☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

煌めく山肌女神の湖は息づいて・・・山梨・信州秋旅2021<1>

2021-10-29 00:00:30 | 徒然・・・旅

蓼科・山中湖4泊5日の秋旅
今回は心置きなく雨模様の京都を出発
初めて体験する10月の暑さの中で準備に惑いながら
「帰ってきたらきっと寒くなっているんだろうな」と…

高速から眺める風景はまだまだ緑で
案の定紅葉がすっかり足踏みしてしまった感じだ
車はそこそこ多くなっている

中央道を諏訪で降りて向かう蓼科方面は
すでに霧が出てくる気配に…
「蓼科日和」で近況をおしゃべりしながら
ゆったりコーヒータイムを楽しんだ

1昨年深く濃い霧で全く見えない体験を想って
周辺巡りは諦めて今回2泊するAヒルズへ直行
またまた客室の改装が素敵に進んでいた

ゆっくり静かに流れる時間…
言うことなしのお食事とデザートにいつもながら大満足
特にメインの信州リンゴ牛のステーキは絶品

昼間は例年になく暖かかったけれど
夜にはすっかり冷え込みやっぱり床暖をお願いした
          
                     

明けて晴れ
青空の広がりが嬉しい
コガラやシジュウガラを眺めながら
美味しい朝食をゆっくりと頂いて出発

まずは女神湖を一周して…
去年は特に「紅」が例年になく際立って綺麗に色づき
本当に美しい黄葉紅葉が見られたけれど
今年は緑が多くすでに枯れている木も…
ちょっと残念だがこれも自然の成り行きだ

明日からの予定もあり「買い物」を済ませば安心と「菜菜色畑」へ…
お土産にもする10種以上の夏・秋野菜や
果物を買い込むのはいつものこと
ツルウメモドキやユーカリも買えたので満足
初めての道の駅にも寄って一応お買い物は完了

第2蓼科牧場で牛を遠目に眺め蓼科山や浅間を拝み
これも恒例のアイスクリームを食べる
長門牧場でアルパカを愛で周囲の峰々を眺める
今日はよく見える
「あれは妙高かしら!?」
夏買って帰って美味しかったNAGATOFARM特製の
キャラメルジャムを買った

御泉水自然園へ
まだまだ緑が多い感じだ

ここ蓼科でもこのところの異例の暑さで
カラマツは葉を落としているものもあるがカエデ類は紅葉が遅れ
ナナカマドは実は赤くなってるけれど葉はすでに茶色く枯れている等々
今年は何か変な感じの黄葉らしい
これからどう進むのかはわからないけれど

カラマツの落ち葉の道を歩くのは気持ちいい
渋い色合いの森の木道をゆっくり歩いて
秋の森をじっくり味わい満ちるエナジーを頂く
池にニジマスが戻っていたのが嬉しかった

いつもは通らない道を行くと
コガラ2羽とゴジュウガラがほんの近くを
行っては止まり飛んでは道に止まって
まるで道案内するように先導してくれた
セグロセキレイやキセキレイ等のセキレイ類は
道案内?!をしてくれることがよくあるが
他の野鳥では初めて

           

昼食を済ませると益々快晴に…
晴れ渡る蓼科ブルーが美しい
これもお決まりの白樺湖から霧ヶ峰へビーナスラインを…

山肌もくっきりと峰々が大きく
八ヶ岳も蓼科山も大きく堂々として素晴らしい
長年各季節幾度となく訪れているのに毎回違う顔が見られる
自然の技、自然の大いなる恩寵だ
黄葉には少し早いが今年はススキがすごく綺麗に見える
甲斐駒も仙丈ケ岳等々馴染みの山々が峰々が
大きくくっきり見えるのが嬉しい

霧ヶ峰の富士見台からは富士山以外
八ヶ岳連峰・南アルプス・中央アルプス・北アルプスまで
綺麗に眺めることができた

午前午後2回大河原峠を目指したが途中で霧が出て断念
またまた女神湖へ

秋晴れのこの上ないきらめきの中
あまりにも美しい蓼科山とそれを映した女神湖
膨らみかけた月がブルーの空に輝いて…
唯々見とれることしばし…

豊かに静かにゆっくりゆったり流れる時間がやっぱり心地よい

今夜もコース料理に舌鼓をうち
デザートのAヒルズ本来の中がトロットロの
バスクチーズケーキが最高に美味しかった…

                                 
     
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マジックアワー・・・魔法の時間?!

2021-10-08 00:00:09 | 徒然

辺りは秋の装いが少しずつ進んでいく
しかし10月とも思えない蒸し暑さが続く
9月は思いがけず過ごしやすかったので良しとしよう

9月の終わりに6輪の月下美人が一斉に開いた
花の豪華さは勿論のこと6輪開くと香りもひとしお
この香りごと届けることができたらといつも思う

「秋は夕暮れ!」
このところ夕焼けが本当に美しい
つい写真も撮りたくなるため息もの…

特にこの季節の日の入り前と日の出前の10分ほど
空の碧の美しさ透明感が増し紅色が溶け込んでくる
マジックアワー

数年前家人の油彩画に「魔法の時間」と名付けた
(稀に名付け親を頼まれることがある)
西洋風の何故か懐かしさがよぎる街角風景
夕暮れ前の何か不思議さの漂う感じに
「マジックアワー」から頂いて「魔法の時間」とした

その絵は秋の展覧会で評判となり
いまだに忘れられないという人もいる
ところが「魔法の時間」からマジックアワーを
連想する人は誰もいず…

「魔法」という言葉から見る人ひとり一人に
それぞれの物語を想起させたらしい
それはそれでとってもいい感じなので全く
「マジックアワー」のことは言い出す機会もなく今に至っている
 
      

自宅3階から写メを撮っていて思い出した
春先に少し身を乗り出すとかなりはっきり見えていた「愛宕山」が
知らぬ間に建物の陰に隠れ頭しか見えなくなったことに気が付いた
ちょっと悲しくて短歌にしたこと…

京都で一番高い山「愛宕山」
京都人にとっては信仰の山
昔は京都のどこの家のお勝手にも
「火の用心」の愛宕山のお札が貼られていた

家を建て替えて窓から「愛宕山」が見えると
気が付いた時はちょっと嬉しかった!
恥ずかしながら立て替えてから
だいぶ時間がたってからだったけど…

何とか特徴的な頂きが見えるだけでも有難いと思うことにしよう
夕映えの空にかすかに浮かび上がる愛宕山のシルエットも美しい…
「わかるかな?」の感じだけれど・・・
            
          
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