5月下旬、雨がぱらつく真夏日予報の早朝
今年はまた「富士山を真近に見たい!」と静岡・田貫湖から
富士五湖、富士吉田めぐりそして信州蓼科へ春旅に出発
全日程雨予報!
でも「大丈夫!問題ないですよ!」と内なる声は聞こえるものの
なかなか信じられない…でも「どうにかなるさ」と気を取り直して出発
「名神」にのって、草津から「新名神」に…そして「新東名」へ
目出すは静岡県と山梨県との境、富士宮市の田貫湖!
ダイヤモンド富士や逆さ富士で有名なお宿は大人気で
昨年秋に旅友の群馬在住のⅠさん夫妻に下見をしてもらって
すぐあと予約、富士山ビューのお部屋をゲットしてもらっていた…
初めての行程もありあまり休憩も取らずに走る
工事渋滞は多少あったものの思っていたよりもずいぶん早く
6時間足らずで富士宮の現地へ…
新富士インターを降りたら曇り空の中ながら
昨年秋に旅友の群馬在住のⅠさん夫妻に下見をしてもらって
すぐあと予約、富士山ビューのお部屋をゲットしてもらっていた…
初めての行程もありあまり休憩も取らずに走る
工事渋滞は多少あったものの思っていたよりもずいぶん早く
6時間足らずで富士宮の現地へ…
新富士インターを降りたら曇り空の中ながら
見事に大きな富士山がまじかに垣間見えて「うわっ!」
思わず声がでた
思わず声がでた
田貫湖が目の前に広がるお宿に着くと
「ついさっきまでそこにでっかい富士山が見えてたんですけど…」
先に着いたⅠさん夫妻が誠に残念そうに…
辺りは見渡す限り真っ白…小雨模様になってきていた
「もう少し早く着けたら良かったな」「ほんとに残念…だけど…」
チェックインまでまだ時間がある
「雨が降り出す前に白糸の滝に行ってみたい!」と家人
Ⅰさんの車に便乗して「白糸の滝」へ…


水音高く高さ20メートルの岸壁から流れ落ちる落ちる大きなスケールの滝!
脇から細く白く数百の滝が流れ落ちるそのスケール感は見事!
箱根の「白糸の滝」よりかなり大きい
景観優美な滝!沸き起こる風と水息吹が心地よい!
「天下の名瀑」の名にふさわしい滝だ
少し歩いて隣接する「音止の滝」へ向かう

こちらも25メートル上から流れ落ちる瀑音が轟く
さっき雨かと思ったのはここからの水しぶきだったのだ
こちらは勇壮な滝だ
(曽我兄弟の仇討ちの逸話からの命名という)
周辺は広くご当地らしい店も結構ありインバウンドが半数以上の
観光客でにぎわっていた
(晴れていればここからも富士の姿が…残念)
雨もパラパラ程度で二つの滝の雄大さな美しさに出会えて
「来てよかった!」
宿に戻りすぐ前の田貫湖へ
ドーンと聳えている富士山は見えないがベンチに座って
道具ご持参でⅠさんが入れて下さるコーヒーでまったり…
お土産のご当地ラスクもいつもながら美味しい
田貫湖は関東大震災後にもとにあった池を整備してできた人工湖という
(予想通り「龍伝説」もあった…)
形も面白く思っていたよりも小さいが一周できる道も整備されており
ななかいい感じで心地よい気が静かに流れている…
お部屋は眼前に田貫湖が広がる全面窓の(網戸も入れてない)
これ以上ない「富士山ビュー!」
少しレトロだが結構広いお部屋に広いベッド等々いい感じだ!
食事の前にまずは「温泉!」
人も少なくて湯の質まったり心地よくゆっくりほっこり汗を流す
やっぱり温泉はいい!!本来ならここからも富士が見えるのかしら…
妙義山の時のように「湯あたり」しないようにと気を付けて…
(少し後だったら、温泉は芋の子を洗うような状態だったらしい)
夕食は豪華なバイキング!
和・洋・中・B級グルメ等、フルーツやデザートも豊かにそろっている
飲み物もしかり…
コンセプトは「静岡」名産!
何といっても素材がいい!!フルーツ等新鮮で高級感がある!
「惜しげもなく」と言う感じがまたいい
味付けが濃くなくていいお味具合でいろんなものを
いつになくたくさん食べることができた
バイキング苦手な家人がとても気に入って大満足な様子…
4人とも「これだけ準備万端整えたのに<富士山が見えない…>という
切ない思い」をどこかに抱えながらも(他は何も言うことがない)
寛いでゆっくりといい時間が過ぎていく
今回は恒例のご当地土産の他に家人が30数年前に京都市の依頼で
絵を描いた「絵本」が、思いがけず今年に入って再販され
それをプレゼントに持ってきていた
研究団体とともに創り上げた「絵本」で販売用ではなかったけれど
全国に配られ京都市ではいろいろと使われて来たらしい
3月には記念の講演会にも参加し発刊当時の思いも長年に渡って
大切に受け継がれ研究もされてきたことに感激もした
新しく「絵本」を基にした漫画本も出されるようで
「絵本」の再販も決まったと言う
初版はハードカバーだったけれど今回はソフトカバーになってはいたが
「色」等も原本通り美しく刷り上がっていた
その辺りのお話等も交えてロビーでゆっくりお話しすることができた…
明日は待望の「富士山」が見られることをひたすら祈って
それぞれのお部屋へ…
それぞれのお部屋へ…

富士山が真近かな場所では以前からほとんど眠れない
「夜明けの富士」を待つ時はもちろんだがたとえ天気が悪くても…
きっと富士の持つ強いエナジーの影響なのだろうと近頃は思っている
「夜明けの富士」を待つ時はもちろんだがたとえ天気が悪くても…
きっと富士の持つ強いエナジーの影響なのだろうと近頃は思っている
午前3時頃その大きなシルエットが浮かび上がった!
4時半頃青く輝く雄大な富士の姿が…
「ありがとうございます!!」もう嬉しさしかない!感謝しかない!
もうしっかり田貫湖には逆さ富士が写っている

4時半頃青く輝く雄大な富士の姿が…
「ありがとうございます!!」もう嬉しさしかない!感謝しかない!
もうしっかり田貫湖には逆さ富士が写っている

時忘れ夜明けの富士を眺め居りただただうっとりただ有難く