ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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言葉遣い

2012-10-12 10:43:10 | ひとの幸福
3才のイブに向かって、「もう食べなくていいよ」と別に怒っているわけでもなく娘が言う。

イブは「食べるぅ!」と叫ぶ。

多分、昨日だかに書いた褒美のデザートが食べれなくなるということがいやで、

そう反応するのかと思うのだけど・・・

食べなくていいよ、という言葉遣いを、何度か続けて言っていたので、なんだか変な感じがして来た。

なんだろう?・・・

このことで思い出した。

舅と同居してそれほどの日にちが経ってない頃、

何かの料理を作って出したけど、それが美味しくできてなかったので、

無理して食べないでくださいね、という意味合いで、舅に「食べなくてもいいんですよ」と発したら、

舅は「何をぅ!」という感じで、さっと顔色を変えた。怒った顔付きになった。

誤解されたと思って、慌てて、いや、そういう意味じゃなくて、

美味しくないから無理して食べたりしないでくださいね、って言いたかったんです、と言った。

したら、すぐにそうか、とわかってくれたんだけど。

私に対して6年9ヶ月の間に怒った顔を見せたのはその時だけだ。

穏やかな義父だけど、あー、誇りを傷つけられたと思って怒るんだなぁと感慨深かった。

他者のする行為(食べる)に対して、行為しなくてもいいよという上から目線を発するのは、

3才にしても嬉しくてたまらないことじゃない・・のかもしれない。

それをやっている今ここで、それをしなくてもいいよ、と上から目線で第三者が言う・・・??

3才でも行為の主体は自分だということがわかっている・・んじゃないか・・





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