今年もこの川に戻ってきてくれたことが嬉しい

 2羽のカルガモが水を跳ね上げながら毛づくろいをしている
 小鷺がゆったりと水辺に舞い降りる
 いつもの春の光景が広がる
 若葉の季節が始まっている・・・
 きっと被災地にも・・・

 10日ほど前、再び鞍馬山を訪れた
 丁度1ヶ月、あの時は雪が降っていた
 雪景色の山々はすっかり芽吹きの色に変わり
 山桜がいっぱいに咲き若葉も出始めている

 未だ余震が続き原発も・・・
 お礼参りとはなかなか行かないが
 しかしあの時から1ヵ月したらまた来ようと思っていた

 穏やかな春の鞍馬の山は人がいっぱいだった(この日からのことらしい)
 「京都1番のパワースポット」となどとテレビ等で紹介されもしているしね
 ケーブルの脇の「九十九折参道」の登り口には
 「清少納言も牛若丸も登った道・・・なるべく徒歩で・・・」

   とか言う看板が・・・
 今まで気づかなかった・・・登りはともかく帰りは降りてみようか

 本殿に祈りともつかない心を届け、また真っ暗の中、宝殿の翼の生えた魔王尊
 毘沙門天・千手観音に
お参りして・・・

 九十九折の参道を途中、鞍馬の火祭りで名高い「由岐神社」にお参りして
 鞍馬山の自然の気を感じながらゆっくり降りた
 (愛と光と力のシンボルという「いのちの像」は

   いくらなんでもちょっと・・・) 

 来月はちょうど「ウエサク蔡(満月蔡)」だ
 今年は鞍馬山との関係を大切にする日々が続きそうだ・・・
                                                                        

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フェアリーベルの暖輪室・・・「麗しき花せかい」

2011-04-23 00:09:54 | フォトチャンネル

 大好きな花たちを水彩で描きました
 いつの日も優しく麗しく
 清楚に華やかに
 柔らかき安らぎをあたえてくれます
 心優しきひと時を・・
・     
                        

       

 フェアリーベルの暖輪室「麗しき花せかい」      
      

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通崎睦美木琴コンサート♪

2011-04-19 00:00:33 | アートライフ

4月15日、、「通崎睦美木琴コンサート」が
京都芸術センター(旧明倫小学校)で 
「東日本大震災への支援」を目的として開催された
この企画を思い立ってから1週間余りと言うが

会場の「講堂」は満席…
案内はすぐ頂いたがNHKのラジオの生出演で

話されたのも功を奏したのだろう

昭和6年に改築され今は京都芸術センターとして

機能している旧明倫小で、
昭和10年製の往年の日米で大活躍した名木琴奏者

平岡養一氏が愛用した木琴の音色を…
ピアノは大正時代この学校に寄贈された「ペトロフ」…

しばしほっこりした気分を
京都から「義援金」として被災地に届けたい…

そんな思いで実現したコンサート

木琴の音色ってこんなに温かく優しく

また力強くもあったんだ…と思える
本当にその音色に演奏テクニックに酔いしれる

とっても素敵なコンサートになった

通崎さんが平岡氏のご遺族から木琴等を
譲り受けられた話等は良く知っていたが
演奏を聞く機会は今回初めて…

木琴の響きがリズムがとっても心地よく心身に広がってゆく  
「お江戸日本橋」で平岡氏の記憶のどこかにあったであろう

その木琴の音色が蘇り
「ラ・クンパルシータ」では平岡氏の演奏している姿が

通崎さんとダブって見えた…
私には平岡氏の明確な記憶とてないのに

どこかにイメージといては残っている…
とってもとっても不思議な体験だった…

東北の地にちなんで山田耕作の「松島音頭」や

福島民謡の「相馬流れ山」も演奏され心に沁みた…

通崎さんと知り合って「もう20年近くになるんだなあ…」と

演奏を聴きながら思っていた
今では「アンティーク着物」の発信者として

またエッセイストとして有名な彼女だが
知り合った頃(芸大を出られたばかり)から

天性のリズム感覚と卓越した技巧を持つマリンバ奏者だった
久しぶりに今回演奏を聴いて柔らかさや円熟味が加わった気がした

 (トークもなかなか落ち着いた感じで良かった…)
 
以前は友人知人を誘ってよくコンサートにも出かけていたし

お宅におじゃましたりご両親とも親しくさせてもらったり
家人の展覧会にもよく来て頂いたりしていた…
自宅に来てもらって私の着物を見てもらったこともあったなあ…

と思い出した
近いうちに、案内を貰っていた最近出たエッセイの

中心となった「新しいおうち」にも是非行ってみたい…

アンコールのショパンの「ノクターン」はまた違う感じで

とても優しくステキだった
京都から発信された優しさと温かさは

きっときっと響きとなって届くだろう…
                                              
 
 

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さくらさんぽ

2011-04-14 00:17:44 | 徒然

 柔らかい日差しの中で桜が咲き乱れる季節
 どんな時でも見事に咲く花々の美しさや力強い生命力に癒され元気づけられる

 このところ、時間を見つけてはいろいろな所へ「桜巡り」をしている
 体中の「共感疲労」から回復するのにもきっと有効だろう・・・

 「他を深く思いやることで、共感しすぎて、疲れ果ててしまうこと」を
 精神医学用語でそう言うらしい
 思えばこれまで「共感疲労」の多い人生だったと改めて思う
 それを何回か口にすると、その度家人も頷いてくれるので
 そばで見ていて納得ものなのだろう
 
 その人の気持ちになって考える
 その人の立場や状況を自分に置き換えて考える
 いくら思いやっても変わることはできないし本当の立場に立つこともできない
 しかし寄り添うこと、思いに添うことはできる
 言い換えれば「添うこと」しかできないのだ・・・
 ということを仕事でも日常的にも大切にしてきた
 けれど疲れ果ててしまうことも確かだった・・・
 回復に時間がかかってしまうことも事実・・・
 「共感」は大事だけれど、「切り替え」の力が重要だと遅ればせながら思い至る

 「今自分にできること」を問い続けている
 多くの人が同じ思いでいることが嬉しく力強い

 何がいけないかはわかった
 何が大切かもわかっってきた
 では具体的にどうすればいいかを
 問いながら「桜並木」を歩く

 自宅の近くの川沿いや駅に続く桜並木は満開
 時折吹く風に桜吹雪が舞う
 からし菜の黄色と桜ピンクのコラボラーションも優しく美しい
 
 桜を求めて家人と亀岡までドライブしていたら
 道端の手作りの「カフェ」の小さな看板が目に留まり
 「そういうとPさんとこ、自宅でカフェを開くって言ってはったなあ・・・」

 と思い出した
 車を回してよく観るとなんとそのお店の名前が書かれていた!
 「こうなったら行って見るしかない」・・・

 行き当たりばったり随分長ーい道のりだったけど
 後二つの看板にめぐり合い、こんな所に?と思うところに

 「カフェ」はあった・・・
 予想以上の素敵な素敵なお店(何しろ500坪の敷地にログハウス風の建物が
 展開されており、欅や樫、桜等、大きく育ったの木々の間に

 テラスや花壇が・・・
 陶器のギャラリーやショップもあって・・・)に到着
 「Yちゃん、どうして!?」「来たことあったっけ?!」

 「良く来てくれたね!!」とビックリされて・・・
 オーナー家族みんなに会えていっぱいお話が弾んだ・・・

 桜の国、見事な美しさのなかで 明日を、未来を思う・・・
 
                          

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フェアリーベルの暖輪室・・・フォトドリーム

2011-04-10 00:00:57 | フォトチャンネル

フェアリーベルの暖輪室「フォトドリーム」
日本の夢世界・光の世界を撮りました!
日本は麗しき国です!
明日へ・・・

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「さくらのごとく・・・」

2011-04-06 00:06:42 | アートライフ

 大阪で、さくらさくらカンパニー第13回公演
 「さくらのごとく~新撰組桜新説~」を観た
 さくらさくらカンパニーの代表的作品だ
 2月に京都の演劇祭参加作品として

 少し短いバージョンの「さくらの・・・」を観たのだが
 「今回も是非・・・」とお誘いをうけたので出かけた
 数年前にも友達をたくさん誘って観劇し

 とても評判良かった作品でアメリカの演劇祭でも
 評価されたと聞く
 
 新撰組総長「山南敬介」を中心に置いた作品だ
 
さくらさくらカンパニーではそれ以前から作品化しているようだが
 大河ドラマで堺正人が演じて話題を集めたが史実では謎が多い人物らしい
 (大河ドラマはほとんど観てないが堺正人の山南敬介は良かった・・・)

 山南は武士の出(近藤や土方は百姓の出らしい)で

 剣の使い手で教養高く温厚な性格とされる
 桜新説では土方等の屯所移転問題や局中法度のよる

 隊員への過度の制裁や粛清、人斬り集団と化していく新撰組の方向性への、
 総長山南敬介自らの死(切腹)を持っての戒め とする生き方を表現している
 「死して生きる」と言う感じか・・・

 「武士道」故の死生観!?・・・
 
 実史の中でも子供にも誰彼なく優しく

 常に温和で親切な山南敬介は
 荒くれたちの多い新撰組の中にあって特に目立ち

 京都壬生界隈でも長く言い伝えられた人物らしい
 

 人物設定も良くその淡々とした人柄が実によく表現されていて
 笑いもあり、また多くの涙を誘われる・・・

 芸者明里の設定もいい
 (仲間内での粛清等や人斬り集団の印象が強く

  本当は私は「新撰組」は好きではないのだが・・・
  浅田次郎の「壬生義士伝」は好きだけど・・・) 
 
 この大地震と大津波、原発事故の中にあって
 日本人の本質について考える
 自然への畏敬の念、「明るい無常観」、死生観等々
 大和魂・武士道・自己犠牲・・・
 今まで良い感じで捉えていなかった、抵抗感があった言葉・・・
 今だって間違って捉えたら偉いことになることには変わりがないが・・・

 
  津波の海で他人を助けようとして亡くなった人が多くいる
 地域の世話役として、会社の世話役として、学校の先生として・・・
 近所のお年寄りや残った人たちを助けたいともう一度

 車を走らせた主婦の方々・・・

 「これから現場に入ります。奇跡を祈ってくれ・・・」
 「お父さんは大丈夫だ・・・お母さんや兄弟を守って・・・」
 と娘や息子たちににメールをして原発の事故現場に入っていく父親たち
 その娘や息子たちのツイッターから生に送られる声・・・

 自分だったらどうするだろう
 自分だったらどうしただろう
 自分の中の大和魂いや人間魂が見えてくる・・・

 どうすれば希望に向かえるのか
 祈りの中に一人ひとりが問われている・・・
                          

 

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春が来る・・・

2011-04-01 01:08:10 | 徒然

   ミモザの黄色が目に染む
 桜がほころび始めた
 いつにあっても植物は生き生きとした華やぎを見せる

 原発問題は未だ解決にはほど多く
 こころのざわざわはなかなか静まらない 
 
 しかし今
 一つの世界が終わった
 ここから新しい一歩が始まる

 「ともにある」
 人と人とのつながり
 日本人としての一体感
 本来の日本人がもつ輝きが蘇る
 忘れかけていた深い深いところから湧き出る「熱い息吹」

 自分にできることをしたい、しようと
 子供たち、若者たち、お年寄りさえも…

 日本中のさまざまな人たちが
 気持ちをつないで行動を起こしている

 しっかりと丹田に力をこめ
 必至で
大いなるものを信頼しようとする
 静かな人々の輝きが見える

 不安や恐怖、不信や疑い、非難は分離感を生み続け
 人々の目覚めへの信頼や人々とのつながりを感じることは

 未来への希望を生む

 「人と共にあること」は
 人間が犯してきた間違いも自分のものとして

 受け止めなければ成らないと思う
 それが誠実さであり、人間としての強さだ
 そこから新しい道を開く力が生まれ

 新しい明日が始まる
 
 さて今
 自分はどの道を進むのか
 どんな未来を選ぶのか決まるような気がする                                                                                  

                                             

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